goodtimes & badtimes in 20th century

よいときもわるいときも



12月30日 趣味の立ち読み

 本屋が好き・・というか本屋で立ち読みするのが大好きなわたし。
立ち読みが趣味といっても過言ではないかも?
本当はいつだって梅田界隈のおおきな本屋で立ち読みなどしてみたいところ。
梅田界隈の大きい本屋といえば、アバンザ堂島のジュンク堂は通路に椅子と机が置いてあって、立ち読みならぬ、座り読みができちゃうので大好きだし、旭屋はレトロな感じが大好きで、一度にエスカレーターで最上階までいってそこから各階巡りをして階段で一つ一つ降りてくるのがわたしの流儀。
紀伊国屋はあまりに混み過ぎてるし、置き引きされかけたこともあるので、便利だけど、立ち読みの為にはあまりいかない。

今回は、自宅近辺の郊外型の本屋へ立ち読みするべくgo!(忙しいのになにやってんだか)。
イロイロ読んだので、なにに書いてあったかは忘れたけれど、なんとなんと、わたしの大好きな「仮面の忍者赤影」がリメイクされてテレビに再登場!!という情報をゲットしちゃった!!
こりゃ一大事!とおもい記事を読み進めたところ、主演はもちろんオリジナルの坂口祐三郎さんではないし、(あたりまえや!)凧にのる白影も少年忍者の青影も登場しないらしい。
「それじゃ、まるっきり別物!?」とおもっちゃう。
赤影役の俳優の名前も記載されていたけど、全然しらない人だったし(ま、役者の名前に疎いのでしょうがないけど)
新作赤影のタイトルは「RED SHADOWー赤影」ってそのままでんがな・・・・(苦笑)
赤影さんは、その昔少女だったわたしが物心ついて初めて「かっこいい人だな〜」とおもった初恋の人なので、できればあまりキワモノリメイクしないでほしいな〜と、心で呟くのだった。

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12月29日  大河どらま 

テレビで「毎週何時にこの番組をみる」ということがかなり苦手なわたしは連続ドラマというものをみることにはむいていない。
というわけで、大方の連続ドラマというものに無縁で生きている。
しかし、そんなわたしが唯一毎週みているものが、NHKの大河ドラマだったりする。
別に歴史に興味があるからとか、教養をつけようとかそんな意図は全くなく、親が「日曜の夜は大河ドラマ」という人だったせいで、子供の頃からずっとみていたーその惰性でみているといってもいい。

 で、今年は「葵 徳川三代」だったのだけど、毎年ほとんどの作品が一人の人間を主人公にしていたのを、今年は家康ー秀忠ー家光の三人に生ザマを描いているわけ。
戦国時代は大河でも演りつくされているだけに、奇をてらおうとした試みも多かった。
たとえば、水戸光圀を語りとして参加させたり、あと、不必要に秀忠や家光に着物を脱ぐシーンを多用してたり(見たくないんだけど、ホント。)
扱う時代が長いこともあって最後の方は、「何年に、誰が亡くなった」などの羅列になってしまったし、漫然とした感が否めなかった。最初の方は、関が原の合戦など、ダイナミックな映像がたくさんあって、大味ながらも「良い予感」がしていたのにな。
江守徹の石田光成の役も大仰でよかったし。

最近の大河では出演する俳優(特に若い)に「梨園の御曹司」方が多いような気がする。今回わたしの狭い知識でも、家光、豊臣秀頼役がそう。彼等はやっぱり、時代劇衣装が似合うし、なにより「声」が他の俳優とくらべてすごく通るような気がする。
この風格は一朝一夕にはできないものであるが、家光くんのゆるんだ顎にはちょっと残念。
「若いんだからさ、もちょっとなんとかしてください」とおもったりした。
今回の登場人物では、大野治長役の保坂尚輝が華があってよかったな〜。あと朝廷の武家伝奏役の俳優(名前不明)いかにもいぢわるげな公家風で、柳生一族の陰謀にでていた烏丸少将=成田三樹夫っぽくてとてもイイ感じ。

