■FZ400 北海道へいくぞ
(-->上のTOPボタンを押してください、トップページに北海道ツーリングが書いてあるリンクに飛べます)
前のSRV250と言い、よくも不人気車ばかり乗っている変人です
北海道に行くべく、長距離ツーリング仕様に改造しました。
長所
シートとタンクが簡単に外せて、整備性が良い
シート下の小物入れが非常に大きく、ツーリング用品がたくさん格納できる
フロントブレーキが怖いくらいに効く --->慣れるのに時間がかかる
シートとステップの位置やタンク形状が良く、長距離走行でも関節がいたくなりにくい
短所
シート高が高く、身長170cmの私ではかかとが着きません、チョイコケが心配。 -->絶対に車高を下げてやるぞ -->
大柄で重く、車庫内の移動で転倒しないか毎回心配、以前に転倒して、カウリング代3万6千円がパアー
チョイゴケで前ウィンカーがカウリングに埋没します--->対策を書いてあるので見てね
ライトが暗い -->リレーキットを取り付け、55/60Wランプに交換し解消する
ネット情報による持病
キャブのパイロットスクリューが原因でアイドリング不良を起こす
電気系が原因で、雨の日に3気筒になることがある
その他
エンジン音が笛が鳴るように”ヒューン”としか聞こえず、モーターの様で面白くない -->4気筒だから当たり前
カウルシールドにて高速走行が楽ではあるが、もう少しシールドが高ければと思う --->シールドの交換を思案中だが、GIVIが完売らしい
2018年の春に売却
手放した理由は、歳を取り、ガレージでの取り回しがしんどくなったのが理由です。

センタスタンド取り付け作業中
改造内容-------------------------------------------------
★FZ400定番のセンタースタンドの追加 >> 整備をする人には超お勧め。
センタースタンドが無いと、足回りの整備が一切できないので、結構取り付けたい人は多いのではないでしょうか?
FZ400にボルトオンできる輸出用FZS600センタースタンドのパーツリスト、1万5千円位だったかな?
スタント゛ メイン 5DM-27111-10 注文数:1
ストツハ゜ メインスタント゛ 1A0-27114-00 注文数:1
ホ゛ルト 90109-101E6 注文数:2
ナツト セルフロツキンク゛(3G1) 90185-10091 注文数:2
スフ゜リンク゛ テンシヨン 90506-40508 注文数:1
スフ゜リンク゛ テンシヨン 90506-23509 注文数:1
ホ-ス (L60) 90445-170K9 注文数:1
下記に取り付けを説明しますが、事前にスプリングの両端も含めて、稼動部にグリスを塗布しておきましょう。

@ 2個のスプリングにホースを介して2重にする A スタンドを取り付ける時に、チェンジ側のボルト穴にドライバーを差込、
スプリングを車体とスタンドに取り付けるのが知恵の輪 その次にテコの原理で、ブレーキ側のボルトを差込
のように難しい。
これが出来れば後は簡単でした。
”ヤマハの馬鹿ヤロー”と何回も叫びながら苦労しました。
タイヤ2個とサイドスタンドの3ケ所に
ブロックを敷いて車体を高くすれば良いかも? (ただし転倒注意)
注意 : スプリングを2重にしましたが、間違っているかもしれません。
小さいスプリングの車体側の取り付け場所は、他の部分かも??
まあ、支障ないのでこのままです。
今となっては小さいスプリングは、無くても問題ないと思っています。
B ドライバーを抜いて、そこにボルトを入れるが、スプリングが C 完成です。
邪魔をするので、プラスチックハンマーで叩く。
▲その1 シート高を低く・ローダウンしたい。
FZ400の短所で一番嫌なのが、車高が高すぎてチョイコケと取り回しの苦労である。

