アイデア・技術の概要説明
015 感度と色再現を両立した撮像素子 |
元に戻る。 |
概要。
本考案は固体撮像素子で高感度でかつ色再現性も良い撮像素子を提供するものである。
透明なフィルターWと緑フィルターGを対角に配置し、前記Wフィルターの横に青フィル
ターBを、前記Gフィルターの横に赤フィルターRを配した4画素1単位の色フィルター
を撮像素子の全画素に設置したWRGBの色フィルターを配したものであり、Wフィルタ
ーに対応する画素と、RGBのフィルターに対応する画素の電荷を電圧に変換するコンデ
ンサーの容量を変えて、白色光が入射したときには出力電圧がほぼ等しくなる様にしたも
のである。この事により、Wフィルターの画素では感度とSNが重視され、RGBフィル
ターの画素では色再現が重視された出力信号がそれぞれ得られ、これらの撮像素子からの
出力信号で感度と色再現が両立できる。
WRGBフィルターの従来例はありますが、これらに対応する画素の電荷と電圧変換のコ
ンデンサーの容量をフィルターに応じて変えたものはありません。
詳細をご希望の方は、Mail:pcp.tech_tanaka@maia.eonet.ne.jp