| 青森千人混浴風呂ツアー その5 | |
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午前10時、八甲田山ロープウェー駅到着。道中、道の両側には高さ2メートルほどの雪の壁ができています。立山の高さ10mほどの雪の壁よりも低いですが、チェーン必須の雪中走行です。 |
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ロープウェー駅では一般のスキー客もたくさんいて、待つこと約20分。大混雑の中をロープウェーに乗り込みます。学生君のボーダーやスキーヤーが多く、彼らは乗り込むやいなや窓側の席を占領してしまいます。回数券で何度も乗るんだから、そんなに窓際に陣取らなくてもいいんでないかい。 |
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10分ほどで山頂駅到着です。標高約1,300mの山頂は気温マイナス9度、ブリザードのような天候で、まるで冷凍庫にいるような極寒状況です。ロープウェー駅の壁や柱は、樹氷と同じ状態になっています。乗客は一目散に建物内に入ります。 |
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山頂駅を出ると猛吹雪。マイナス9度と猛烈な吹雪という未体験ゾーンには、1分としておれません。急いで本物の樹氷を撮影し、駅の待合い所に逃げ込みました。樹氷を目の当たりにしたのは初めてですが、ごらんのように象かゴジラのような不気味な姿です。 気温は低くても風さえなければしばらく外で雰囲気に浸っておれたのでしょうが、いかんせん視界が開けないほどの猛吹雪では退散せざるを得ません。 あまりに低い気温で、デジカメが起動しなくなった人もいました。 |
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山頂駅の待合い所。ここでスキーやボードを装着した連中が下界へ下っていきます。 駅人によると、この時期にしてはまだ気温は高い方だとか。おいおい、マイナス9度で高いってか… |
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山頂の天候を示した掲示板です。私の記述にはウソはありませんので。 |
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山頂駅には八甲田山の写真が展示されていますが、これは昨年101歳で亡くなった万年スキーヤーの三浦敬三氏のスナップです。亡くなる1年前にこの八甲田山で撮影したものと記されていました。 100歳にしてスキーできる気力、体力には敬服しきり。私もあやかりたいものだ。 |
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