リアサスの調整ミゾを付属の工具で一番下に下げた。 フロントホークの取り付けを5mm程突き上げた。
私は身長が170cmくらいだが、かかとが着かず苦労をしっぱなしである、2cmくらい低くしたい。
(前に乗っていたSRV250の記憶が残っているから尚更である)
上記の対策をしても、数ミリしか低くならない。
ちなみに、アンコ抜きは考えていません、反対に低反発シートを被せたいくらいです。
★その2 ローダウンキットの取り付け
FZユーザに超お勧め
FZ400の短所で一番嫌なのが、シート高が高すぎてチョイコケと取り回しの苦労である。
しかし、
Yahooオークションで検索したら、FZ400のローダウンキットがあります。

上:オリジナルのプレート ローダウンキットを取り付けた状態
下:ローダウンキット
左:サボ(犬)の足
これで、2cm位車高が低くなりました。
あまり低くしすぎると、サイドスタンドで停めた時に、車体が直立するので危険なのと、メインスタンドで停める時に、車体の引き上げが重くなる。
これでチョイごけが無くなります。
身長170cmの私で、かかとが地面に着くようになりました。
ただし、後輪を宙に浮かす必要がありますので、注意してください。
連結プレートを外した時点で、後輪の支えが無くなり、
バイクが転倒して大けがをしますので危険です。
また、交換後にチェーンの張り具合が変わりますので、調整してください。
私の場合は、既にメインスタンドを取り付けていましたので、当然後輪は宙に浮いていますので、簡単に自分で交換できました。
★パーソナルナビと一体型ETCの取り付け
今はスマートフォンですよね?
一体型ETCを付ける人も居ませんよね?
無意味な情報ですね!
ナビは直射日光が当たると画面が見えませんが、カウルとスモークスクリーンが日光を遮ってお勧めですよ。 それに、画面が振動しませんよ!
最近はスマートフォンを使う人がほとんどでしょうが、この場所はいいですよ。
ETCも含めて、電波受信状況も問題ありません。

ナビ(左)、一体型ETC(右)を付けました。 かっこいいでしょう!
時計は結束バンドでくくりつけてあるだけです。
ネジアダプターのサンプル写真
@ まず、ミラーアダプター(ネジアダプタ)なる部品をバイクショップで入手しました。 ネジ径と長さは実物を参考にしてください。
(本当は計り忘れたのです)
正ネジタイプ、逆さネジタイプではありませんよ。

円マークの部分のボルトと交換し、L型アングルを取り付けます。 配線の説明は省略しましたが、テールランプの線から分岐しました。
ナビ側の取り付けは、ナビメーカそれぞれ工夫してください。
私の場合、吸盤取り付けの固定ネジを利用しました。
一体型ETCも、ナビと同じ場所のボルトを外し、ミラーアダプターなるボルトを取り付けます。
そしてL型アングルとETC本体を取り付けました。
ETCの固定には、内径の大きなワッシャを1枚本体側に付けると、しっかり固定されました。
一体型ETCは、SRV250からの移植ですので、普通は別体型ETCを付けるでしょうから余り参考になりませんかね?
●フロントスプロケットホイールを
標準の14丁から16丁に変更。
失敗であった、15丁が良いと思う
結局、元の14丁に戻した。
徒労であった

エアーツールのインパクトレンチと32mmソケットが必要です。 後輪の車軸を緩めるのに、24 と 27 のスパナも必要。

カバーを外したら、ナットの緩め防止のワッシャをフラットにします。 標準14丁と16丁の比較、ちょっとトルクは細りすぎになるかな?
プラスチックハンマーで叩くしかない。
叩きおわたら、インパクトレンチでナットを外す。
私は郊外のツーリングにしかバイクを使いませんから、スプロケットは高速タイプにしています。 本当は15丁がいいのかもしれませんが、
手元に16丁があったので交換しました。
ちなみに、リッター25Km以上の高燃費になりました。
発進時には半クラッチを多用し、気を使います。 やり過ぎでした 15丁が良いようです。
6速・3千回転で時速58Km位になり、標準よりも700回転位下がりました。
●チェーン・テンショナー分解。
ある日、愛犬サボが朝からワンワン吠えるので、サボと一緒にチェンー・テンショナーの調整をした。
2000年ちょい前に製造されて、現在5万kmでメカノイズが少し気になりだした。

