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フレーム 1998年8月
清水寺(東山区)

修学旅行で必ず立ち寄る場所といえば、金閣寺とこの清水寺。奈良時代末の778年に開創されました。この寺は北法相宗という宗派で、一寺一宗です。本尊は十一面千手観音像で西国三十三所観音霊場『第十六番』札所となっています。
この寺の有名な理由は、清水の舞台から見る京都市内の眺望のすばらしさによるものではないでしょうか。また、寺域内にはえんむすびの神様で有名になった地主(じしゅ)神社もあり若い女性がたくさん訪れています。
江戸時代、清水の舞台から飛び降りたのは200件超という記録が残っており、観音様に命を託して願掛けを行ったのではないかと考えられています。高さ13mから飛び降りて、生存率はなんと85%もあったそうですが、1872年(明治5年)には飛び降り禁止令が出されています。
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フレーム 左の写真は、『音羽の滝』で音羽山から湧き出る水を柄杓で汲んで飲みます。この水は日本10大名水の筆頭といわれ、お茶の水汲み場となってきました。また、この水は『黄金水』『延命水』とよばれ、この水のご利益にあやかろうと大勢の観光客が列を成して並んでいます。
清水寺の寺名は、この清らかな水にちなんだものだそうです。
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