990715 Thu.

今年で3年連続の北海道ツーリング。今年はさすがに北海道行きは遠慮する予定であったが、勤続20年のリフレッシュ休暇が与えられるということで、’やむなく’今年も北海道ツーリングを敢行することになった次第である。と、言い訳がましいことを書いているが、内心は5割以上最初から行くつもりあったことはどうも否定できないようだ。

さて、今年はフェリーの予約が取れなかったということもあって、例年より1日早く旅立つこととなった。毎年北海道ではこの時期が一番気候が安定しているので、どうしても7月半ばの出発になるのである。
午後から早退けして愛機CB400SFを地下ガレージから引っぱり出し、ほぼ10日分の荷物をサイドバッグとリアケースに詰め込み。上江洲氏から譲り受けた振り分けのサイドバッグは長期ロードにはもってこいの代物だ。それに今年はリアキャリアに取り外しのできるGIVIのリアケースを取り付けたので、収納とドライブの安定性が格段に増している。

荷造りが完了し、5時45分からカレーライスで軽い夕食。6時20分、マンションの知り合いの視線を気にしながら愛機にまたがりいざ!出発。

舞鶴までの道は去年と同じ道順で、軽快に走行。
8時過ぎ舞鶴市内に入り、国道沿いのスーパーでフェリー中の食料を買い込む。去年と同じパターンだ。

8時25分、フェリー乗り場着。10時乗船ということで、やや早めの到着だったのだ、ライダーは少な目。乗船手続きを済ませて、2階の待合室で阪神の試合を見る。後ろの席で単身の女性ライダーが読書しているのが気になるなぁ(^_^;

10時乗船開始。三脚を手に持って、タイマーで自身の写真を収めている若いライダーもいる。何度経験しても乗船の瞬間は胸がワクワク踊るものだ。係員に誘導され所定の位置にバイクを留めて、急いでバッグなどをバイクから降ろす。2等雑魚寝の部屋とはいっても、二晩も過ごすのであるから最初の場所取りが肝心なのだ。
フェリーの中で必要な着替えなど最小限のものをバッグに詰めて急いで部屋に向かう。

木曜日発のフェリーなのか少な目の乗客のようだったが、落ち着いてくると一部屋に12、3人も詰まってきた。
その中で北海道へは何度も行っているという中年のおっさんがいて、しきりに情報を話したがる。今回は地図なしで一ヶ月も北海道を回るというのだから、熟知しているのも頷ける。しかし、だらだらと一方的に話しかけるものだから、隣の若い男も次第に迷惑顔になってくるのが分かる。
フェリーで一服

隣では初めて北海道を走るという若い学生君、なんと道内は二泊しかできないという。その日のうちに稚内まで走って、すぐUターンし羽幌の宿に泊まるという。次の日に富良野から小樽まで走るのだそうだ。なんとももったいない走りだが、少ない休暇でも目一杯走りたいという気持ちは痛いほど分かる。
短時間でもここだけは是非というお勧めのコースを教えてあげた。

一服してから風呂に入り、帰り際にビールを買い今夜の寝酒とする。

                     

本日の走行距離 97.7km


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