ご挨拶

”縁は異なもの味なもの、袖振りあうも多生の縁、つまづく石も縁の端くれ”などと申しまして、こうしてご覧になっていただくのも、ご縁でございます。昨今、ここ出雲ではさかんに”ご縁””縁結び”がはやっております。ようこそページを開いていただきました。

思い起こせば10歳のころから落語がそばにありました。見よう見まねのド素人落語に端を発して数十年、そこから長い間追っかけしていた4代目春雨や雷蔵師匠を口説き落として、門弟となりましたのが13年前のことです。10年前に安部整形外科・形成外科医院を後輩に譲りましてから、どうにか稽古と口演に時間が取れるようになりまして、高座の回数も増え、8年前に一門の真打ちに昇進しました。それもこれも、皆様のお引き立てのおかげでございます。ありがとうございます。

お達者落語会」と名付けたこの口演は、第一部が古典落語、第二部がいきいき医学講話「笑いと免疫…そして健康」から成り、約90分の長丁場です。無論、落雷独演会や春雨や雷蔵独演会(雷蔵八百夜)では落語だけで降りてきますが、皆さんからのリクエストはほとんどが二部構成の口演会でございます。

終わった後の皆様の笑顔と握手と”また来てね”のお声がある限り、続けてゆこうと思います。「笑って長生き」は私のテーマですから、”おあとがよろしいようで…”といって、御他人様に高座を譲ることはできませんゾ。

どうぞよろしくお願いいたします。

春雨や落雷