塾の選択

塾のいろいろ
塾の基礎知識 塾の探し方、選び方には、どのような塾があるのか知っておくことが必要です。 大きく分けて3つの指導形態があります。集団指導、個別指導、自立学習指導です。 受講料の比較は、コマ当たり、時間当たりで考えてください。 合格実績数は、全塾生数当たりで考えてください。(全塾生数は教えてくれませんが)

室長の思うこと

受講料の本音 受講料は、小学生は安く、中学生、高校生と高くなるのが一般的です。 小学校の内容は簡単で、高校の内容は難しいというのが理由でしょう。また、受験生の場合は、責任が重いというのも理由でしょう。 裏を返せば、高校生を教えるのは大変だからしんどい、小学生は楽だから手を抜ける。受験生でなければ、責任が軽いと考えているのでしょうか。 スピカの受講料は、小学生から高校生まで同一コマ単価です。 高校の内容を難しいとは感じていません。どの生徒にも同じ責任で接していきます。お任せください。
独立塾の本音 大手の塾から独立して、自分の塾を立ち上げる方がおられます。(私もその類ですが、) なぜ、独立したのでしょうか。自分の教育理念を突き進めるためというのが多数です。だから、独立系の塾は良い塾が多いです。 教科主任をしていた、教室長をしていたというのは信頼できると思います。 指導方法の基本は大手塾と同じです。金儲け主義のやり方に不満をもって独立したのです。 特色をもてるのも独立系の良いところです。どんな工夫をしているのか、確認してください。 費用はその後です。
加古川東高の本音 学区最上位の加古川東高校の目的は難関の国公立大学へ合格するためです。 では、どの大学へ行くことができるのでしょうか。過去にどのような大学へ合格しているのでしょうか。最も多い国公立大はどこでしょうか。 京都大学ですか?大阪大学ですか?神戸大学ですか? <隣接学区の上位高校との比較> 加古川東高の先生・課題は最難関大学に対応できる素晴らしいものです。ちゃんと理解すれば実力アップできるのに、やれていない生徒が多いのです。 しかし、それだけでは十分でないことも事実。塾・予備校も良し。通信教育も良し。それらを理解することが大切です。
成績上位者数の本音 成績上位者をよくピラミッドの頂点のようにたとえることがありますが、果たしてそうなのでしょうか? この付近で公立高校トップといえば、加古川東高校です。限られた成績上位者だけが通っているのでしょうか? 加古川東高は、定員が最も多い高校です。したがって、加古川市内では、出会う確率が最も高いのです。 さらには、歴史も古いので、卒業生も多く、加古川東高出身の人は、大勢います。 決して、ピラミッド型ではありません。むしろ、逆ピラミッド型なのです。 日本全体に話を広げると、国立大学の学生数で、東京大学はトップです。(正確には2番。1番は大阪大学) こちらも、歴史が古いので、卒業生も合わせると、最も多く、国立大学出身者に、「出身は、東京大学ですか?」と尋ねるのが 当たる確率が最も高いのです。 なんとなく、賢い学校の人は少ないように感じているかもしれませんが、多数派なのです。
予習の本音 予習をする塾が多いです。予習をすると進学塾に見えます。 新しい内容を授業するので、授業をやっているという形だけは成立します。問題点が多くあると思います。 週1回の授業で、学校での週何時間もある授業よりもわかりやすく教えることは可能でしょうか? 上位の生徒にだけは有効でしょう。中位、下位の生徒にゆっくり教えますと言っているところには、矛盾があります。 さらに、塾ならではの公式、解法(裏技?)を教えているようですが、詰め込みでやっているだけです。 また、予習をすることは、塾が主導権を握ることができ、楽なのです。もし、復習型にすると、生徒の理解度を判断しなければならなく、 どんな質問されるのか分かりません。その場で答えられなければ、信頼を損ないます。そのようなリスクを負わないため、復習型は少ないのです。 スピカでは、予習を積極的にしません。学校で同じことをするのに、効率が悪いです。どうしても予習をしたいのなら、他塾をお薦めします。 学校の授業を受けたけどわからなかった。または、学校の授業以上の応用問題をしたいということならば、 スピカに是非お任せください。
集団指導の本音 集団指導で教えているところで、最も良い場所があります。それは、学校です。その授業をまじめに受けていますか? 毎週、学校では多くの授業があり、それで理解できないのに、少ない時間で予習をするような詰め込み集団指導塾で理解できますか? 塾の宿題で追われて、学校の宿題ができないのは本末転倒
塾と学校の本音 塾と学校は敵対しているのでしょうか。いいえ、共存しているのです。 塾側は、優秀な学校の生徒に来てほしいのです。学校側は、進学実績をあげるため、塾に行って学力をつけてほしいのです。 実際、優秀な生徒は、学校の授業も真面目に受け、塾にも通っています。 進学校の大学合格実績を上げられたのは、塾のおかげです。開成、灘などでもダブルスクールは当然です。 塾で優秀な生徒を教えるのは楽だし、良い宣伝効果になります。 本当は、塾講師の腕の見せ所は、低いレベルの子をいかにあげられるかということ。 しかし、正直、なかなか難しいです。だから、偏差値…から…大学合格と言いながら、もともと優秀な生徒だったというオチになります。
上位校コースの本音 加古川東高コースなど、その高校への進学をねらったコースがありますね。 そのコースに入るのに、成績の基準があります。結局、最初から成績の良い生徒だけを集めているだけのこと。 また、上位コースの悪い点は、飽きさせないために、入試には不要な、しかも、高校に行ってから通用しない公式を教えられること。 メネラウスの定理が代表例。変な覚え方しているために、高校で苦労しているようです。 そういう生徒には、もっと効率良い学習方法があります。良問を解いて、わからないところだけを質問できればよい。
