尾道紀行最終章 2004.4.29
浄土寺 そろそろ今回の尾道紀行も終盤を迎える。映画資料館を4時過ぎに出たものの、尾道発の電車の発車までまだ1時間半あるので、最後に浄土寺へ向かうことにした。

ここも小津作品で笠知衆と原節子がそろって登場する場面である。朱塗りの建物が目にまばゆかったが、映画はモノクロのため外壁が朱塗りとは気が付くはずもなかった。
市役所前に停車した市内循環のレトロバス

JR尾道駅構内 浄土寺を最後にJRの駅へ戻る。途中、商店街でごま団子をひとつ、駅のコンビニでお茶
を買い求め腹ごしらえ。ごま団子は小生の大好物である。

5時33分の尾道発普通電車に乗る。乗客はまばらで、ここでもしっかり座ることができた。
福山でサンライナーに乗り換える。この頃から日が沈み、持ってきた書籍を読むでもなく、車窓から家々の灯りをぼんやり眺めている。
6時57分、岡山で普通電車に乗り換え1時間20分ほど揺られて姫路へ到着。
8時21分発の新快速で一路三ノ宮へ。どこも始発だったので、快適に座れた。

9時前三ノ宮着。市営駐輪場でスクーターを取り出し、防寒用のウィンドウブレーカーを着込んで新神戸トンネルから北六甲有料道路を経由して、9時45分無事自宅にたどり着く。
こうして14時間にわたる尾道各駅停車の旅は、心地良い疲労感をともなって終わったのである。
JR尾道駅構内

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