★水温と吸気温度上昇の対策
FDの温度対策の傾向と対策
エンジンを停止して、10分後に再度エンジンを掛けて水温計を見た事があるでしょう?
夏場なら110度を超えて、もしかしたらあり得ない温度になりますよね?
そして、最後には常温まで冷える。
これって、ハウジングをサンドイッチ構造なっているロータリーにとって、各部品の熱膨張率の違いからして辛いヨ!
夏場の停滞時も、100度を超えて冷や冷や ?
間違いました! ヒヤヒヤしますよね。
エンジンを切った後に、水温が上がるのは対策が難しいけど、
エンジンが回転している時は80度以上、90度以下が理想なのは、昔から雑誌でも書いてある。
まあ、100度以下なら問題ないでしょうけど。
私が実践した温度対策を書きますので、見てくださいね!
ちなみに、停滞時の吸気温度は80度位にはなりますよ。
もちろん理想は外気温度プラスαですが、このαが難しい。
流し走行なら、αは10度以下。 ぶっ飛ばしている時は吸気温度計を見る余裕がありませんので分かりません。 ゴメン。
------------------------------------------------------------------------------------------------------
★エアクリの遮熱板(入手先は、Yahooオークション)
キノコ型エアクリが、ラジエターの熱気を吸気する対策。
夏場は相当熱い空気を吸い込むのが、吸気温度計で分かる。 下の写真の薄い青色のプレートがそうです。
効果の程 ? 聞くなら、キノコを付けないでください。
停滞時にはあまり役にたちませんが、走行時には吸気温度に効果があります。

★エアクリ導風ダクト
キノコ型エアクリに、標準の導風ダクトを装着できるように改造しました。
現物合わせで切り裂きました。
効果の程 ? 走行時に少しは効果あるかな? でもほとんど無いに等しいでしょう。
だって、ナンバープレートの裏から走行風がドンドン入ってくる訳ないじゃん。
百歩譲って、空気が入ってきても、エアクリの前で冷たい空気はダダ漏れジャン。

★フロントパイプに耐熱不 (HKS)
もし、社外品のフロントパイプに交換しているなら
パイプに断熱布を巻いて、ステンレス製針金で巻いて固定しましょう。
効果の程 ? 聞くなら、フロントパイプを交換しないでください。
エンジンルーム内の温度の為には、良いはずです。
★コンピュータ (中村屋)
電動ファンの起動条件を下げてくれるので、素人には不可能な対策を入手できます。
それに丁寧に作業を説明してくれて納得できますので、信頼できるショップと思います。
少しでもREイジリに興味のある人は、一度訪問すべきです。
効果の程 ? ここを読んでいるマニアは、相当いじって空燃比が薄くなっているので、CPUチューンは絶対必要ですゾ。
★純正クーリングファンの枚数を増やす
2個ある純正クーリングファンの羽の枚数は、5枚と6枚です。
これを、最終型の5型では、片方が7枚になっていますので、これと交換し、7枚と7枚にした。
(最終型は、5枚と7枚だったか、6枚と7枚だったかは、忘れました)
効果の程 ? メーカがやっているのだから、あるはずだけど、効果を体感できる訳ではない。
★銅2層ラジエター(田畑社)と手動ファンスィッチ(DIY)
私の場合、走行中より停滞時が問題のようですし、ボンネットを代える金がないのが本当の原因かもしれません。
そのうちボンネットに穴を開ける予定ですので、乞うご期待。
ラジエターに密着しているエアコン・コンデンサを、水平にする改造も同時にしたが、期待する程の効果はなかった。
効果の程 ? 銅2層ラジエターに交換しても、それだけではあまり効果はなかった。
要は、ラジエターのフィンにどれだけの空気が通るかが効果に関係すると思います。
手動ファン強制スィッチは、マニアの方のみにお勧め限定です。
理由は、アイドル・アップ無しで電動ファンが動くと、アイドリング時に発電量が追い付きません。 電圧計を見ながらにしてください。
★電動ファンの追加
猛暑の停滞は水温が100度を越えるので、追加ファンをつけたした。 ちなみに私は猛暑でも82度信仰の変人なので誤解なされず。
でも、はっきり言って作業は大変でした。 切った張ったの現物合わせです。
エアコンコンデンサは、思い切って水平に近くなるまで寝かしてください。
中途半端だと走行風を遮るだけで、しない方がましかもしれません。
効果の程 ? ラジエターの前に追加電動ファンは、停滞時に非常に効果ありました。
エアコン・コンデンサーの前ではあまり効果がなかった。
標準ファンと配線を並列にしましたので、エアコン稼働時には、夏場でも90度で安定しています。

