原編成 第1・第2マンドリン、マンドラ、
マンドロンチェロ、ギター、ベース
スコア 原編成と同じ
パート譜 第1・第2マンドリン、マンドラ、ギター、
マンドロンチェロ・ベース
解説 作者はナポリの音楽院を卒業し、数多くの音楽コンクールにも入選した著名なギタリストで画家。イタリア本土を望むシチリア島のメッシナに住んでいた。1921年よりスイスの斯楽誌マンドリニズモの編集責任者になっている。特にギターとマンドリンのため作品を数多く作曲した。簡明で洗練された和音とメロディによる舞曲、セレナータ、スケルツォ、マーチ等の小品が多い。作品はミラノのイル・プレットロ誌やマンドリニズモ誌等から出版されている。
マンドリン曲には、1920年のイル・プレットロ誌主催の作曲コンクール行進曲・舞曲の部で一位となった「マリニータ」をはじめ、「化粧をする貴婦人」「三人姉妹の美の女神」「麗しのギター」等がある。
本曲「優雅な仮面」は1925年にイル・プレットロ誌で発表されたものであるが、1924年に同誌からギター独奏曲として先に出版されている。彼の作品には、このようにギター独奏曲として作曲され、後にマンドリン合奏曲として書き直したものが多い。
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