原編成 第1・第2マンドリン
スコア 第1・第2マンドリン
解説 レバーリは20世紀初頭に活躍したマンドリン演奏家で、二巻からなるマンドリン教則本が出版されている。また、ムニエルやグラティアーニ・ワルテル等と共に、エルネスト・ベクッチ(1845-1905)の作品(室内楽曲か)をマンドリン合奏に編曲している。レバーリについては、現在のところ、これ以上のことは判明していない。
この二重奏曲は、フィレンツェの出版社Brattiから出版されたレバーリの“Metodo Teorico Pratico per Mandolino”ParteU(ポジションの練習)の巻末に収録されているものである。
アレグロ・モデラート、アンダンティーノ、ロンド・アレグレットの三つから成っている。マンドリンの楽しみが凝縮された、簡単で、親しみ深く味のある二重奏曲である。家族で、親しい友と、恋人同士で楽しく演奏していただきたい。
スコアは、フィレンツェの出版社Brattiから刊行された掲載の教則本巻末の原譜に拠った。
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