波照間島
日本最南端の島



石垣島の離島桟橋から高速船に乗り、約1時間。
そこは、10月だというのに太陽がじりじりと真上から照りつけるのを実感する、日本最南端の島『波照間島』でした。想像以上に島は広く、さとうきび畑の緑と土の茶色と大空と雲の青と白が印象的な島でした。


サイクリングで島一周

到着後、民宿に荷物をおろし、すぐさまレンタサイクルで島の様子を伺いに出かけました。
本当に広い大地が広がっていて、数メートル先にはキレイな海が太陽に照らされてキラキラ輝いていました。途中、何度も自転車を降り、飼われているヤギに出会ったり、学校帰りの子供たちに出会ったり・・・
 海上を監視し、外国船などの接近を知らせるためにつくられたといわれる、『コート盛』の上からの夕日は、また格別なものでした。




『民宿 たましろ』


幻の泡盛『泡波』が夕食時に食卓に並ぶ宿・・・
といううわさの『たましろ』に宿泊することが出来ました。
男女ともに1人旅の方も多く、民宿の庭でみんなで食卓を囲み食べる夕食が、どこか懐かしいようなとても楽しい食事となりました。
夕食に出される食事の量が半端ではなく、3人前くらいはあるでしょうか・・・。
その日も幻の泡波で乾杯し、旅行者同士の話もはずみ、会社を辞めて来たという方、定年退職して今は楽しんで1人旅してるという方、何度も訪れてるという若い夫妻など、夜中まで会話ははずみ、十五夜の月明かりの中、三線での演奏も入りとても思い出に残る夜になりました・・・



日本最南端への長い道
明くる日、またまた自転車で最南端の碑を見に行こうと、星空観測タワーを目指して出発。
あちこち、同じようにレンタサイクルでさとうきび畑をかけめぐる人たちに出会います。
たどり着いた、島の端っこは、ごつごつとした岩やサンゴ礁に、とても美しい幾層にも重なり合ったマリンブルーの波がおしよせ、とても幻想的な光景でした。






『パナヌファ』

島の人も遊びにくる店・・・
島の美しいビーチ『ニシ浜ビーチ』への道中にあり、ランチや夜のバーとしてもにぎわう。
とても素朴なたたずまい。
この箱型の建物が日本の果てに来たんだなと実感させられるのは私だけでしょうか・・・海水浴の後の腹ペコのお腹を見事に満たしてくれた。



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