アイデア・技術の概要説明

012 広ダイナミックレンジ撮像素子

元に戻る。
概要。
本考案は撮像素子を人間の目の構造に類似させて、非常に暗いところから、非常に明るい 広範囲の撮像を可能とした固体撮像素子を提供するのもである。
従来の固体撮像素子のフォトダイード部分は、NP接続に逆電圧をかけてチャージし、入 射光による信号電荷を電圧に変換して取り出すのもであるが、光電変換特性はリニア―で あるので、ダイナミックレンジが少ない欠点があった。本考案ではフォトダイードから光 電変換するキャパシターと並列に非線形素子を設置して、電荷が少ない時は直線的に光電 変換し、電荷が多くなると非線形に光電変換させるものである。また、従来のカラー撮像 素子では、フォトダイオードにそれぞれRGB3原色のフィルターを設置するが、本考案 はRGBの3原色に加えて全可視光を透過する4番目のWフィルターも設置する。
現在の状況。類似特許はソニーが出願しています。
ソニーの従来例はフォトダイオードの電荷が多い時は2回に分けて読み出す方法です。
詳細をご希望の方は、Mail:pcp.tech_tanaka@maia.eonet.ne.jp