テンショナーは4連キャブの下びあるが、キャブを上に移動して退避させなければ作業できない。
キャブの取り外し手順を経験していれば、できます。
キャブを上に移動したら、六角ボルトを取り外すと、スプリングで押し出されるようになっている。
なお、スプリングは2重になっていた。

取り外した部品は、上の写真のようになっている。

元のテンショナーの伸びている長さを最初にノギスで計ってください。 私の場合は、14.4mmでした。
長さが分かったら、どんなにいじって遊んでもいいですよ。
取り付け時に、UPの文字を上にするのを忘れずに。
そこから、1ノッチ伸ばして組み上げました、ノギスで計ったら1ノッチは0.8mm位だった。
組み上げて、エンジンを掛けたがあまり変化はなかった。
もともと、異常な音は無かったし、興味本位での調整であったが・・・・。
暇だから、もう一度分解して、さらに1ノッチ長くして、合計2ノッチ長くした。
馬鹿だった、阿保だった、無駄であった、変化ないであった。
結論としては、テンショナーを調整しても、メカニカルノイズは減らない。
バルブ・クリアランスか?
そうだよな、バルブ打音のほうが。当然音が大きいよな、当たり前だ。
それに、元々異音の発生は無いし、年式相応のメカノイズしか聞こえない。
私は、暇人すぎるだけ。
●大変だ〜!!!。 1気筒死んる〜!!!。
●症状
1:4気筒目のエキパイを手で触ったら、他の3本に比べて熱くない、そしてエキパイに水をかけると1本だけ乾きが遅い---->4気筒目が死んでいる症状
普通なら、3気筒での走行は困難なはずですが・・・?
なぜ、ツーリングも出来るの?----->メイン・ジェット系は正常だから??
2:アイドリング状態で、4気筒目のプラグキャップを外しても、回転に変化がない---->4気筒目が完全に死んでいる
普通なら、3気筒でのアイドリングはガクガクするはずですが?----> 未だに理由が分かりません??
なぜ、エンジンが簡単にスタートできるの?----> バッテリーが元気だから??
3:プラグを外して、プラグをプラグキャップに差して、シリンダヘッドに接触させて、エンジンをかけると火花が飛んでいる---->点火系はOK
1番と4番のプラグケーブルを差し替えてみて、エンジンをかけて、4気筒目のプラグキャップを外しても、回転に変化がない---->点火系はOK
普通なら、3気筒でのアイドリングはガクガクするはずですが・・・・??
なぜ、アイドリングも安定しているの?---->私が鈍感なのか!!
4:4気筒目のプラグキャップを外して、エンジンをアイドリング(クランキング)しても、プラグが湿っていない--->ガソリンが来ていない
バッテリー充電器を接続してクランキングすればテスト出来ます
アイドリング時に、ガソリンが燃焼室に来ていない
ところが、しかし。
5:2〜3千回転以上では、エキパイは熱くなる。
4気筒目のプラグキャップを外して、8千回転まで吹かしたら、プラグを付けた時より吹けが悪い---->高回転では4気筒目は動いている!!(重要)!!
高回転時には、ガソリンがキャブまで来て、正常な動き--->シリンダは生きていて、圧縮もあると言うこと
アイドリング回転のみ、3気筒の症状である
FZ400の持病のアイドリング不良か? パイロット・スクリューの掃除の出番か??
そうだよな。 普通に走れるから全体的な故障はないはず。
アイドリング時のみ、3気筒に早く気がつけば良かったのに。
ネット情報でも、FZ400のパイロット・スクリューの持病は有名だもんね
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★そこで、キャブレターをパーツクリーナで大掃除
普通に問題なく走っているなら、行う必要ありません。 素人の失敗例になるかもしれませんから?
キャブ本体の外し方はネットにありますから、メカ上手なら出来るでしょう。
コツは。
負圧計(バキューム計)が無い場合は、キャブ間の同調が取れませんので、止めといた方が無難です。
再始動には、相当クランキングする必要があるので、バッテリー充電器を準備する
長さ30cm位のプラスドライバーを準備しておくと、ホースバンドを外すのに便利
燃料ホースに内径の合うネジでも差し込んで燃料が漏れないようにしておく
破損注意の冷却水通路のT型部品
注意その1
上写真の四角部分のスロットル・センサーは特殊なネジで固定されている、また外すと黒色プラスチックの小さな部品があるので無くさないように注意。
注意その2
丸い部分の冷却水通路のT型プラスチック部品を破損しやすいので注意、特に1と4番気筒。 両方ともメーカ欠品です。 事前に外しておくべき。
私はT型部品を2回も破損、1回目はヤマハより購入(最後の部品?)、2回目はメーカ欠品になっており、ヤフオクでキャブ本体を買う羽目に。
アイシング防止の冷却水ですので、無くても普通に走る分には問題ありません。(バイクの空冷エンジンにはありません)
作業は、コツコツと周りの部品を外していくだけです。
ラジエター液は、赤色円の部分にて抜いておきます。 緑色円は空気抜きの様です。
しかし最近の私は、キャブの行くホースにめくら栓のボルトを差し込む事にしました。断然に楽ですよ。
スロットルワイヤーは、事前にハンドル部分でフリーな状態にしておき、
尚且つキャブ側の固定ナットを緩め、キャブと一緒にスロットルワイヤーも外す。 チョークワイヤーは、キャブ側で外すことができます。