しかし、歴史ドラマの宿命として、一人の主人公の一生を扱うのだけど、大抵の人間というのは晩年は少し「ヨクナイ」人になるのが常で、特に偉業をなした人ほど、晩年は哀しいものがある。(秀吉なんて晩年はかなり情けないし)
だからドラマとしても、最終回に近づくほど、なにやら寂しい感がでてしまう。
今回は、ドラマの後半で、家光ー忠信の兄弟ケンカが随所で描かれ、見ていて割とイヤな気持ちになってしまった。

その意味で、最終回に向けて、どんどん盛り上がっていく素材は「忠臣蔵」なんである。
丁度12月あたりで、討ち入りシーンに突入するので、みている方はなんだかドキドキしてしまう。
昨年の「元禄繚乱」にはすっかりハマってしまったわたし。
忠臣蔵は過去数えられないくらいに舞台映画ドラマで取り上げられた作品だから、作品としては練りつくされているモノである。
それだけに見る側もある程度安心してみられるというのもあるかもしれないし、そのぶん視聴者の視線はシビアかも?

ともあれ、来年の大河どらまも期待!
きっとわたしは、NHKしか電波がはいらない地域の(そういうところがあるかどうかは別として)他になにも楽しみのないおばあちゃんのように、毎週日曜の夜8:00にテレビの前に座り続けることだろう
(ちなみに、昨年の元禄繚乱は本放送とその夜のBSの再放送、次の週の土曜の昼の再放送と3回同じモノをみてた。ま、それほどはまってたわけで、赤穂浪士の田中貞四郎サマ贔屓だったんだけどね。彼は打ち入り前に非業の死をとげたのでした合掌)   

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12月28日  wooch近況 

 しばらくのあいだ、「眼を使うこと禁止」状態になってた。
ってたいしたことではなかったんだけど、右目が結膜炎になって、それが左にうつったり、また右が悪化したりしている内に結膜炎が角膜炎に進化(悪化?)してしまった訳。
そうなると、常に視界が霧がかかったようになっていて、ちょうど「十一夜物語の世界観」の地図イラストをWebpageに載せようとしていたときにその状態だったので、
「なんでこんなにイラストがボケるんだろうか?vaioの画面が調子悪いのか?」
などとおもっていた。結局はわたしの「眼」自身がすでにボケだったわけで、ちょっと哀しいお話。

おまけに、診てもらった医者(呼び捨て)が結構、威圧的(いばりんぼ)な人で診察に行く度にわりとイヤな思いをした。
結膜炎角膜炎は簡単に涙から感染するらしいので、あるとき診察時に医者に対して頭にきたので、
「先生、好き!」
とかなんとかいって抱きついて涙を流してうつしたろーか!とまでおもったけど、「ホンマに好きなんか?」と医者(推定50代後半)におもわれるのもシャクなので止めた。(ってそういう問題でもないか)
ま、ともあれ、完治したのでいいってことにしておこう。

さてさて、最近は「Endless VIDEO Night」など他のページを一向に更新できていないダメなわたしだけれど、なんとか近いうちには、「グリーンマイル」を(おそまきながら)みた気持ちとかを書きたいな〜などと考え中。
しかし、重いテーマを扱っている映画なので、なんだかおいそれとは書けないので、ビデオ化後すぐにみたわりにはここまでダラダラひっぱってしまった。
いあいあ、サブキャラの「デビット・モース」とってもよかったし・・・ちょっと怖いシーンもあったけど、心に深く染み入るストーリーはさすがスティーブン・(ワーカホリック)キング。

そういえば、去年の今ごろはビデオで「ライフ イズ ビューティフル」を観た。
これも、よかったよね〜。音楽も綺麗だし、
「ぼんじょるの〜ぷりんちべっつぁ〜」 っていうイタリア語のセリフがすごく気持ちよく聞こえてきたし・・
女の人をこういう風に呼べるのはやっぱラテン系だから??
失礼ながら日本の男性ではこういうセリフは期待できないしね・・・
・・・ってマークス・寿子女史はいってるか?わたし?

