ThinkPad240バッテリ交換その2
2003.11.30
購入した新しいセルです。3個で3980円。送料込みでした。
3個をステンレスの金具でポイント溶接して留めているので、これをまずはがしバラバラにします。
セルの極を交互にして、とりあえず絶縁テープで密着させます。
次に元の基盤から出ているコードをセルにハンダ付けする訳ですが、セルもコードもステンレスなのでハンダ付けするにはどちらも熱を十分加える必要があります。
しかしあまり長い時間ハンダごてで熱するとバッテリが昇天してしまいますので、できるだけ素早くハンダをのせます。
このあたりがちょっと苦労するところでしょうか。

ステンレスどうしのハンダ付けには、ホームセンターなどで「フラックス」という強酸性液を塗布すると良いそうですが、今回はそれを使わずサンドペーパーで少し表面を荒くしてハンダ付けを行いました。
接点のハンダ付けが終わると、更に絶縁テープで補強して固着します。これであとはバッテリパックに戻すだけです。
これは上の写真の裏面です。まずまずの出来でした。
パックの上下に薄く接着剤を塗り、合わせていきます。
うまく合わさったら、大きなクリップで乾燥するまで固定します。
接合部はイマイチきれいではありませんが、なんとかパソコン本体には収まりました。

あとはアダプタをつないで充電。
古いバッテリは完全に死んでいましたが、セルを交換すると、フル充電後は1時間ほどは保ちます。

久しぶりに電子工作で休日を楽しみました。
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