男のロマンは単気筒バイク 外装編
もうこれで人生最後の単車になるであろう、カワサキ・エストレヤ。
外装関係をいじっていますので、興味のある人は読んでね。
WhiskeyとBeerだよ!
■ 外装関係
●サイドバックの取り付け
シート下の格納スペースは無いに等しい。
クラッシクな単車なので、サイドバッグを付けざるを得なかった。
私は25cm四方の小型サイズにしたが、実用性を考えるともっと大きいのが良かったと思う。
中身は、工具、雨合羽を入れたらそれだけで一杯。
オークションにて手作りらしき物を買ったが、デザインは気に入っています。
●ウィンドシールドの取り付け
ネイキッドは私の好みだけど、シールドが無いと走行風で体力を消耗してしまう。
以前に乗っていたバイクの経験から、シールドは比較的小さくても効果はあることが分かっていたので、怪しい安物のを付けた。
パーソナルナビが目立たない様にと、ナビの画面に直射日光が少しでも映りこまない様に、シールドの色はスモークにした。
●パーソナルナビの取り付け
8インチナビを取り付けた。 取り付けは、いろんなアングル材を駆使して苦労した。
ガラケー利用者である私の必需品ですが、雨降りにはレジ袋を毎回被せなければなりません。
●樽型グリップの取り付け
私は、樽型グリップが好きです。 アクセルをひねるのに少しでも力が少なくてよいからです。
●ウィンカーの交換
ウィンカーの根本のゴムに亀裂が出来て、”ボキッ”と折れるのが、単車では良くある。 そして純正品は高いときている。
ネットにて台湾製であるが純正品と外観は同じ物があったし、値段は当然安かった。 はっきり言って台湾製で品質は十分です。
ただし、中国製だったら粗悪品で、安物買いの銭失い間違いなし。
●クランクケース・カバーの塗装
写真を紛失してしまいました。
クランクケースはアルミ材質であり、何かコーティングされているが、長年経過するとアルミの地肌が腐食したり、でんでん虫が通った様な変な模様が出てきたりする。
綺麗にしたいので、ネットで調べてみると、水性サンドペーパで磨いて、クリア塗装しか選択肢はないようだ。
ペーパで磨くのは良いとして、一番難しいのは、クリア塗装の方法である。
●オーブントースタに入りきらない理由により、200℃で数十分熱処理する塗装はできない。 本当はこれが経験もあり良いのだがなあ。
石油ストーブの上に置いても、思ったより温度が上がらないのは経験済。
●燃料タンクの塗装に向いていると言われる2液混合するウレタン塗装は、アルミ材質に対する情報がネットではあまり見かけない。
どうしようかな?
●私が選んだ方法は、アルミ専用塗装のクリアである。 たまたま、日曜大工屋さんで衝動買いしたのが最大の理由です。
人柱に向かって、GO!
さて、失敗の報告となるか、成功してウハウハ報告となるか楽しみである。
クランクケースは、バイクから外さなくても作業は出来ると思いますが、手の届かない部分まで綺麗にしたかったので、右側は外しました。
(ガスケットは、一応新品を買って準備しましたが、古いのを再使用しても偶然オイル漏れはありませんでした。)
しかし、左側のクランクケースはカバーを外さずに作業をしました。 理由は左側は作業しやすいからです。
作業をするに当たり、剥離剤のスケルトンをネットで買った、これでアルミ表面のコーティングを無くすのである。
もちろんサンドペーパで磨けばコーティングは無くなるので、必要ないが今後の為に用意した。 この製品は強力です、塗った途端にジュウジュウと化学反応の様に変化します。。
刷け塗りしたスケルトン溶液を水で洗い流して、適当なプラスチック板で剥離したコーティングを削り落とす作業を2〜3回繰り返します。
その後、600番から1200番に順次番手を上げながら、水性ペーパで磨くのですが、私は適当に済ませました。
しんどいので、見た目で綺麗であれば良しとしました。 これが失敗の原因その1かな?
スプレーする前に、しっかり脱脂する必要がありますが、パーツクリーナを利用しました。 その後、暖かい日を選んで、クリアのアルミ用スプレーを3回位スプレーして、最後にシリコンラッカースプレーのクリアを軽く吹きました。
スプレーした結果は、アルミ地の鏡面仕上げにはほど遠く、ほとんど灰色の状態になってしまいました。 シリンダーフィンの灰色と同じです。
★ 水性ペーパで磨くときに、鏡面仕上げまで行わなかったのが原因かな?
★ スプレー後に車塗装用のコンパウンドで鏡面まで磨けば良かったのかな?
今回の塗装が剥がれず、アルミ材質に密着するとこを、世界中の神様に祈っています。
失敗か、成功かは1年位様子を見ないと分かりません。
少なくとも、クランクケースは腐食が無くなり綺麗になりましたが・・・・どんより曇り仕上げ。
●エンジンの塗装
これは良かった、大成功。 皆さんにもお勧めです。
ソフト99社の600℃耐熱塗装、色はグレイです。
最初は半信半疑で塗装しましたが、塗装した所が次々に綺麗になっていくので2本目の缶を買いました。
このスプレーは、200℃で20分位加熱処理するように使用説明に書かれていますが、加熱処理しなくても綺麗です。
新品エンジンと間違う位キレイです。
エンジン分解のついでに、ヘッドとシリンダを塗装した。 しかし、ヘッドとシリンダーは大きすぎて我が家のオーブントースターの中に入らない。
よって古い石油ストーブの上で加熱処理をしたが、ストーブの上では200℃には達しなかった。 それでもやらないより良いだろうと思って1時間温めた。
ヘッドはエンジン稼働中には200℃に達することもあるけど、放熱フォンとかシリンダーは稼働中でもそこまで高温にならない。
それでも
ムチャクチャ綺麗になった。 心ウキウキ。
Fブレーキキャリパは、分解してオーブントースタで焼いた。
Fフォークも汚かったので、この際に塗装した。 (元はアルミ地の鏡面ですが・・・)
セルモータは、分解して塗装したが、オーブンでは焼かなかった。
セルモータの分解は自信のない人は止めた方が良い、組み上げられないはめになるかもしれません。
Rブレーキのマスタシリンダもそのまま塗装したが、新品みたいになった。
Rブレーキキャリパは分解して、オーブントースタで焼いた。
●フロントファンダに泥よけを自作
雨とか水たまりでエンジン前部が汚れるのは、どうしようもない、左下の写真。
汚れた
買ってきた
そこで、日曜大工屋さんにて厚さ1か2mmの黒色ゴム板を買ってきた。 これに両面テープを貼り、フロントフェンダの内側に貼り付けた。
ただ貼るだけでは振動で取れると心配して、外側からビニールテープで補強した。 内側からも。
外側からテープ補強
内側からも
全て黒色のパーツなので、他人が見ると分からないのがミソ。
2〜3cmだけフェンダが長くなっただけだけど、効果は十分あると思っています。
もちろん、泥はねを100%無くすのは無理だけど、半減でもなれば良い。
●ホーンの塗装
ホーンが汚れてきたので、日曜大工屋さんに売っていた ”メッキ調塗装” で塗装してみた。
あんまり期待していなかったが、予想通りにメッキにはほど遠い、灰色だった。
するんじゃなかった。
塗装が乾いたら磨いてみようかな?
黒色に塗装したほうが良かったかな?
少なくとも、今までよりは綺麗になったのでこれで良しとしよう。
以下、工事中
トップページヘもどる