その他woochの近況としては、
心残りなこととして、
1 今夜渋谷で行われていたK.ODA「カウントダウン3日前ライブ」に行けなかった事。
2 大晦日八景島で行われるK.ODA「カウントダウンライブ」に行けない事。

ちょっとうれしかったこととして
★三箇月間自宅内行方不明だったピアスがひょっこり生還したこと

である。今世紀最後のぐっとらっくなのかもしれないな〜

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12月13日 嗚呼恥ずかしい 

 最近フィギュア呆けしているわたしが、なんてこったい、恥ずかしい間違いをしてしまった。
なんと、なんと「フィギュアに夢中」のクーリックの名前をまちがってた〜。
正確には「イリア・クーリック」
ほっぺが赤いきうとなロシアのスケーター・・・最近テレビでみれないけれど、ワールドプロでは善戦しているようで・・デジタル放送・・見たい!!っつーか、うちのテレビ映らない・・・去年買い換えたばかりだしなあ・・・

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12月10日 フィギュアに夢中2 

大好きなフランスのスケーター、フィリップ・キャンディロロは長野五輪後、プロになった。
日本のかたすみにいる私などにはまったくその後の消息はつかめなかったのだけど、ここにきて、「French skater」というMLのお蔭で、こんなわたしにさえ、「キャンディロロ・ワールドプロ優勝!」という情報が飛び込んでくる。
とってもイイ世の中になったな〜と実感。
プログラムは「エスメラルダ」だとかで、見たい!みたいよ〜

 この模様はNHKので放送されていたものらしいけど、ハイビジョンだったそうで、残念ながらみれなかった。
おまけに、昨日の昼にNHK総合で放送されていた「NHK杯総集編」をビデオにとろうとしたら、予約を「12ch」でしたようで、帰宅後みたビデオには、延々「囲碁」の番組が録画されている始末・・・・
街に流れる達郎の「クリスマスイブ」を聞くのと同様、なんだか切なくなってしまったのでしたって、ビデオ予約もできないおバカさんな私(涙)

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12月9日 フィギュアに夢中 

 先週末のフィギュアスケートのNHK杯にはすっかりハマってしまった。
男女シングル、ペア、アイスダンスと次々と繰り広げられる「お耽美」な世界にすっかり虜に。
しかし、一見、リリカルで耽美的な世界を繰り広げているように見えても、そこはスポーツの世界。
「水面をすべるように進む白鳥は、水面下では、渾身の力をこめて、足を動かしている」的世界なんだな〜と実感させられる。
今のフィギュア界では、男子ではもう4回転ジャンプはメダルを取るにはすでに必須であるし、それどころか、1プログラムに2種類の4回転を入れる選手もいるほど(世界に5〜6人だそうな)
NHK杯男子シングル優勝のロシアのエフゲニー・プルシェンコ(なんと18歳)は4ー3ー2回転のコンビネーションジャンプを得意としていて(これがほんとうにスゴイ)彼の練習量は週28時間だそう。
これは日本のエースの本田武史くんの二倍で、おまけに4回転を飛んだ後って軸足には体重の4倍以上の力がかかってしまうそう。これは、すごい過酷なことだな〜。仮に体重が50キロだとしても、片足に200キロがかかっちゃうことになるのだから。
しかし、そんな「汗と涙」なんて全くしらないよ〜といった華麗な演技のプルシェンコくんに、人々は手放しで「天才」の名を送る。本当に彼って、「華麗」。その容姿もフィギュア向けだし。(ああ、写真がないのが口惜しい)

フィギュアの最大の楽しみはエキビジョンだけど、その時の彼は蛍光黄色の上下にオレンジとパインをあしらった全く能天気な衣装(おまけにおそろいの大きな帽子)で現れ、会場を沸かす。
スケーティングの最中にリンクから出て、会場の女性客の手をとり、キスをする場面も・・・・。
あーん、お耽美。これって、やっぱ、恥の文化を背負った大和民族にはできない技だなあ。
(このあたりは川原泉の漫画「銀のロマンチックわはは」にも詳しい)
そんなおちゃめな技をこなしても、プルシェンコくんは、あっさり4−3−2のコンビネーションをさっくりこなす。
オマケに、男性なのに、ビールマンスピンまでこなすのだから、たまらない。おそるべきしなやかな筋肉の持ち主。
来日以来時差ぼけと頭痛に悩まされ、前日は8時にベットに入ったという悲壮なエピソードとはまったく切り離されたところで、彼の演技がある。すごい。すごすぎる〜。

