IBM ThinkPad s30 へのOSのインストール その1
                                                   2004.10.29

ThinkPad s30以前所有していたIBMのThinkPad240は、10.4インチサイズのコンパクトなノートで気に入っていたのですが、モニタの解像度が800×600(SVGA)というのが難点でした。CPUはCeleron400で速くはありませんが、メモリを320MBまで搭載していてインターネットはストレスなく使えていました。

そこで今回同じ10.4インチながら解像度が1,024×768(XGA)のThinkPad s30 をヤフオクで入手しました。
主な仕様はPentium3 600MHz、HDDは20GB、メモリは標準128MBを256MBに増設。重量が1.5kgしかなく、まさにモバイルPCと言えましょう。

入手した時点でハードディスクは初期化されていたので、OSをインストールすることになりますが、CD-ROMがないため、一工夫が必要です。
以下に、CD-ROMがないノートPCへのOSのインストール方法を解説します。

キーボードを開けたところ


まず内蔵のハードディスクを取り出します。裏蓋の7本のねじを外し、キーボードを開けます。右側の赤い枠で囲ったのが20GBのハードディスクです。ハードディスクの上に蓋がかぶせてありますが、単に置いてあるだけの状態です。
基盤に接続してあるコネクタを慎重に外してハードディスクを取り出します。

取り出したハードディスク

取り出したハードディスクです。標準搭載のこのハードディスク、20GBと容量は大きいのですが、その音も大きい!ウィーンという機械音が響き、夜通し起動しているとうるさくてたまりません。そのうち静かなディスクと交換しましょう。
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