MARTIN HD-28V(2001)



S/N 831833



1999年製のHD-28Vのあまりの音の良さにもう一本欲しくなり探していたときに出会ったギターです。
やはり同じHD-28Vだけあってこれも低音域が非常に伸びます。
違いは、このギターにはDEAD POINTがありません。と言うかまだ感じていません。
注意深く一音々弾くと見つかるかもしれませんが、演奏する上では気になるようなDEAD POINTがないです。
これそのものは良いことなのか悪いことなのかは分かりません。
ある人に言わせるとDEAD POINTは良いギターの証だと言います。
確かにそうかもしれませんが私はそれをコメントできるほどいろいろなギターを弾きこんでいるわけではありません。
鳴るギター、鳴らないギターを含めてそれらはそのギターの個性だと受け止めています。


しかしこのHD-28Vというギターは非常にいい音がします。
OLD D-28が良い音がするのは今とは違ってよい材をふんだんに使えた点のほかに
HD-28Vと同じ構造というのがあると思います。と言うかその鳴るOLD D-28と同じ構造なのですから
鳴らないわけはないです。この低音域が前面にでたクリアーなSOUNDをぜひ体感してみてください。
もう一本のHD-28Vのところでも書きましたがMARTIN GUITARとしては非常にリーズナブルな価格です。
私はまだ弾いたことはありませんがD-28GEは別物のような音がするらしいですが
実売価格で80万を超えるのではちょっと買えません。D-45より高額なのですから。
それに較べてこのギターは実売価格25〜28万で手に入れることができます。
D-28の音に限界を感じたら絶対HD-28Vがお勧めです。



またFISHMAN Rare Earth Custom Blendを装着していてOUTLINEはENDPINからになっています。
Accoustic Guitar Pickupとしては定評のあるFISHMANですが、その中でもこのRare Earth Custom Blendは
ネオジウムマグネットを使用し各弦のバランスもきわめてよく、
ピュアでクリアなサウンドが得られるアクティブ回路を内蔵しています。
そしてピックアップによるパーカッシブなアタックと箱鳴りをともなうSUSTAINと
今はBODY内部に取り付けているマイクによるアンビエント感の組み合わせなど立体的なサウンド造りもできます。
マイクはグースネックに取りつけられていて、位置を調整したり
さらにマイクの位置をボディ内部/外部で付けかえることもできます。
それぞれのマイクのバランスは本体のブレンドコントロールで調節します。
また外見上も、美しく仕上げられたエボニー・トップや、ブラス・コアキシャル・コネクターなど、
より高級感をもたせたモデルです。


TOP;Spruce(Forward Shifted X-Bracing) BACK&SIDE;Rosewood NECK;Mahogany(Adjustable Rod) 
FINGER BOARD;Ebony(Diamonds&Squares Inlays)
BRIDGE;Ebony  PICK UP;FISHMAN Rare Earth Custom Blend


下の画面をクリックしていただくと各部の拡大写真が見ることができます。




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