エアークリーナボックスを後方に2cm位ずらして固定すると、キャブとインマニ間に隙間ができる。
出来るだけ後方に寄せるほど、作業が楽です。
これで、キャブ本体は横方向に引き出せれる。

キャブを取り外しました、可変ベンチュリーなのが良く分かります。キャブ内部をパーツクリーナーで一生懸命に掃除しました。
注意 :キャブのジェットとかスクリューのねじ山に、ちょうどあったドライバーを使うこと。 ねじ山をなめますよ。
ワッシャ(上)とOリング(下)を無くさない
パイロットスクリューを外す前に、ゆっくりと閉めてください。
おそらく2回転と半分で閉まる手ごたえがあるでしょう。
つまり、全閉から2回転半の所で調整されていたと言う事です。 標準では2回転半です。 取り付け時も2回転半緩めた所で止めます。
それから、スクリューを外しましょう。
よくFZ400のアイドリング不良の原因といわれているパイロットスクリューを掃除しました。 右が外した部品の拡大と取り付け順番です。
これも部品中止販売になっていましたが、ショップに相談すれば代用品はあるでしょう。
スクリューとスプリングは簡単に外れますが、上の金属ワッシャ、特に下のゴムワッシャは外しにくいですので無理をしないようにしましょう。
穴をパーツクリーナで掃除していると、飛び出してくる事があるので無くさないように。
私は、細い針金で釣り針の様な形状にして、引っ掛けてから取り出しました。
万一無くしたら、ネットで入手できます、下記参照。
もし、パイロットスクリューが銅色だったら、銀色の対策品スクリューを購入してください、汚れに強くなっているらしいです。

暇なので、天日干ししました。太陽光による殺菌効果?が期待できます。
組み上げ時には、1と4番気筒間にて、交換できる部品(ジェットからフロートなど)は全て入れ替えました。 もし症状が1気筒目に移ればヒントになると思ったからです。
★次にキャブ本体の掃除です。
下記サイトが非常に丁寧に説明しています、敬意をこめて参考にさせていただきました。
ZEPHYR1100お茶の間レストアラー
http://zephyr11.web.fc2.com/html/02/04.html

