【学術論文】

01.「祭式・神話・歌謡（一）&（二） ― 琉球古代国家共同体論 ― 」

『奄美沖縄民間文芸研究』第10号,pp28-39,1987年08月01日,第11号,pp14-25,1988年07月01日,奄美沖縄民間文芸研究会

02.「琉球古代歌謡論 ― ＜おもろ＞の発生と展開 ― 」

『地域と文化』第44号,pp02-13,ひるぎ社,1987年10月15日

03.「古代琉球の王権儀礼と王の即位」

『立命館文学』第505号,pp53-65,立命館大学文学部人文学会,1988年03月20日

04.「神謡の再生 ― 祭式の言語表現と村落共同体 ― 」

説話伝承学会編『説話の始源・変容』pp29-47,桜楓社,1988年04月25日

05.「琉球古代王権と言語表現 ― 王の初穂儀礼を中心に ― 」

『日本文学』第37巻第11号,pp13-27,日本文学協会,1988年11月10日

06.「琉球の神話と儀礼に見る〈水の王〉 ― 古代韓族との比較を通して ― 」

『沖縄文化』第25巻第02号,pp61-76,沖縄文化協会,1989年03月31日

07.「琉球の王権儀礼と太陽の王」

『立命館文学』第516号,pp15-35,立命館大学文学部人文学会,1989年05月20日

08.「農耕儀礼と王 ― 東御廻りの諸相・雨乞いと初穂儀礼 ― 」

『新沖縄文学』第85号,pp79-87,沖縄タイムス社,1990年09月30日

09.「記紀歌謡物語論序説」

『論究日本文学』第54号,pp53-62,立命館大学日本文学会,1991年05月30日

10.「南島神話」

『説話の言説 ― 口承・書承・媒体 ― （説話の講座・第２巻）』,勉誠出版,pp108-125,1991年09月20日

11.「十七八歳の魅力とその源泉 ― 『閑吟集』91番歌の類型表現とその諸相 ― 」

『歌謡 ― 研究と資料 ― 』第04号,pp18-25,歌謡研究会,1991年10月15日

12.「王権の声 ― 古代宮廷神楽歌の表現の位相 ― 」

『日本歌謡研究』第31号,pp16-22,日本歌謡学会,1991年12月31日

13.「生産叙事歌の伝統 ― ヤボネシアの歌謡表現史に向けて ― 」

福田晃編『日本文学の原風景』pp346-362,三弥井書店,1992年01月26日

14.「〈場〉の生成 ― 成巫譚私注,あるいは文学発生論 ― 」

『日本文学』第41巻第06号,pp26-38,日本文学協会,1992年06月10日

15.「記紀歌謡のディスクール ― 歌謡の引用ということ ― 」

『物語研究会会報』第23号,pp1-6,物語研究会,1992年08月

16.「古代の言語表現と他者･試論 ― 山上憶良のうたから ― 」

『四條畷学園女子短期大学研究論集』第26号,pp16-24,四條畷学園女子短期大学,1992年12月15日

17.「琉球王権論 ― 国王の出自と言語表現をめぐって ― 」

上田正昭編『神々の祭祀と伝承』pp367-388,同朋社出版,1993年06月30日

18.「神の流行歌 ― 古代ワザウタ表現の外部性 ― 」

『四條畷学園女子短期大学研究論集』第27号,pp15-25,四條畷学園女子短期大学,1993年12月15日

19.「世礼国男論序説 ― その南島歌謡研究の足跡 ― 」

『日本歌謡研究 ― 現在と展望 ― 』pp529-543,日本歌謡学会,1994年03月31日

20.「宮城真治と新オモロ学派 ― 名護博物館･宮城真治草稿から ― 」

『地域と文化』第83号,pp12-17,ひるぎ社,1994年03月31日

21.「古代王権と<老人のうた>」

『四條畷学園女子短期大学研究論集』第28号,pp19-28,四條畷学園女子短期大学,1994年12月20日

22.「ウタの機能 ― 巫歌とワザウタから ― 」

『講座日本の伝承文学』第 2巻(韻文文学<歌>の世界),pp54-68,三弥井書店,1995年12月20日

23.「南島歌謡研究史の一断面 ― 新おもろ学派の仕事 ― 」

