MARTIN D-45(1976)


S/N 376765


Dreadnought型Accoustic guitarの最高峰だけあってさすがという音です。
音を表現するのは難しいですが、あえて表現するなら”シャリリーン”でしょうか。
澄んだSUSTAINが特徴なので
アルペジオより音が重なり合うスリーフィンガーの方が似合うでしょう。
INLAYも丁寧で綺麗ですね。このINLAYは、装飾のためだけではなく
Bodyの余分な振動を抑える効果があるらしいです。
D-28とは材質は変わらないのでこの音の違いは、Bracingの違いと
このINLAYの影響と同じ材質の中でも選び抜かれた木材を使っている3点に加え
最大の違いは、これを弾く人のD-45への思い入れでしょう。
もしかしたら最後が最も影響力があるのかもしれません。
でも私の持っているD-28(1975)と較べてみてもはっきり音が違います。
SUSTAINもはっきり伸びてます。高音側がやや響きがないように思いますが
これは低音から中音があまりに綺麗に響くため比較の問題でしょう。
D-28の高音側と較べると明らかにD-45の方が響きます。
値段が3倍するのは高音、中音、低音で3倍なのでしょうか(笑)。
中学、高校時代に南こうせつ、伊勢正三が使っていていつかは自分でも弾いてみたいと
楽器店で試奏させてほしいとさえ言い出せずShow Window越しに眺めるだけの高嶺の花でした。
これはUSEDで手に入れたものですが、以前の所有者はMUSICIANということで、
エンドピンからLINE出力できるようにピエゾパッシブタイプのFISHMAN AG-094が付いていました。
TOPに数本のWEATHER CHECKがあるだけでMARTIN CRACKもなく状態はいいです。
弦高も12Fで2.5mmとサムピックも使わないフィンガーピッカーとしてはちょうどいいです。
弦は、MainはDeanMarkley BLUE STEEL Light Gaugeを
気が変わったときはJohn Pearse Light Gaugeを使ってます。



相性は結構いいように思いますが、ほかの方はどのような弦を使われているか興味があります。
もしよろしければ教えていただきたいと思います。
TOP;Spruce  SIDE&BACK;Rosewood  NECK;Mahogany  
FINGER BOARD;Ebony(HEXAGON INLAYS) BRIDGE;Ebony



下の画面をクリックしていただくと各部の拡大写真が見ることができます。



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