エアガンにて、スロー系の通路を確認します。
スロットルバルブにニッパ等を差し込んでバルブを固定します。
キャブクリーナも併用して掃除してくださいね。
1:メインジェットの隣のスロージェットの穴から、エアガンにて吹きます。---->アイドリングの上の中低速の領域用
右の写真の四角にある非常に細い穴から勢いよくエアが出ることを確認します。
穴が複数個あるので、非常に細い針金(電線のより線の1本などを利用)で、念のためにつついておきます。
2:パイロットスクリューを軽くセットするか、もしくはそこを指でふさいで、
メインジェットの隣のスロージェットの穴から、エアガンにて吹きます。---->アイドリングの領域用
右の写真の円にある穴から勢いよくエアが出る琴を確認します。
ところで、キャブの掃除にはパーツクリーナーよりも、キャブクリーナーが良いです。 でも、エアーガン(エアー・ツール)位はあったほうが良いようですね。
組み上げてから、車用のターボメータ(バキューム計の代わり)で、4キャブの同調を取りましたが結構おもしろい作業でした。
結果として、作業前とエンジンの調子は、あまり変わりませんでした。
まだ、原因不明。
暇だから、まだ、がんばるぞ!!
いつもの、徒労に終わる話でした。
残るは、エアの吸い込みか?
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●冬の暇な、実にくだらないある日、片肺3気筒の修理を続行しました。
エアの吸い込みの可能性のある場所は、
1:インシュレータ付近(インテークマニーホールド) ------->インシュレータは元々新品が装着済み、固定バンドの緩みも確認
2:パイロットスクリューのOリング不良 ------->新品を買った
3:フロート室の油面が低すぎる ------->油面チェックをした
パイロットスクリューのOリングは、ヤマハのHPでは販売終了であったが、
ウェブビック http://www.webike.net/ http://www.webike.net/partskaitori/
Mikuniミクニ 39.Oリング パイロットスクリュー にて入手した。
1個64円、送料の方が高いのは仕方ない
万歳 ! 完了 !
パイロットスクリューのOリング交換で直りました
痛恨の小部品交換でした。
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今回の作業について
●ついでに、フロート室の油面チェックの作業をした

フロート室の底のドレインプラグを6角レンチで外す時に、ネジ山をなめてしまう事が多い。
6角レンチをあてがったら、深く挿入する為に、ドライバーの頭でレンチをコンコンとたたいてから外す。
ネジ山をなめたら、右の写真の様な工具で外しました。

作業風景です、本体固定にプラハンが役に立った 金魚の空気ホースとドレインと6角レンチ
準備するもの
・補給するガソリンを小樽のワインボトルに半分くらい (誤飲禁止)
・ガソリンを燃料ホースにつなぐホースとジョウゴ(油さし流用が便利らしい)
・ドレインプラグの穴につなぎ、油面を目視するホース (金魚のブクブク用空気ホース)
・キャブを水平に置く良い台
この作業で、4キャブの油面が揃ってれば良い。 私はミリ単位の誤差は気にしません。
本当は、バイクに付けて油面をチェックするのが理想ですが、しんどいので手を抜いた。
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●その次に、キャブの同調の作業

準備するもの
1:負圧計(バキュームメータ、ターボメータでも良い)
2:金魚の空気ホース
3:金魚の空気ホースの分配切り替え器(ハリが大きく振れるので、ホース通路を絞る)
計測の順番
1−2気筒間の同調をとる --->調整ネジは1−2気筒間のネジ
3−4気筒間の同調をとる --->調整ネジは3−4気筒間のネジ
最後に2−3気筒間の同調をとる --->調整ネジは2−3気筒間のネジ
念のため、この順番の作業を2回以上繰り返す
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●雪が少し舞う寒い日、近所から変に思われながら
最後の作業の、パイロットスクリューの調整
最初は4気筒ともに2回転半戻しにしていました。 普通に走る分には、ここまでで十分と思います、これ以上はマニアの世界。
でも、私はマニアのはしくれです。
準備した道具

