概要。
本考案はレンズや鏡筒内の不要反射で発生するフレアーを、電気的に簡単に補正する方 法である。
本来はレンズに反射防止膜や墨塗りを完璧に施して、光学的に不要反射を抑えるのが望 ましいが、工数やコストがかかり、簡単な小型カメラのレンズには対策が困難である。
本考案では画像信号の最高値と最低値を検出し、この差が第１の設定値以上で、かつ最 低値のレベルがＯＢレベルから第２の設定値以内の時は、フレアーによる浮き上がりと 見なして、画像の最低値をＯＢレベルにシフトすることにより、フレアーを補正する方 法である。
この方法は輝度信号のみの演算でも効果がでるので、簡単な処理でフレアーを補正する ことが出来る。

現在の状況。　　Simulationはまだ出来ていません。
簡易な方法なので、完璧な補正ではありません。ゴーストは補正できません。

詳細をご希望の方は、Mail:pcp.tech_tanaka@maia.eonet.ne.jp