1998.7.19Sun.

400定刻に小樽着岸。バイクの下船はいつも一番最後で、下船が完了したのは430。脱兎のごとく一路道央道へ。天気は曇り。涼しい。

これからの長旅、事故が一番怖い。安全運転を誓って80〜90kmの巡航速度で走る。515輪厚パーキングエリアで休憩。ここで約200g身を軽くする(^/^)

苫小牧東インターで降りて国道235号を南下。天気は相変わらず曇り。涼しいというより寒い。海岸線はさっぱり見えない。晴れていたらすばらしい景色だろうなぁ。

715静内の「競走馬のふるさと案内所」着。現役を引退した有名な競走馬の牧場を訪ねるつもりであったが、いくらなんでもこんなに早くから開いていない。玄関で記念撮影。

静内
静内競走馬のふるさと案内所


830浦河町のコンビニで朝食。かしわ丼。今回こちらを走ることに決めたもう一つの理由が、浦河町に上江州が学生時代に知り合っていまだに年賀状の交換をしているという女性が住んでおり、訪ねてみようという魂胆もあったためだ。
このコンビニのすぐそばに住んでいると思われるが、ここに及んで上江州にためらいが起こった。「遥か兵庫県からここまで来て連絡しなかったと後で知ったら、彼女嘆くよ」
これに励まされ公衆電話からかける。しかし、こんなに早い時間なのに電話に出てこないという。日曜日で何か行事でもあったか、残念(-_-;)

905浦河町の郷土博物館。浦河町から輩出した名馬シンザンなど、馬に関する情報が掲示してある。上江州はここに寄った証拠として年賀状に張り付けるのだと言って記念写真を撮る。
隣の公民館では開拓当時からの浦河にまつわる歴史的資料を展示してある。
930浦河を出る。釧路までまだ200km以上あるので、今回はえりも岬をパスして今年開通した国道236号通称天馬街道へ回る。
国道沿いにはたくさん牧場があってきれいな姿のサラブレッドが牧草を食んでいる。残念ながら馬と一緒に写真を撮っていないのが悔やまれる。

1250JR釧路駅前着。強い日差しとは言えないが、止まるとさすがに暑い。ここでは評判の和商市場のイクラ、うにトッピング丼が楽しみ。
「あの〜、和商市場は何処ですか?」
今日は日曜日で休みだよ
「げ〜(+_+;;;;;;  日曜日の旅行客が多い日に休むなよな〜」
和商市場はあくまで市場なので漁をしない日曜日は休みなのだそうな。

Second thoughtとしてニフティで仕入れてあった釧路のうまいもの処、回転寿司の「なごやか亭」を探すことにした。
駅前で地元の高校生風に訪ねるとすぐそこだと言う。しかしいくら探してもそれらしき回転寿司は見つからない。探し疲れたあげく、電話で聞くと全然違う場所にあるではないか。
あのくそガキめ、だましやがったか(▼_▼)
「なごやか亭」は釧路駅の反対側、つまり北側にあった。反対側の方が賑やかなのはどんな都市計画なんだ?


店内に入るともうとっくに昼を過ぎているというのに、店内は一杯の人だ。しばらく待たされて1330やっと席に着く。最初にうに、そしてイクラ、中トロと箸を伸ばす。なんと中トロは二個で220円なのだ。決してマグロではない!腹一杯食べて、しめて1391円。ん〜、安い!!

駐車場に向かうとキャンプ道具を満載した50ccの原付スクーターに出会う。滋賀県の竜王町のナンバー。それにしてもすごい荷物だ。おかしかったのは後ろの荷物にバケツをくくりつけて、その中に洗濯物を入れて走っていることだ。スピードが出ないからそんな装備でも良いのだろう。あまりに面白かったので写真に収めた。

原チャリ
重装備のゲンチャリ(^_^;

1400「なごやか亭」発。近所のイトーヨーカドーで夜の食事の買い出し。キャンプ初日は豪勢に行こうぜ!と言っていながら、いつもよくやる味噌味のちゃんこ鍋になってしまった。情けないことに素材はかしわ肉、豚肉、鮭の切り身。とても豪勢とは言えない。

1420イトーヨーカドー発。ここまででもう441kmも走っている。疲れを実感してきた。
今夜の野営地のシラルトロ湖へ向かう。途中、釧路湿原を展望できる細岡展望台へ。小高い丘から眺める釧路湿原は、人間の手がかからない自然の宝庫。釧路川があのようにゆっくりと蛇行した姿になるまでに何年の歳月を必要としたのだろう。

釧路湿原
釧路湿原


1635シラルトロ湖キャンプ場着。キャンプ客は少ない。他にテント3張りくらい。
う〜ん、寂しいなぁ。

シラルトロ湖


すぐ隣の「憩いの家 かや沼」で一人500円を払って受け付けを済ませる。テントを設営し食事の段取りだけ整えて、さっきの「かや沼」でひと風呂浴びる。連休の中日で客が多い。塩分の多い温泉だ。

温泉から上がり店内の自動販売機でビールを買いテントへ急ぐ。鍋に火をかけるまでもなくすぐに乾杯!

そうこうしているとオフロードが2組、アメリカン野郎が1人。それでも寂しいキャンプ場だ。風が強くて肌寒い。

シラルトロ湖キャンプ場
夕空がきれい


2030頃寝る。

本日の走行距離 518km


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