パイロットスクリュー専用ドライバーも安く販売されていますが、それでも3気筒目は無理なようです。
1と2気筒目は、手鏡とライトで位置確認して、精密ドライバーで調整できました。
3気筒目は、手が届かず調整出来ません。
4気筒目は、小さいビット?と自転車の空気入れキャップの組み合わせで調整できました。
ですので、3気筒目(2回転と半戻し)に合わすしかありません。
ネットでは回転数が上がった位置とかいろいろありますが、4気筒なので変化を感じるのは素人は無理。
非接触温度計で4本のエキパイの温度を測るか? しかし、精度がでるのか?
ちなみに、エキパイの温度は4本とも同じではなく、内側の2気筒に比べて、外側は少し温度が低いのが正常です。
RX−7(FD3S)にA/F計(空燃比計)が付いているので、それで各気筒を13位?に合わせれば一番良いのだが、作業がもすごく大変だ。
メーカの出荷時はこの方法だろが、プライベータはやっぱし、プラグ焼けで調整するしかない。
作業の結果、プラグ焼けを目安にするのが正解でしたが、焼けの判断が出来るかどうかは知識と経験が必要ですね。
それと、スクリューを45度も回すと十分に変化しますので、最後の微調整は10度位の範囲で回すようになりました。
スクリューを回しては、アイドリングを30分して、プラグ焼けをチェックするの繰り返しで、10回位行いました。 6時間かかりました。
その結果、2回転と半分の位置で落ち着き、徒労に終わる結末でした。 実に情けない。
調整後
私が高校2年生の時、ホンダのCBナナハンのアイドリング音を聞いたときの連続音と同じになりました。
4気筒の連続音らしくスムーズです。
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1気筒死んでいたのは、
パイロットスクリューのOリングが原因でした。
4気筒のユーザさん
私と同じ症状の人多いと思いますし、エキパイに手で触るまで気がつかない人も多いと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
●大変だ〜!!。またもや、1気筒死んる〜!!。
その2
●症状
信号待ちの発進で、アクセルをあおって出発と、エンストをする
通常走行でも、加速が弱い
3気筒目のエキパイを手で触ったら、他の3本に比べて熱くない、そしてエキパイに水をかけると1本だけ乾きが遅い---->3気筒目が死んでいる症状
キャブだろうと思い、分解掃除しても直らない。>>またもや無駄な時間を費やした
2番と3番のプラグコードをクロスにしたら、症状が2番に移動した >>電気系ダ。
2番と1番のプラグキャップだけを交換したら、症状が1番に移った
結論は、プラグキャップの不良
そう言えば、数日前に高圧洗浄機で洗ったからな
ネットでも、雨の走行をすると、3気筒になることがあると書いてあったのを思い出した

アイドリング数分後のエキパイの温度です。 正常な3気筒は120度、死んでいる気筒は40度
非接触の温度計を使わなくても、エキパイに水を付けて分かります。

プラグキャップとケーブルは圧入されているだけで、引っ張れば外れます、そして不良のプラグキャップの写真
本当はプラグケーブルも一緒に交換するのが正解ですが、・・。
★★ヘッドライトの光量アップ
FZ400の問題点のひとつが、ヘッドライトが暗いことです。
対策として、
■リレーを追加してバッテリーより直接電源供給にした。
■バルブを汎用の55/60Wに交換する。
ただし電気消費量が増えてバッテリー電圧が下がり、アイドリングを1500回転位にしなければならないので、片方のみの交換にした。
■追加のランプを付ける (下の写真)。 手動SWで、トンネルの時だけ点灯する。
■ヘルメットのスモーク・シールドを標準のクリアに戻した。 これが一番効果的であった。 私は馬鹿だった。

追加のランプ
★★フロント・ウィンカーの改造 その 1
FZ400の悩める問題点のひとつが、立ちゴケによるフロントウィンカーのカウルへの埋没ですね。
この方法はお金も要らないし、すぐに標準に戻せれるしお勧めします。

