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Opal オパール 和名:蛋白石 |
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【宝石ことば】 希望 無邪気 克己 【宝石のメッセージ】 「名誉の保護」 「心眼」 オパールの効力 「ストーンパワー」 ローマ時代はラテン語で「オパルス」、現在使われている「オパール」は、ドイツ語で、サンスクリット語の「宝の石」が語源とされています。 様々な色の虹色に輝く事から、希望を意味し、幸せを招く「神の石」として古くから珍重されています。 和名では「蛋白石」と名付けられていますが、語源は中国からのもので「卵の白身に似ている」という事からだそうです。 「聖なる石」オパール。 神が子供の目から創ったとされる石です。 済んだ瞳で物を見るという事が、どんなに大切かを古代より伝えているのです。 人生に行き詰まった時に、この石をみつめると、石の虹色が人生色々・幸せの形も色々・感じるのはあなた次第…と教えてくれるそうです。 オパールは乾燥するとひび割れてしまいます。 人も愛が不足すると枯渇してしまう様に、いつも愛情をかけ肌に触れていないと色褪せてしまうのです。 様々な可能性と夢を秘めた幸せの石 オパールは、「あなたの(私の)沢山の才能を応援」「愛の渇きには耐えられません。」「キューピッド(オパール)があなたの所へ行きたがっています。」「希望をあなたに…」などのメッセージを持っています。 さらに、オパールを身につけると持ち主が病気の時は色が変わり、元気な時には輝きを増し持ち主の健康状態を表すと言われていました。 俗信として、オパールは人に変化を促す石と言われています。 これまでに一つの事に熱中してきたけれども、そんな自分に少し疲れ気分を変えてみたくなった…という人に相応しい石なのだそうです。 オパールにまつわるお話 ローマ皇帝シーザーが何より愛した石、オパール。シーザーがクレオパトラへ贈ったとの言い伝えから「キューピッド ストーン」という名も生まれました。 「あなたを心から愛します。」というラブレターのように使われたそうです。 ギリシャでは「オパールの中には愛の天使が棲む」と言い伝えられています。 オパール:(蛋白石) オパールは含水化珪酸ゲルが硬化したもので、通常 5〜10%の水分を含みます。 多くの宝石とは違い非晶質であるために、乾燥するとひび割れを生じてしまいます。 オパールは2種類の色味のものがあり、一つは 「プレシャス オパール」で 見る角度により色が煌く効果(インデッセンス)が特徴のものです。 もう一つは、「コモンオパール」又は「ポッチ オパール」で 不透明でインデッセンスを示さないものになります。 インデッセンスの効果は、微小球状シリカが規則的に配列し光の回折で起こり、球が大きいと示す色の範囲も広くなるという仕組みになります。
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参考資料
日本ヴォーグ社 宝石の写真図鑑 冷たいジュエリ
八坂書房 宝石ことば
双葉社 宝石の常識
講談社 宝石宝飾事典
読売新聞社 宝石
DeAGOSTINI TREASURE STONE
成美堂出版 最新シルバーアクセカタログ1200
美土理書房 宝石の気能
創元社 彫金教室
NTT出版 華麗なる宝石物語
ムーンフェイス・ローズマリー