APPROACH REFERENCE
@ILSステーションを完全に認識していない時、セレクトされたILS周波数を表示する。
AILSステーションを完全に認識すると、ILSステーションの名称とDME(距離)を表示する。
MARKER BEACON ANNOUNCEMENTS
マーカービーコン上空通過時に音声信号と共に表示される。(OM=アウターマーカー,MM=ミドル・マーカー,IM=インナーマーカー)
FLIGHT PATH VECTOR(FPV)INDICATOR
(*PS1シミュレータでは、上記図のように、FPVシンボルが簡易なマークで表示されています)
@EFISコントロールパネルでFPVスイッチをプッシュすると、ドリフトアングル(偏流角…機首方位と飛行方位の角度の差)とフライトパス(実際の上昇・降下角度)の位置にマークが表示される。
Aドリフトアングルは、ピッチスケール中央との位置関係で偏位量を示す。
Bフライトパスは、水平線との位置関係で偏位量を示す。
GLIDESLOPE DEVIATION AND SCALE
@ILSがPARKポジションでない時にローカライザー電波の中央と飛行機との位置関係を示す。スケール中央が自機の位置で菱形のポインターがグライドスロープ電波の中央。
A真中から2ドットと1/3ドットの範囲内にグライドスロープ電波の中央を意味するポインターが入ると、菱形の中の色が透明からマゼンタ色に変化する(*1ドットは、スケール表示の○と○の間1つ分)。
Bデータが不適格であると、G/Sフラッグが表示される。
LOCALIZER DEVIATION AND SCALE
@ILSがPARKポジションでない時にローカライザー電波の中央と飛行機の位置関係を示す。スケール中央が自機の位置で菱形のポインターがローカライザー電波の中央。
A真中から2ドットと1/3ドットの範囲内にローカライザー電波の中央を意味するポインターが入ると、菱形の中の色が透明からマゼンタ色に変化する(*1ドットは、スケール表示の○と○の間1つ分)。
Bデータが不適格であると、LOCフラッグが表示される。
CA/Pをエンゲージしていると、菱形のポインターが真中に接近した所でスケールが拡大され、ドットが四角形に変化する。
APPROACH COURSE
セレクトされたローカライザー・フロント・コースを表示する。
高度計 |
−DADCから得られた気圧高度を表示する。DADCが故障するとALTフラッグが表示される。
SELECTED MCP ALTITUDE
@MCPのALTウインドウにセットされた高度を表示する。
A飛行機がMCPのALTウインドウにセットされた高度まで900FT〜300FTの範囲内に入ると、ディスプレーが太枠で囲まれる。
@)通常のキャプチャーであれば、枠囲みは白色で表示される。
A)一旦キャプチャーした高度から上下に300FT以上離れると、900FTまでの間、ALT ALERT(高度逸脱警報)が作動し、枠囲みがアンバー(琥珀色)に変化する。
SELECTED MCP ALTITUDE BUG
MCPのALTウインドウにセットした高度の位置にバグのマークが表示される。
CURRENT ALTITUDE DISPLAY
@現在の気圧高度をデジタルで表示する。
ASELECTED MCP ALTITUDEのA項と同じ.
TEN THOUSAND DIGIT DISPLAY
気圧高度が1万FT以下の時に斜線入りの緑色の枠が一番左の桁に表示される。これは、高度計の読み取りミスをなくす為である。
CURRENT BAROMETRIC ALTIMETER SETTING
@トランジション高度(TRANS ALT/日本では14000FT)未満では、QNHとして離着陸空港若しくは飛行空域(エリア)の気圧をEFISコントロールパネルのバロ・コントロールでセレクトする。トランジション高度以上ではQNEとして標準大気圧(29.92インチ)にセットする。
AバロSTDスイッチをプッシュすると、STDとQNHが交互に表示される。
BSTDをセレクトしている時は、バロ・コントロールでQNHをプリセレクト(予めセレクトしておく事)する事が出来る。プリセレクトされたQNHは、PFDの『STD』表示の下側に小文字で表示される。
CSTDをセレクトせずにトランジション高度(QNHとQNEの切り替え高度)よりも300FT以上上昇した時、若しくはSTDをセレクトしたままトランジション高度よりも300FT以上降下した時、表示がアンバー色になり、アンバーの枠で囲まれ注意を喚起する。
PRESET BAROMETRIC ALTIMETER SETTING
@STDがセレクトされていてEFISコントロール・パネルのバロ・コントロールのツマミを回した時にQNHが表示され、QNHをプリセレクトする事が出来る。
AバロSTDスイッチをプッシュするとこのQNHがセレクトされ、CURRENT BAROMETRIC ALTIMETER SETTINGの位置に大文字で表示される。
DECISION HEIGHT(DH)DISPLAY
@EFISコントロール・パネルでセレクトした着陸決心高度の対地高度を表示する。
A対地高度がDH以下となると表示が点滅する。
B表示の点滅は以下の状態になると解除される。
@)着陸した時、若しくはDHよりも75FT上昇した時
A)EFISコントロールパネルのDHリセットスイッチをプッシュした時
CDHを0FT未満にセットした時には表示されない。
Dデータが不適格な時にはDHフラッグが代わりに表示される。
SELECTED METRIC ALTITUDE
EFISコントロール・パネルでMTRS(メートル)をセレクトした時に、MCPのALTウインドウにセットされている高度をメートルで表示する。
RADIO ALTITUDE(RA) INDICATOR
@地表からの高度が2500FT以下の時に電波高度が表示される。
A表示され始めると、10秒間は枠で囲まれる。
Bデータが不適格な時は表示されない。
CURRENT METRIC ALTITUDE DISPLAY
EFISコントロール・パネルでMTRSをセレクトした時に、現在の高度をメートルで表示する。
MINIMUM DESCENT ALTITUDE(MDA)
@EFISコントロール・パネルでセレクトされたMDAを表示する。
AMDAを−100FT以下にセットすると表示が消える。
VERTICAL SPEED INDICATOR |
−IRSから得られたバーチカル・スピード(昇降速度)を表示する
−IRSが故障した時にはVERTフラッグが代わりに表示される
VERTICAL SPEED DISPLAY
@上昇時はバーチカル・スピード・テープの上方にバーチカル・スピードがデジタル表示される。
A降下時はバーチカル・スピード・テープの下方にバーチカル・スピードがデジタル表示される。
Bバーチカル・スピードが+/−400FT以内の時にはデジタル表示されない。
VERTICAL SPEED POINTER
バーチカル・スピードを棒状のマーキングで表示する。横一直線に伸びているときが水平飛行状態。
SELECTED VERTICAL SPEED BUG
@MCPのVERT SPDウインドウにセットされたバーチカル・スピードの位置にマーキングが表示される。
AV/Sモードが解除されると表示は消える。
HEADING INDICATOR |
−IRSから得られた機首方位を表示する
−IRSが故障したらHDGフラッグが代わりに表示される
CURRENT HEADING POINTER
現在の機首方位を表示する。ポインターは中央位置で固定されている。
SELECTED HEADING BUG
@MCPのHDGウインドウにセットされた機首方位を表示する。
ALOC(ローカライザー)をキャプチャーするとローカライザー・フロント・コースに変化する(MCPのHDGウインドウの数値も同様に変化する)。
TRACK INDICATOR
飛行方位を表示する。
HEADING REFERENCE
磁方位の時には『MAG』が、真方位の時には『TRU』が表示される。