1998.7.25Sat.

良く寝たものだ、何しろ起きたのが740。10時間以上寝ていたことになる。旅の間の睡眠不足をすべて補った感じだ。

800昨日小樽のローソンで買ったパンで軽い朝食とする。帰りの船内は旅を終えたライダーや家族連れがほとんどで、行きと比べると落ちついた寂しさのような雰囲気が漂っている。つまり活気がないのである。
何もすることがないので、ラウンジでサッカーのワールドカップのリプレイを見たり、久しぶりの読書で時間をつぶす。そう、もはや旅を楽しむというより時間をつぶすといった方が適切であろう。

2等の雑魚寝部屋を覗いても、毛布を被って寝ている姿が多い。皆さん疲れているんだな。
デッキも人影が少ない。フェリーはストリームラインを引きずってひたすら舞鶴へと進んでいく。数分もするとその海面の筋も消えてなくなってしまうのだ。しかし、旅の思い出はしっかり脳裏に刻まれている。

フェリーの軌跡


1100、昼まで待てない(^-^;  早い昼食とする。本当に最後の酒盛りというわけで、缶ビールを買ってくる。あまり呑むと下船の時にまだ覚めていないということになるので、自制する。これまた昨日仕入れたするめやら貝の缶詰をあてにして500mlを2本空ける。仕上げは日清のカレーヌードル。
あ〜、酔っぱらっちゃった(´0`)
あとは寝るのみ。1230から1時間ばかし昼寝。

3時を過ぎるとそろそろ着岸のアナウンスがあって、デッキに出てみると舞鶴湾に入ろうとしている。舞鶴の市街が次第に大きくなってくるのを眺めながら、旅の終わりを実感する。

1600着岸。例によって車が先に降りていく。慌てたって仕方ない、まぁゆっくりしようや。
1625バイクの下船開始。熱と湿気でむっとする船の腹に降りて行き、すぐ荷造りする。荷物をバイクに載せている時、小樽のユースで知り合った九州のZZR1100氏が握手を求めてお別れの挨拶をする。お互い名刺を交換して再来を期す。

下船前


1640フェリーから吐き出されるようにタラップを降りて行く。幸い雨は大丈夫なようだ。自衛隊の演習車が先に降りていたので、信号で数珠繋ぎになっている。それらを全部追い抜いて、後は元来た道をなぞって走る。帰りは日が明るいので道に迷うことはなかったが、三和町から西紀町に折れるところでとまどってしまい、違う道を行ったり来たりしてロスしてしまった。

西紀町から国道176号へ、篠山口駅の横を通過して三田市内へ。176号から県道へ迂回してウッディタウンへ回り、三田幹線を突っ走りフラワータウンへ。
1855、自宅マンション前に到着!

携帯電話でカミさんに降りてきてもらい、荷物の運び入れを手伝ってもらう。知床のダートの砂でタンクバッグが白く汚れているに気付く。
それにしても今回も無傷で帰還できたことを、神様仏様に感謝しよう。そして、ご主人の意のままに走ってくれた愛機CB400SFにも感謝!
たくさんの思い出を振り返りながら、レポートを締めくくることにする。

本日の走行距離 108km 
全走行距離 1,984km


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