長野五輪の時、「ロシア代表になるのは、オリンピックで勝つより難しい」といっていた選手がいた。
イリア・クーリック。フィギュア界のディカプリオともいわれたのがその人(微笑み)
そうそう、わたしったら、長野五輪でも結構フィギュアにいれこんでいたっけ。
クーリックに、エルドリッジ。一番の御贔屓はフランスのフィリップ・キャンディロロ。
彼がフリーのプログラムで演じた「ダルタニアン」は「これはスケート史にのこりますよね」と実況していたアナウンサーがいたほどのエンターテイメント性にあふれるものだった。(この男性アナウンサー、かなりいれこんでた)
そんなことをおもいだしたら、なんだか急に、クーリックやキャンディロロがどうしてるのか知りたくなってしまい、ネット検索などしてしまいました。(いやいや便利な時代) クーリックには、ヒットできなかったものの、キャンディロロファン応援サイトが見つかった。
キャンディロロのことを「ロロ様」といって慕う人々の多いこと。(しかし、ロロ様ってなんか、スギ様みたいだ〜)
ロロ様を慕ってフランスまで彼の競技をみにいったりするツワモノまで・・・・。
うう、うらやまし〜。わたしもそんな華麗な追っかけがしたい!そして、リンクに赤い薔薇の花を投げ入れたいよ〜。
で、手を振り返したりしてもらうの〜
気がついたら、「フランススケーターのファンの為のML」に登録していたわたし。
いあいあ、熱くなるって、人生のビタミンなのだから、いいんだ〜。

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11月30日 漫画大好き 

 物心ついたときから漫画は好きだった。そして大人になった今も、もちろん漫画大好きである。
年寄りになったら、読む漫画ってあるのかな〜?などと心配してしまうくらいなんだけど、その頃にはきっと、シルバー漫画なんてもモノもでてるかもしれない(笑)
 さて、ここ2〜3日かの名作「アラベスク」(山岸凉子作)に再没頭してしまった。
1973年連載開始の作品なので、リアルタイムには読んではいない。わたしの山岸初体験は「日出処の天子」で、確かその後くらいにこのアラベスクはフォロー(えらそう?)した記憶がある。
久々に出遭ったノンナ、ミロノフ先生にあらためて、懐かしく心が温まった。

この漫画は、バレー漫画で、ストーリーのみでなく、随所にバレーの知識、などが盛りこまれていて、「バレーの初心者入門書」といってもいいような作品である。実は何を隠そうわたしも小学校4年生までクラッシックバレーを習っていて、当時はレッスンがイヤだったのに、この作品を読んで、「なんで、やめちゃったんだろう・・」などと思う始末。

さて、読み返してみて思ったのは、さすが時代設定が1973年。舞台はソビエトなんだ〜。
レニングラード・キーロフバレー団での煌くバレーの物語
随所に「ソビエトのバレリーナは生活が保証されている」「バレーに手厚い理解のあるソビエト」という表現がある。
ソビエトの枠にはまりきらないバレリーノ(男性舞踊手)がベルギーに亡命しちゃうってエピソードもあるし。

ソビエトが崩壊した今(随分経つけど)ノンナやミロノフ先生は一体どうしてくらしているんだろう。
不遇な生活をおくってなければいいな〜。だってミロノフ先生はソビエト人民芸術家賞受賞バレリーノなんだもん。
今ごろはカリブ海あたりで、優雅な引退生活をおくってたらいいな〜。などとおもうわたし。
そういえば、ソビエト崩壊でシャレにならなくなった漫画としては「BANANA FISH」もそうだな〜。東西冷戦が連載当初の時代背景だったのに、連載中に、冷戦終結・ソビエト崩壊だったものね。ま、あれだけ長く連載してれば、イロイロあるか・・
結局最後ストーリーはアッシュ争奪戦だったものね。

少女漫画といえども、時代に翻弄されるわけで・・・。
久々にアラベスクでカタルシスしたwoochの巻でした。
あまりしられていませんが、山岸凉子作「黒鳥」は情念たっぷり裏アラベスクみたいで一読の価値あり。

