1999年の競馬をさんきちの購入馬券から振り返る

 

 お、この色いいじゃないか!?と思いつつ始まったこのコーナー。ま、冬場で書くネタがない時の急場しのぎ・・・
のつもりが、ある事に気づきました。このコーナー、1年に1回しか書けないコーナー(爆)。

 ・・・んな事はほっといて、%タイトル%でしたね。まあ本来、このコーナーはJRAの年度代表馬が決まる1月上旬に
アップさせる予定でしたがいかんせん、1月になっても僕自身が忙しかったので一度はボツになりました・・・。
 が、2月に入って暇になってきた・・・割には書くネタに窮してきまして・・・(他を書け、他を!)。ということです、はい。
少しでも分かりやすくするために「牝馬戦線」「4歳牡馬」「それ以外の牡馬戦線」「地方戦線」に分けてみました。

 

◎牝馬戦線

 ちょうど去年の今ごろでしょうか?京都競馬場で「エルフィンステークス」という4歳牝馬オープンレースが
ありましてそこで僕はとんでもないのを目撃することになります。その名はゴッドインチーフ。サクラを目指す
レースで他馬を7馬身、8馬身・・・とぶっちぎり。競馬場の実況の人まで興奮するほど。そのレースを見た瞬間、
4歳牝馬はこの馬と心中!!と決めたものです。
あと他にも阪神3歳を勝ったスティンガーとかがいたので、「今年の4歳牝馬は面白い!」と感じました。

 で、その桜花賞。期待に違わず・・・裏切ってくれました(泣)。まあ馬券的にはプリモディーネを抑えていたので
勝つには勝ったんですが。でもまあしっかり末脚は残しての入線だったので「次はオークス!」と思わせてくれました。
でもって結局は全く来ない。(…。)しかも見せ場すらない。挙げ句の果てに12月の訳分からんオープンレースに
出ていた・・・。あれには悲しくなりました。
 桜花賞で思い出したけど、今年の牝馬戦線って結局メジロドーベルの独り舞台だった、とも言えます。スティンガー
とか秋競馬を沸かせたヒシピナクルなど健闘した馬もいたんですがねぇ・・・。
 あ、思い出した。牝馬といえばあともう1頭に翻弄されました。その馬は・・・、ハギノスプレンダー。しかしこの馬に
翻弄された人は全国でもそうはいないでしょう・・・。

◎4歳牡馬戦線

 正直いって4月の段階ではあまり関心はありませんでした。まあ2月の時点でHPのネタ代わりに全G1レースの馬券を
買っておこう、と思っていたから馬券を買った、という程度でした。前年の牡馬がスペシャルウィーク、セイウンスカイ、
キングヘイロー、エルコンドルパサー・・・とそうそうたるメンバーだったから仕方なかったかも知れません・・・。だから
トライアルレースでは1回も馬券を買いませんでした。
 でもって最初のクラシック・皐月賞を勝ったのがテイエムオペラオー。期待されたアドマイヤべガは着外。これによって
ますます4歳牡馬に興味が・・・。まあその意識はダービーで変わりましたけど。やはりいいレースをしてくれると助かる。

 そう言えば菊花賞ではアドマイヤべガを本命にしたんですが見事に外しました。馬券的には痛かったんですが、
そんなことどうでもいいくらいでした。3頭が3冠を分け合ったのが良かったのかも。ただしスケール的にSWやGW、
あるいはエルコンドルと張り合えるかというと、うーん・・・。

◎それ以外の牡馬戦線

 まあここのページに来て頂いている方はこのコーナーはステイゴールド中心になることは想像に難くないと思いますが。
まずは彼が99年に出たレースを振り返ります。

日付 レース名 勝馬
2/4 京都記念 7着 エモシオン
3/28 日経賞 セイウンスカイ
5/2 天皇賞 スペシャルウィーク
5/29 金鯱賞 ミッドナイトベット
6/20 鳴尾記念 スエヒロコマンダー
7/11 宝塚記念 グラスワンダー
10/10 京都大賞典 ツルマルツヨシ
10/31 天皇賞 スペシャルウィーク
11/28 ジャパンカップ スペシャルウィーク
12/26 有馬記念 10 グラスワンダー

 このうち馬券を買ったのが太字の奴。それにしても連に絡まなくなったなぁ(泣)
99年初めて買ったのが日経賞。まさかセイウンエリアにも負けるとはなぁ。そこからG2、G3では訳の分からない馬にも
負けるのだがG1ではそれなりに上位に来るといういつもの・・・が↑のように今年は今一つ。
 それがこたえたのか秋の天皇賞では7番だか8番人気。そこでした決断、ステイゴールド総流し!
まさか馬券が当たるとは。しかも初の万馬券。でもステイはやっぱし2着(泣)。
 これ以降しばらく、僕の購入馬券が「穴狙い」になったことはいうまでもありません・・・。

 

◎地方戦線

 「地方」といっても別に「NRA(地方競馬)」を指しているわけではありません。まあ札幌とか函館、福島、新潟、中京、
小倉あたりで行われるJRAの競馬、ということでしょうか?
 特徴としては色々あるのでしょうが、全体的に競馬場が小ぶりということでしょうか。まあそんな事は置いといて。
買ったなかで印象に残っているのが福島記念と愛知杯。まあ秋以降っす。つまりこれほどハマったのはつい最近。
つまり「G1を欠かさず買う」→「そうすると勝った馬だけでなく惨敗した馬も記憶に残る」→「その馬にも負けたが妙に
気になる」・・・と繰り返して結局行きついた先が地方重賞。しかも僕らが「うさんくさい」とネタにする馬が集まるレース。
 見てて面白いんですよ。どれが勝つか分からないところが(大体そういうレースはハンデ戦ですし)。印象に残った
レースの福島記念、実は僕はある事情でこの日はどうしても万馬券を狙いざるをえなかった。で、目に付けたのが
ラティール。この馬、まだ900万クラスだったのですが、枠が余っていたので重賞のこのレースにも出場できたんです。
「これはチャンス!」と思い彼女の馬から数点。追込みも効くだろうという淡い期待を乗せて・・・。で結果は・・・、
全く届きやしない。前残り。しかも勝ったのがまた「うさんくさい」ポートブライアンズ。2着は菊花賞にも出ていた
レオリュウホウ・・・。トホホ。ま、彼女は次の愛知杯で頑張って2着。そこで勝った馬がバンブーマリアッチって・・・。

 

◎結論(あるのか?そんなもん)

 今年の競馬界って、僕にとってはスペシャルウィーク、エルコンドルパサー、グラスワンダー・・・と揃いも揃って
5歳馬が強かった(目立った)、ということなんだろうなぁ。

まあ5歳時が一番脂が乗っている時だと言えばそれまでなんですが。
そう言えばアグネスワールドとかマイネルラヴもそうだったような・・・。さらにはバンブーマリアッチもだった・・・。むぅ。

以上、このコーナーおしまい。

 

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