★リキッドタンク加熱対策
猛暑の停滞時にエアコンが効かなくなりましたので、エアコンリキッドタンクに外気ダクトを自作しました。
原因の因果関係は不明ですが、それ以降に現象が再発していません。
エアコンリキッドタンクに外気導入ダクト
★インタークーラーの熱対策

ラジエターの熱気が直接インタークーラー下部にあたるので、
インタークーラーへの外気導入ダクトとインタークーラー下部に遮熱板を付けました。
私の場合、外気導入ダクトをネットで安く買って、それを加工し、そしてアルミ板をつなげて延長しました。
効果の程 ? 分からん。しないよりまし。
★ラジエター上のバッテリーを後部に移動
バッテリーの後部移動により大きな空間ができた、ラジエターが効率よく働いて冷えてくれるかな?

効果の程? 止めなさい。 弊害の方が多すぎるから。
バッテリー延長ケーブルによる電圧低下を招き、CPUの誤動作を招くだけです。
それに、延長ケーブルと車体がショートしたら火災ですよ、私は消火器を積んでいるけど?

バッテリーの後部座席移動、そして電圧計と空燃比計
★タービンに耐熱布取り付け
純正タービンを自分で交換する時に、タービンカバーとフロントパイプに耐熱布を貼ったり巻きつけました。
タービンはインマニの横にあり、特に効果が大きいと思います。
タービン脱着はゆっくり作業しましたが一人で3日程かかりましたが、しかしフロントパイプ交換の経験がないと無理です。
耐熱布は両面テープの様な作りになっている物をカー用品店で買いましたが、高熱のタービンカバーに貼っても結構大丈夫です。
効果の程 ? 吸気温度には効果があると思っています。 水温には関係がありません。
もし、タービン脱着をやるなら
タービン取り付け時前に、オイルリターン・金属蛇腹パイプをタービン本体に付けてからタービン本体をエンジンにセットしたら楽ですよ。
★オイルクーラの2個化とエアガイド
シングルオイルクーラを2個に変更、私はAT車なので、取り付けにはATFクーラと干渉します。
右側にはATFクーラとOILクーラの2重装着となりました。 しかし、簡単そうに見えますが、この作業は根気が要ります。
また、私のクーラにエアガイドが付いていませんでしたが、初期型には付いていたようです。
ネットで中古を買ってきてつけました。
効果の程 ? ロータリは、オイルでローターを冷却していますので有効と思います。
しかし、これで水温がどれほど下がるかと言うと、目に見えては分からないでしょう。

右側はクーラの2重化 左の標準クーラには赤〇のエアガイド
★外気導入エアダクト
エアクリーナ部に外気を導入するダクトを付けました。 走行時には有効でしょう?
効果の程 ? 聞くな! カッコだけが目的です。
★ボンネット上げ
ヒンジを外すには、左下の写真の赤〇のボルトを外して、フェンダーを少しめくればできます。
次に、写真中央の赤〇の、ボンネット・ヒンジとボディー間に5mm程度のワッシャを入れて、ボンネットを浮かせます。

ボンネットヒンジの上にワッシャを入れても1mm程度しか上がらない。
エンジンルームへの雨水侵入防止の長いゴムも取り外しました。

浮き上がったボンネットです。
私のようにエアロボンネットを買えない人向けか。
効果の程 ? あると信じていますが、程度のほどは疑問かな?
★オイルクーラの後ろに穴を開ける

オイルクーラーの後ろのプラスチック製泥除けに穴を開けて、空気の流れを良くする。
効果の程 ? ないよりまし程度でしょう。
★エアクリ前のヒューズボックスを上げる

ヒューズボックス、スペーサーを利用して2cm位上げる。
フロントからの風を遮るボックスを上げることにより、エアクリに空気が流れやすくなる。
効果の程 ? コツコツと小さい作業の積み上げですが、・・?
★水温系 (大森)
セブン乗りには是非付けて下さい、夏場の停滞時には結構水温が上がるのが分かります。 電子式を着けていますが、
機械式ならエンジン停止後の温度が分かりますので、本当は機械式が欲しいです。
夏場にて、90度以下なら安心、100度以下なら普通、110度なら少し心配、110度を超えるなら要対策。
効果の程 ? 付けたら、真実が分かり心臓に悪いよ!
でも、付けなければ、何も分からないから、絶対に付けるべし。
水温計のセンサーはここから、AT車の部品なら標準で取り付け穴あり
終わり