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11月26日 HAPPY TOPICS 

 20日に[ club : the Same moon ! ]の新しいコンテンツとして、「恋はいつでも大騒ぎ→ハッピーマニア」MANIA&掲示板
というのを始めてみた。
「ハッピーマニア」というのは御存知、安野モヨコさんの漫画で、わたしと相方のmidiがここ数年来ハマってしまっている漫画である。(くわしくは、「恋はいつでも・・・」でお読みください)
 少し前にドラマ化されたので、そっちのイメージが強い人も多いかとおもうけど、ドラマよりもずーっと深い深い、それでいて軽妙なストーリーに魅せられ続けているんである。

 作者である安野さんも個人のWebpageをもっておられたようだが、仕事が過密になってこられたため、現在、ページ自体は閉鎖されてしまっている。今ではそのページ跡に、閉鎖にあたってのメッセージと御意見などはこちらへというアドレスがのこされているだけだ。
 「ハッピーマニア」MANIAの掲示板を始めるにあたって、恐れ多くもわたしは、そこに記載されていたアドレスに、
「MANIAが嵩じてこんなページをつくってしまいました。よろしければごらんください」とメールをだしてしまった。

 すると、23日深夜に、安野さんからのメッセージが掲示板に!! 詳しくは掲示板をごらんください。

というわけで、ちょっと、びっくりしながらも、なんだか、すごーいうれしいwoochであった。
あらためてここで、こんな素人の、しかも文字の多い(読むの面倒な)ページを読んでくださったり、ゲストブックや掲示板にメッセージをかきこんでくださるみなさん、ほんとうに、ほんとうにありがとうです。
こうやって励まされて、いきていけるんだな〜。(しみじみ)
 今後とも、どうか、御贔屓をたまわりますよう、お願いいたします〜。

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11月16日 Return of wooch さかなと地酒の店元屋編 

 お断り:今回は終始オオゲサです。 

 最初に元屋さんへ行って以来、どれほと、「カレイの煮込み」が気になりながら日々をすごしてきただろうか・・・
とうとう念願の「カレイの煮込み」ゲット作戦の日がやってきたのだ。
作戦に同行する友軍が何人かいたため、事前にメニューを決定し、店に連絡する必要があった。
「朝の10時に電話を入れれば「今日のお勧め」のメニューがわかりますから電話してみてください。」
という店の人の言葉に気を良くし、朝電を入れた。
御主人が出る。

う「えーっと、一応7人で、座敷席予約したいんですけど・・海鮮チラシが4人に、カレイの煮込みが3人ってことで・・」
主「はいはい。あ、でもカレイって魚じゃなくって、Carryなんですけど、いいですか??」
う「え?さ、魚じゃないんですか??」
主「そうなんです、ウチは魚屋なんですけど、これだけは、玉ねぎと牛肉を煮こんだカレーなんです。」

・・・・・とっても美味しそうな予感・・・・・・・・・・・・

う「「ところで、今日のお勧め」ってきまりました??」
主「えーと、牡蠣フライか、ブリ大根かどっちかにしようとおもって・・ははは、まだ決まってないんです」
う「じゃ、「ブリ大根」にしましょう。私、ブリ大根にしますから。」

・・・・って店のメニューまで仕切るのか、woochよ・・・・

う「んで、巻物も注文したら作ってくれるって聞いたんですけど」
主「ええ、太巻きなんですけどね。ヅケの。」

・・・・・ヅケだと〜〜〜ぉ・・・・・・・すでに冷静ではなくなっているwooch・・・・・・・・

う「あ、じゃあ、太巻きもよろしくおねがいします。」
主「お待ちしてます〜」

 てなわけで、お店へGO!
 目の前に運ばれた「ブリ大根」は、トロトロにとろけるようなブリと「美しい」としか言いようのないダイコン様。
お吸い物は「牡蠣のすまし汁」あとご飯と香の物とサラダ。うううう〜(嬉涙)
懸案の「カレーの煮込み」は「洋食屋さんのカレー」風で(友達に3口ほど分けてもらったのさ)
口に入った時はやや甘口そののちピリ辛くなるというワザモノ。カレーの上には野菜の天ぷらがのっていてこれまたらぶりぃー。
そして太巻きにいたっては、具が「カニカマ・ウナギ・ズケ・キュウリ」でちょいワサビの効いた「あっぱれ」なシロモノ。(更嬉泣)
 というわけで、カレーの煮込みゲット作戦は大展開し、大満足のwoochなのだった。ちなみにお食事代1264円(税込み)