講師マニュアルの本音 講師マニュアルなるものがあるのはご存知でしょうか。 マニュアルが、生徒の指導に活かされるものなら、それは良いことだと思います。 残念ながら、一般的な塾講師アルバイトマニュアルは、講師の行動を制限するものとなっている場合が多いです。 例えば、生徒の引き抜きをしてはいけない。生徒と私的な連絡を取らない。などです。社会的常識の無い講師もいるので、仕方ないでしょう。 教科の指導方法などが記載されていればいいのですが、ほとんどありません。 それどころか、”学校の課題は教えないこと。”と記載されているところもあります。 当教室の方針と全くの反対です。
映像授業の本音 映像授業が増えています。特に高校生対象です。正直なところ、高校の内容を教えられる講師を確保するのは難しいのです。 生授業であっても、集団講義は、あらかじめ決められた内容を板書したり、説明するだけです。 学校の課題(しかも解答無し)や過去問の解説(詳しい解説解答無し)をすぐにできる講師はなかなかいません。 答えられなかったことを恐れているのです。間違ってしまうかもしれないからと明言している塾もあります。 映像の先生は、生徒の様子を見てません。これは個別指導とは言えません。単なる映像による自習です。
生徒募集の本音 合格実績(トップ校のみ)を宣伝しているところが多いが、元々優秀な生徒を多く集めた結果を出しているだけ。 成績が本当に上がったのか、そのような生徒が多くいるのかは、明らかではない。 優秀な生徒を集めることは、儲け主義の塾には、メリットが大きいのです。 まず、宣伝効果になる。上位になれることを期待して入塾する中位の生徒も増える。 また、理解力がある生徒だから、手がかからない。逆に、できない生徒は手がかかるので、負担が大きい。 そして、宣伝にならないことが多いのです。辞めてもらいたいとまで考えている。
自習の本音 実力が伸びるときは、ずばり、自主学習です。 優秀な生徒のコメントがチラシなどに掲載されることが多いですが、共通点があります。それは、授業に関してではなく、 自習で頑張ったことを述べている点です。勉強ができる子は、自分が伸びたのは自習だということをわかっています。 自分で気づかなくても、周りから見ていて、自分で頑張っている子が伸びています。 だからこそ、自習室無料開放をうたっている塾が多数ですが、本当に無料ではありません。その分、授業料をたっぷりと取っているのだから。 利用側にも、自習は無料という考えが当たり前のようになっています。 しかし、自習の環境が整っているのであれば、費用を出す価値があるのではないでしょうか。
指導人数の本音 1対2または1対3が主流です。 その最大のウリは、一人が演習中に他方の生徒を指導するので効率的だとか。 効率的なのは、塾側にとってでしょう。一人の講師で2,3人の生徒を教えられているのだから。 講師は近くに座っているだけで指導している気になりますよね。確かに行動の監視というメリットはあるでしょう。 また、演習中に報告書を書いているようですね。最悪は、内部報告書をその時間に書いている講師もいます。 巡回型も増えています。自立学習などと呼ばれることもあります。 多くの人数を個別でするには、物理的には巡回する形になります。しかし、1対2と同じように個別指導するには難しいのです。 そこで、自立型にしている塾が多くなってきています。やる気塾、計画塾、採点塾、質問塾、プリント塾、解答配布塾というものです。
講師プロフィールの本音 講師の学歴はどこですか。 やはり気になりますよね。ところが講師の学歴を出さない塾は多いです。神戸大学ぐらいになると出すのでしょうか。 志望校合格、どこどこ高校、どこどこ大学合格者数~名などとか言っている割には、講師はどこ出身なのでしょうか。 講師の出身大学は関係ないという割には、生徒の志望校にこだわります。 大学生講師の場合、どこの大学ということは絞られます。ここは加古川だから、現役東大生がいるはずも有りません。 社会人講師の場合も、難関大学出身講師は、集団授業、ビデオ授業を担当するので、個別指導を担当することはほとんどありません。
SPiCAへの思い 他の塾での講師を経験してきたからこその思いがあり、本当に地域に貢献できる学習の場を目指します。 基本的にどのような生徒も受け入れたいと考えています。どれだけ伸びたかを重視します。 学校の授業を大切にします。全ての勉強時間の中でSPICAでの時間は少ないのだから、必要なところに絞っていきます。 学校の授業で理解できたところはしません。理解できなかったところを指導します。難問もやります。 巡回型ですが、やる気塾、計画塾、採点塾ではありません。本当に学習内容について指導しています。同時に複数の科目を見たり、 基礎から高度までいろいろなレベルの問題も対応します。このようなことができるのは、講師力があればこそ。 1対1では、問題を解いている間もずーっと見ています。できるまで待ちません。すぐに指摘を入れます。 演習中こそが最大の指導ポイントと考えています。

指導方法による分類

予習・講義型 学校よりも早く学習内容を進める。どんどん進むタイプや定期テスト前に復習するタイプもある。
自立・管理型 計画どおりにやっているか管理する。やる気を出させる。
演習・宿題型 教材・プリントなどを自習形式でやり、採点、解説してもらう。宿題を出し、授業は宿題の解説。

人数による分類

集団 生徒は10名以上。学年ごと、教科ごとの一斉に講義を行う。採点型もある。
1対2~4 もっぱら個別指導であるが、同学年を集め、グループ授業になる場合もある。
1対1 個人指導と呼ばれることもある。
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