組み上げた後で良いので、青い円は、ゴム等の塊を準備する カウル内部からの写真です。
赤い矢印は、ネジの再利用です、外しておく ゴムの塊は、スペーサとして使います
標準のウィンカーを写真の様に、分解してください。

対策後、これ以上入らない位になりました。 改造前の標準の写真です。
★★フロント・ウィンカーの改造 その 2
大阪本社の南海部品(株)のシビックカウリングランプ(W球)アンバーを買ってきて付けました。
W球ですので、ポジションランプ機能があります。 商品はネットで簡単に検索できます。
取り付けはドリルでネジ穴を空けて、いとも簡単、ヘッドライトのロービームから配線を分岐してポジションランプの電源にしました。

ドリルでアウルに穴を空けて、ネジ止めします。
ポジションランプ(5W)は決して明るくないので、昼間はあまり目立ちません。 改造その1より更にランプのはみ出し幅が少なくなりました。
改造その1もその2も、車検には通らないと思いますので、純正ウィンカは残しておきましょう。
後に、フロントのポジションランプの配線を断にしました。理由はアイドリング時に発電量が追い付かないため。
●リア・ウィンカーのポジションランプ化交
フロント・ウィンカーにポジションランプが付いたので、当然リア・ウィンカーにもその機能が欲しいと思い改造をした。
後日談ですが・・・・・。
突然、エンジンが止まり、再起動もバッテリー上がりの状態が起こった。 2速で押しがけして急場をしのいだ。
ヘッドランプを35/60Wから55/60Wに交換して、40Wの電力消費が増えて、ポジションランプで8W×4=32Wの増加、合計72W。
これでは、ダイナモの発電量以上に消費してしまい、バッテリーが上がってしまいます。 アイドリングを上げるにも限界がある。
結局、ヘッドランプは、片側だけ55/60Wにした。 ポジションランプもリアだけにし、27/3Wの電球にした。
ヘッドランプにスィッチを付けて、要らないときは消灯できるようにもした。
これで、様子を見てみます。
大阪・梅田にある南海部品本社ショップで、Wソケット(品番3341-1070)と、12Vの27/8Wテール/ポジションランプを買ってきた。
オリジナルのウィンカーの写真

Wソケットにはアース線が無かったので
Wソケットの拡大 ア−ス線を半田付けした
Wソケットを付けるのに邪魔な部分を切断した。 元付いていた取り付けネジが小さいので、サイズの大きいネジを利用

ちなみに、ポジションランプの電源は、リア・テールランプから分配しが、車検の時に元の状態に戻せれる様に、コネクター処理もした。
概観は一切変わらないので面白くないかもしれないが、光物の改造は楽しいですね。
●ヘッドライトにリレーキットと、ライトスィッチの取り付け
FZ400のヘッドランプは非常に暗いのは有名ですね。そこで、リレーキットとスィッチを自作しました。
いつでも、元の状態に戻せれる様にしています。
説明は、後日アップします。
面倒なので、記事のアップは止めます。
●電圧計の取り付け
ポジションランプ追加とヘッドランプの35W>55W交換により、アイドリング中では発電不足になりました。
つまり、アイドリング(1200rpm)を数分続けるとエンストするのです。
ヘッドライトを消すスィッチもハンドルに付けているのですが、信号停止毎に操作するのは現実的ではありません。
そこで、電圧計をYahooショッピングで数百円にて購入して取り付けました。
アイドリングで12Vを切ると、アクセルをあおって1500回転数以上にしています。
普通に発電が足りている時は、13V位を表示します。