 なんだか、「食いしん坊万歳」みたいになってきたけど、あたしゃ、食いしん坊なんだもんしょうがない。
しかし、人が何食べて美味しかったなんて話、聞いても読んでもつまらなかろう・・とおもうので、
皆さん、レッツ美味しい物たべましょ。人生思ったほど長くはなさそうだし・・・(なんちて) 。

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11月9日 伊勢物語 

 先日の連休を利用して、伊勢志摩にいってきた。
5日の日曜日に伊勢神宮の内宮にいったのだが、その日内宮は「大学駅伝」のゴール地点になっていた。

 参道をあるいていると、大会関係者の人に「応援よろしく〜」と朝日新聞の旗をわたされた。
そのうち、広報車が「もうすぐ、先頭走者がまいります〜、只今の先頭は、順天堂大学ぅ〜」といって走り去って行った。
順天堂大らしい応援団からは大歓声が沸きあがる。
 沿道にはテレビでおなじみの駅伝の強豪大学のユニフォームをきた選手もたくさんいた。
最高潮の盛り上がりのときに運良くわたしはとおりがかったというわけ。

 各大学ののぼりと見物の人で一杯になった参道で、わたしも背伸びしながら、ゴールを見守る。
すると、大観衆の中、順天堂大の最終走者が、柔らかな秋の陽射しを浴びて、走ってきた。

 それは、まさに「駆けぬける」、疾い。そして、痩い。 汗をキラキラ飛ばし陽光に煌かせて走る姿は、さながら

「アポロンの駆け抜けるがごとく 」(池田理代子風)

 不思議にも温かい感情がこみ上げてきた。
ほんの数メートル先にいる彼は、今なにをを思い、なにを感じているんだろう。目頭が少し熱くなる。
きっと、ここにいるわたし達にみえない世界をかんじているんだろうな。
 大観衆の中、先頭をきって走ることを、人生において体験できる人は数少ない。
それは、神に選ばれた人といってもいいかもしれない。(またもや、池田理代子風)

 彼がゴールテープを切ると、祝砲があがった。また、なんだかジーンときて、あたりがにじんで見えた。
全ての選手のゴールを見届けたい気がしたが、それもできず、その場をあとにした。

「いいよな〜、スポーツって・・・」などとおもいながら、「お払い横丁」(内宮のみやげ物街:なかなかおもしろいです)というところをあるいていたら、大東文化大の選手がカマ天を食べながら歩いているのをみて、なんだか微笑ましかった

 家に帰って、次の日の新聞で駅伝の記事を読んだ。
わたしのみた順天堂のアポロンくんは、高橋謙介くんだった。新聞の写真は、しっかり切り取らせてもらいました。
順大は来年1月の箱根駅伝で、出雲・伊勢を合わせた「大学駅伝3冠」をかけてるそうで、わたしも正月はテレビで箱根駅伝をチェックしーよおっと。
って来年のことをいうと、鬼がわらうのかも。

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11月2日 忘れた頃に

 「文豪ウオッチ」が届いた。新潮文庫のクーポンを集めるともらえるって奴。 「お届には三ヶ月くらいかかります」と応募要領に書いてあったとおり、本当に三ヶ月くらいかかった。・・というわけで、忘れていたんである。

という訳で、うちに来たのは、真っ赤なスケルトンタイプのベルトで、文字盤には「太宰治」の白黒写真がばば〜んとのっかっているもの。他はたしか、3種類くらいあって、カフカ、夏目漱石、川端康成だった。
個人的には「芥川龍之介」があったらぜーったいそれにしたかったんだけど、出版社の事情とか、まあ、いろいろあるんでしょうね。
芥川龍之介って、これぞ文豪っていうルックスだもんねー。ちょっと、ベートーベンにも似てない?

