●CO ROUTEの追加は、空港の追加に比べるとはるかに簡単です。ダウンロードしたファイルはZip形式で圧縮されていますので解凍します。解凍したフォルダの中には2種類のファイル（.....rouファイルと.....viaファイル）が入っていますので、中に入っている2つのファイルをPS13フォルダ内のRoutesフォルダ内へ入れます。RoutesフォルダはCO ROUTEファイルを収録しているフォルダです。
.....rouファイルは出発空港および到着空港のデータ、途中通過する全てのwptおよび速度／高度制限のデータ、巡航高度、コストインデックスを収録しているファイルで、.....viaファイルは航空路名やプロシジャー名を収録しているファイルです。これら2つのファイルで1組となっています。
ちなみに私の作成したCO ROUTEでは、巡航高度およびコストインデックスを設定していません。これらのデータは出発前にCDUのPERF INITページにマニュアル入力するものであるから、CO ROUTEにこれらのデータを含める必要はないと考えています。実機でも、各フライト毎に巡航高度およびコストインデックスをマニュアル入力しています。
ところでコストインデックス（C.I.）とは何かご存知ですか？これはVNAVの経済速度：ECON SPDで飛行する際の目安となる数字で、0〜9999までを設定する事が出来ます。多くのエアラインでは固定された数値が使われていますが、一部のエアラインではフライト毎に最適な数値となるよう毎回毎回数値を変えている所もあるとの事です。コストインデックスは100近辺の数値が使われる事が多いのですが、中には150を使っている所もあります。元々コストインデックスは、　C.I.=1時間あたりの乗員および機体整備コスト（単位はドル）÷1ポンドあたりの燃料コスト（単位はセント）　で求められます。つまり飛行機のオペレーティングコストを燃料コストで割ったものがコストインデックスなのです。ですからコストインデックスは燃料代や乗員の賃金、整備費によって絶えず変化する筈なのですが、現在ではそれが形骸化してしまったみたいで、コストインデックスを固定して使用している所がほとんどです。ちなみにコストインデックスの値を高くすればするほど飛行速度が速くなります。

2001.01.27のファイル更新を機に、今まで公開していた国内線のCO ROUTEを全て削除して頂く事にしました。恐れ入りますが下記のCO ROUTEを既にダウンロードして使用されている方は、当該ファイルを削除して頂き、前ページで公開している新しいCO ROUTEをダウンロードして頂くよう宜しくお願い致します。
PS13フォルダ内Routesフォルダに入っている下記のファイルを削除する事で当該ファイルを削除出来ます。