●スクリーンの交換
GIVIの大きなスクリーンが欲しかったが、販売中止なのでネットオークションで”B級品の為に安い”とうたっているスクリーンを買った。

標準と重ねて見ると、赤色矢印少しだけ長いくなっているので、防風効果も少しだけ向上? きっと? している? だろう?
取り付け前との比較の写真も参考にしてください。
取り付け上の注意点としては、スクリーン取り付けの新品ネジを事前に揃えておくこと、プラスチックネジで硬化しているから。
●超お勧め 足置き場の設置 汎用エンジンガード
北海道ツーリングに向けて、長時間走行していると足がだるくなる対策をした。
ネットで汎用エンジンガードを千数百円の安い物を見つけてしまった。
汎用だからFZ400にうまく付くかどうか分からないけれども、取り付け金具の内側と外側を本来の逆にしたら、
エンジンから10cmくらいはみ出して、足を置くのに丁度良い。 これで足ダルから解放された。
取り付けボルトは、長さが足らないのでホームセンタで調達した。

●超お勧め シートのアンコ足し お尻痛い解消
北海道ツーリングに向けて、長時間乗っているとお尻が痛くなる対策をした。
オートバイ用品店で低反発シートの様な物を2000円位で購入し、シートカバーの中に入れる工作をしました。
写真下のホッチキスさえあれば誰でも可能です。
ホッチキスをしっかり固定しながら垂直に打つのがコツですが、失敗しても何回も打ち直せば良いです。
作業はいとも簡単でした。
写真は、前のバイクのSRV250の時の物です。
作業の邪魔をするサボ(犬)の耳も映っている。
●フロントフォークオイルの交換
フロントフォークオイルの交換をしました。 右側は泥水の様な状態になっていて酷く汚れていました。
交換の仕方はネットで出ていますので、それを参考にしてください。 ただし、サイドスタンドだけの方はショップに任せたほうが良いでしょう。
写真はありません。
オイル量は、縮めた状態で上から141mm。この量を調整するとショックの硬さが調整できます。
使用したオイルは専用ではなく、ATFオイル1リットル。
面倒だから家に転がっていた車のオートマチック・トランスミッション・オイルですので、少し利きが柔らかくなりました。
●チョイゴケ対策 ハンドル・グリップの改造
グリップエンドの取り付け場所に、ワッシャを3枚はさんでハンドルの幅を5mm位広くしました。
見た目は悪いけれど、転倒時にハンドルが広くてカウルの損傷を少しでも防ぎたいのです、でも効果の程は全く分かりません。
もしかしたら、ショップで売っているかもしれませんね?

写真の様に、グリップアダプター??(羽みたいな物)を付けています。
これでスロットルをひねるのが楽になります。一日に200Km以上走ると効果が分かるパーツです。
また、グリップは、中央が太い樽型を愛用しています、これもスロットルをひねる力が少なくなるだろうとの考えです。
クラッチも一日中走ると手がだるくなりますが、これはクラッチワイヤーに注油するしか対策がありません。
●ソーラー・チャジャーの取り付け
ツーリングにしか走らないし、ましてや冬場はほとんど乗る事がないので、バッテリー対策としてソーラー・チャジャーを付けました。
以前に乗っていたSRV250の時も付けており、バッテリー上がりが無く、重宝しています。
日曜大工屋さんで数千円でした。
●シート下の格納スペース
FZ400の収納庫はたいへん容量があります、ちなみに私が入れている物を並べてみました。
バッテリーケーブルは、軽用の3mを1.5mに改造していますが、雨カッパ、予備ガソリンボトル、B5マップ、予備電球(黄色袋)と
恐ろしくなるほど収納できます。

バイクに必要な日常の整備内容---------------------
★クラッチワイヤーに注油。 ワイヤーをハンドルから外して、上から注油して、ワイヤーをシコシコ抜き差ししながらの作業です。
この注油で硬かったクラッチ操作がずいぶん楽になります。
★スロットルワイヤーに注油 ハンドル部分のワイヤーより注油しただけですが、動きが非常にスムースになりました。
●チェーンに注油。 ネット情報では、掃除してから注油する様に書いてありますが、どうせ直ぐに汚れると勝手な判断で注油のみ。
もちろん油さしの中の液は10W−30。 しかし、ツーリング時のチェーンは結構発熱しますので、チェーン注油はちょくちょく行っています。
終わり