三ヶ月待っているあいだに、新潮文庫がまたたまってしまったので、こんどは「読んだパンダ」時計に応募してしまった。←実は時計好き。これまたかわいいし。そういえば神戸の王子動物園にパンダがきたそうで、みにいきたいな〜。

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11月1日 初登場?

 この[ club : the Same moon ! ]を作るにあたって日記や、その他の文章は、少し前から書き溜めていたものなんだけれど、このように、公開するのは今日11月1日が「お初」ということに、自分で決めていました。

なぜって、11.1って1が並んで、縁起がいいから。じゃ、11日にしたら?ともおもったんだけれど、1日っていうなんだか「潔さ」とかに心惹かれて勝手にきめました。

 

 というわけで、改めまして、読んでくださる皆様、今後ともよろしくおねがいします。



10月20日 つんどく・・・ 

 ちょっと心に隙ができてしまい、ヴァイオリンをほったらかしにしておいたらば、もう、チューニングがひどいことになっていて、泣きながら4本とも弦を調整するハメになってしまった。。おまけにふとみると、ピアノの上には「坂本龍一楽譜:ENERGY FLOW」というものが置きっぱなしに。あーあ、これ、練習しようとおもって買ったままになってたんだなあ。楽譜って売り出されたらすぐにかわないと、その後の入手が難しいから、とりあえず買ったんだった。忘れてた〜。
こういうのを、「つんどく・・」というんだなあ。

 何故か、わたしは特別ファンじゃないんだけど、坂本龍一に弱い。でもこのENERGY FLOWはとてもいい曲だから、ちゃんと弾けるようになりたいなとおもっていた。ハ長調だから簡単そうだしね。(?)
ヴァイオリンもタイタニックの楽団が最後に演奏したミサ曲が弾けるようになりたくって始めたんだった。あー、そんな日がいつ訪れるやら。

ちなみに、全く余談だ、オヤジ業界の人に聞いた話だが、床屋さんでは、未だにもみ上げのあたりを切るとき「テクノにしますか?」と聞くそうだ。テクノ・・もみ上げの所を、斜めにしゃーぷに切るってわけだなあ。
うーん、意外なところで、影響を与え続ける坂本龍一サマなのでした。当の本人はそんな髪型もうしてないのにね。

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10月18日 うれしいこと 

 うちから、歩いていけるところに、ちょっとした小料理屋がオープンした。
その名も「おさかなと地酒 元屋」さん。 友人に誘われランチにGO!。カウンター主体の小ぢんまりした感じのいい店。 ランチとはいえ、どれも捨てがたいメニュー(海鮮ちらし、うな丼、蛸飯セット、カレイの煮こみ・・・)
 さんざん迷ったあげくに、海鮮ちらしに決定。で、それがもう、らぶりーな内容で、おまけに850円とは、めちゃくちゃ満足。
ちらしの中の海老は、ご主人がイケスの中からさっき取り出してくれたもので、寿司桶のなかで、まだ動いていたりする。
セットのお味噌汁も、魚のアラとかが具になっていて、うれしーおいしー。海鮮ちらしを食べ終わったあとで、どうしても心のこりだったのが、カレイの煮こみ。煮つけではない、煮こみ。上にはてんぷらがのっているそうで・・・こんどは絶対これに挑戦!!

この界隈、外食といえば大きなチェーン店しかないので、絶対がんばって欲しいお店です。珍しい地酒も揃えているらしくって、今度は是非夜にいってみたいなー。

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10月13日 初めの第一歩  

 goodtimes & badtimesー よい時悪い時も、なんて、結婚式の誓いみたいだけど毎日の生活なんてそういうものだものね。
暑かった夏もようやく終わって(大阪の夏は酷過ぎるんだよー)ようやくなにかにゆっくりとりくめるようになってきました。
 このページのなかでも紹介している「十一夜物語」の作業もゆるやかであるけどすすみつつあります。企画があがってからもう一年くらいたちますが、当初ホンマにできるんかなあ?などとおもっていたものがゆっくりとかたちつくられていくのは、愉しいものです。

 といいつつ、今日は、なんにも考えたくないような、青い高すぎるほどの空でした。
最初の日記はこのように美しく締めくくって、おしまい




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