概要。
電子透かし技術は暗号技術から進化した技術であり、現在は主に画像や文章の著作権保護 のために、不正使用のトレーサビリティーとして使用されている。即ち、画像に少量のID 情報を巧妙に埋め込み、それをユーザーには見せなくして使用されている。
今回の提案は出来るだけ大量の情報を画像や文章に埋め込み、ユーザーもその情報を活用 出来るものである。情報を埋め込む方法は色々あるが、これに適した方法は画像を圧縮す る時に使用する離散コサイン変換の画像に影響がほとんどでない係数の一部に、別情報を 埋め込むことで、元の画像情報量の１０％程度の別情報を埋め込むことが可能である。
この方法を使えばデジカメに簡単に音声が埋め込めて音の出るフォトフレームが簡単に実 現できる。この方法は画像情報ファイルと別なファイルを作るのではないので、一度埋め 込んだ情報は消去しにくく、他にも色々な応用が可能となる。

現在の状況。　電子透かしの特許も多数出願されています。
本考案に使用できる電子透かしの埋め込み方法は、権利放棄になっています。

詳細をご希望の方は、Mail:pcp.tech_tanaka@maia.eonet.ne.jp