『日本歌謡研究』第35号,pp72-79,日本歌謡学会,1995年12月30日

24.「伊波普猷と新おもろ学派 ― ナショナリズムと郷土=沖縄研究 ― 」

『浦添図書館紀要』第7号,pp27-37,浦添市教育委員会,1996年03月29日

25.「歴史書と歴史叙述」

『岩波講座日本文学史』第15巻(琉球文学,沖縄の文学),pp137-154,岩波書店,1996年05月08日

26.「宮城真治と世礼国男の『おもろさうし』研究 ― 新おもろ学派の仕事(二) ― 」

『研究報告集』第33集,pp7-12,大阪私立短期大学協会,1996年10月15日

27.「小野重朗の歌謡表現論 ― 未完の系統樹として ― 」

『四條畷学園女子短期大学研究論集』第30号,pp10-25,四條畷学園女子短期大学,1996年12月20日

28.「琉歌規範の成立ということ ― 琉球王府の歌謡として ― 」

『日本歌謡研究』第36号,pp3-15,日本歌謡学会,1996年12月30日

29.「寛政七年土佐漂着琉球船乗組員の歌謡 ― 『琉球談話』収録の歌謡資料を中心に ― 」

真鍋昌弘編『歌謡― 雅と俗の世界 ―』pp317-33,和泉書院,1998年09月15日

30.「沖縄から考える ― 異文化としての「平安文学」 ― 」

『叢書・想像する平安文学』第１巻（〈平安文学〉というイデオロギー）pp218-233,勉誠出版,1998年05月10日

31.「キミテズリ神のオモロ ― 古琉球時代の王府祭祀 ― 」

『四條畷学園女子短期大学研究論集』第32号,pp18-41,四條畷学園女子短期大学,1998年12月25日

32.「おもろ主取論　― 琉球宮廷歌謡歌唱者の系譜 ― 」

『四條畷学園女子短期大学研究論集』第33号,pp16-46,四條畷学園女子短期大学,1999年12月20日

33.「自覚するメディア　― 古代ワザウタの変遷 ― 」

『叢書・想像する平安文学』第10巻（言説の制度）pp11-29,勉誠出版,2001年05月10日

34.「18世紀初頭、琉球王府のオモロ認識　― 『琉球国由来記』巻四「御唄」の項についての注釈的考察 ― 」

『四條畷学園短期大学研究論集』第34号,pp1-13,四條畷学園短期大学,2001年05月31日

35.「18世紀初頭のオモロ儀礼　― 『琉球国由来記』巻二「御唄」の項についての注釈的考察 ― 」

『日本文学』第50巻06号,pp21-31,日本文学協会,2001年06月10日

36.「二つのミロク歌 ― 琉球のウタと大和のウタ ― 」

『日本歌謡研究』第41号,pp90-105,日本歌謡学会,2001年12月30日

37.「異郷、倫理としての沖縄　― 藤井貞和氏における詩作と物語研究の源泉― 」

『四條畷学園短期大学研究論集』第35号,pp1-20,四條畷学園短期大学,2002年05月31日

38.「雪のまぼろし ― 「平安文学」から琉球弧へ― 」

『國文学』第50巻04号,pp46-52,學燈社,2005年04月10日

39.「Cocco論序説、あるいは、ウタの始まり ― <ウタの癒し>から<癒しのウタ>へ― 」

　　　『奄美沖縄民間文芸学』第06号,pp33-44,奄美沖縄民間文芸学会,2006年09月22日

40.「童謡（わざうた）」

『シリーズことばの世界』第04巻（うたう）,pp09-19,三弥井書店,2007年10月31日

41.「身体の楽譜 ― 琉球古典音楽野村流と世礼国男の「声楽譜」 ― 」

『沖縄文化』第42巻第1号,pp01-17,沖縄文化協会,2008年05月17日

42.「沖縄の西常央 ― 近代的沖縄研究への架け橋として ― 」

『京都精華大学紀要』第36号,pp87-108,京都精華大学,2010年02月15日

43.「京の内庭史考 ― 首里城の起源と久高島 ― 」

『南島文化』第32号,pp55-79,沖縄国際大学南島文化研究所,2010年03月21日

44.「京の内庭再考 - 琉球首里城の祭祀空間と歌謡 - 」

『日本歌謡研究』第50号,pp13-29,日本歌謡学会,2010年12月30日