竹富島
水牛と星砂

石垣島の離島桟橋から高速船で約10分。
山も川もない小さな島で、サンゴの石垣、赤瓦の屋根など港から徒歩20分ほどの集落はとても素朴な昔ながらの文化や景観を大切にしている・・・そんな島でした。
あえて、私達はそんな素朴な島のサンゴの垣に挟まれた白砂の道が月明かりで白く光るのを見たくて宿泊することにしました。



星砂を求めて
 島に到着後、宿泊予定の『泉屋』のとても元気なスタッフに迎えられて送迎車に乗り込んだ。たった10分で、こんな素朴な島に来れるのか・・・と宿で出された冷たく冷えたお茶と、黒糖をいただき、散歩がてら星砂が採れるというビーチへ行きました。
日帰り観光の車が行きかう中、あえてテクテク歩きながら道端に咲く南国特有のお花や実などを観察しながら、星砂ビーチにたどり着きました。
 20分くらい探してようやく見つけた星砂1つ。もう見つけられないのかな・・・そんな気にもなりながら、夕方になり、観光客もみんな帰っていき、全くのプライベートビーチになるまで探し続けた。自分で苦労して探した星砂や太陽の砂・・・幸せになりますように・・・





『民宿 泉屋』
この宿は予想以上にすごく良かったです。スタッフの女の子達もとても愛想がよく、宿も風情があり、泊まっていてとても気持ちが良かった。
庭先のブーゲンビリアのお花もとてもキレイで、垣の根の向こう側を、どうやら観光牛車が通ってるらしく、ゆっくりと砂道を歩く音が聞こえてくる。それほど落ち着いた静かな島でした。
 お花のアーチをくぐり庭のはしっこには、『泉屋』の雑貨やさんがあります。ここがまたすごくいい。かわいい手作り雑貨やTシャツ、ガラス、焼き物など、センスのいいものがたくさん置いてありました。友達とお土産を選ぶのにそこを通るたびにおじゃましてました。



水牛と三味の音
竹富島に来たならば・・・という事で、水牛観光に参加してみることに・・・
歩くペースで水牛は集落を案内してくれます。ガイドのおじさんのお話もなかなか楽しく、三線の音も静かな村に鳴り響いて、とてもゆったりとしたz時間が流れます。

牛舎の天井に
『安里屋ユンタ』の歌詞が


 ちなみに、村の展望台『なごみの塔』からの景色、水牛観光からの景色・・・どれをとっても八重島の赤瓦の家並み、民家の軒下に咲き乱れた原色の花など、とてもキレイで絵になる風景ばかりです。





 その夜、曇りだったお天気も星空をのぞかせ、月夜となりました。
夜中11時すぎ、星空マップを片手に白砂の道を歩きました。昼間とは違い、全く人の気配もなく野鳥の声と虫の鳴き声だけが聞こえてきます。満天の星空とはこのことでしょうか・・・
月明かりで照らされた草花の影がとてもいい感じでした。





『竹乃子』
あっさり味の八重山そばを食べさせてくれる店。豚やカツオからとるダシがまた格別である。
八重山特産品のこしょう『ピイーヤーシ』はここから誕生したもの。



『南潮庵』

竹富島の天然素材を利用してつくったアクセサリーのお店。
赤瓦の家の軒先に、きれいに並べられたかわいいネックレスやブレスレットは他では見たことのないものばかりで、自然の実の色鮮やかさに驚かされる。
お店の奥にいた、ここの住人?のお姉さんはかわいい赤ちゃんをあやしながら笑顔で話しかけてくれた。そして・・・
子守唄にレゲエが流されて〜なんてのんびりした空間なんだろう〜なんだかとても何にも流されない特別な空間のように思えた。


散歩道中に見つけた竹富島の郵便局.
沖縄のシーサーとパイナップルのかわいいイラストの切手を買いました。


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