四万十川
川エビ漁とじいちゃん


川エビ漁


 秋晴れのもと、初めて四万十川に行ってきました。
お世話になったのは、西土佐村にある
『民宿にしとさ・・・御年85歳になる勝美じいちゃん夫妻、息子さんの宗美さんに、まるで家族のように親切にしていただき、とても大満足で思い出いっぱいつくって帰ってきました。


早朝6時すぎに出発し、瀬戸大橋から松山自動車道へ・・・讃岐うどんを横目に道の駅に立ち寄りながらも、の〜んびりドライブ。真っ青な秋空と山々の緑に歓迎されながら、午後3時すぎに民宿に到着。
 お部屋やお風呂の案内説明の次にどこへ行くのかと裏山へ・・・
いきなり空中ブランコ?ともいえるじいちゃん手作りブランコにのせてもらった。・・・裏山の公園に作られたこのブランコ・・・この年になってこんなに楽しい乗り物に出会えるなんて・・・
みんな雲の上のハイジになっていました。

夕方、手作りいかだに乗り込み、息子さんの宗美さんのご指導のもと本日メインイベント『川エビ漁』へ!!

物干し竿ほどある竹竿をこぎ棒にして操縦すのですが、これがまた難しい・・・何度かバランスをくずして落ちそうになりながら川岸から対岸まで数百メートル。すっかりいかだに操られていました。先が思いやられるねぇ〜・・・でもでも楽しいっ。
 エビ漁のワナは夕方にしかけ、片端に石の重しを。反対側には浮きとしてペットボトルを。その間に排水ハイプで作ったエビ筒を等間隔に5〜7本ぶら下がっている。エビ筒にはぬかと味噌の練り合わせの餌を仕掛けた。
仕掛けたものの、「今の季節、難しいかもねぇ〜」と言われ、まぁこれも運次第だねっと思い、明朝までおあずけ。
 宿でのその夜の夕食は、四万十料理がずら〜り。
じいちゃんに『つがに』の食べ方を教わり、普段味わうことのない料理を前に話ははずみ、じいちゃんの思い出話や、宿泊者の方々のアルバムを拝見させていただき、また宗美さんからのたくさんの高知情報を教えていただき、とても楽しい時間を送りました。
 夜の星空は、これまた最高!天の川や星座がつくれないほどたくさんすぎる星の数。川原の石ころの上にみんなで上を向いてしばらく天然プラネタリウムの下で流星を追いかけていました。


明くる朝、エビのしかけを見に、再びいかだで川へ・・・
予想以上のエビの数にみんな満足。早速塩ゆでし、朝食にだしていただいた捕れたてエビは、また格別な味で本当においしかったです。
ばあちゃんに内緒でコーヒーにお砂糖3杯入れてって言った時のおじいちゃんの顔、8人の息子さん達を育てられた思い出を語る時のそのクシャクシャの笑顔は忘れられません。。。『民宿にしとさ』じいちゃん、ばあちゃん、宗美さん、おいしい食事をつくっていただいた民宿の方々、本当にいい思い出になりました。



『民宿にしとさ』 高知県幡多郡西土佐村橘1160-9
http://www.gallery.ne.jp/~yokoyama/
四万十まるごと博物館
http://40010.tv/marugoto/

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