シンジ育成計画日記 １回目
９月２５日
碇シンジ育成計画が届いてた。
さっそくパッケージを開けてみる。
ヨネケンさんの描きおろしマンガって何ページかあるんかと思ったら
これじゃリーフレットだ。紙一枚じゃん。
でも内容はステキだ。コスプレシンちゃんてんこ盛りだ。
本当になんで着せ替え無いんだシンジ育成。
ＣＤロム版なので４枚組。
本当に４枚もいる内容なのかしら？と懐疑的なことを思う。
初回特典の新キャラ声優達のボイスメッセージＣＤ付いてるけど
たぶん一生開けることはない。
○初プレイ
とにかく動作が安定しない。
私のパソがヘタレなせいなのか、
ソフトがガイナ製だからなのか。
オープニングデモ中に５回はフリーズした。
なかなか育成出来ない…
やっと育成パートに入ったのですかさずセーブしようと思ったら
そこでまたフリーズ。
ううう。またオープニングからかよ！
そんでまたオープニング長いんだよ！
スキップさせろよ！
止まるかと思えば、逆にいきなりそれまでのマウスクリックを
思い出したように受け付けて高速でどんどこ進むこともあり、
メッセージの読み戻し機能ぐらいつけとけよ！とイラつく。
さらに、ゲームだけじゃなくてパソ自体フリーズすることもあり、
３回は再起動したよ。
それでも、シンジ君を育成するまでは！と根性でやりなおすこと数回。
やっとわかってきたんですけど、
ちょっと止まったからってすぐにイライラしてたらいかんのですね。
自分、機械相手には死ぬほどこらえ性が無いんですけど、じっと我慢。
じっくり待ってみたら、ゆーーーっくり次の画面にいくこともある。
○ようやく育成開始。
私は侮っていたようです。
シンジ育成の育成パートの破壊力ってもんを！
このゲームは腐っても、
「碇シンジ君の育成を出来るゲーム」だったんだ！
ゲームシステムは昔ながらのプリンセスメーカー。
まったくどこをとってもプリメ。
しかも各パラメータの強化にお金がかからないので
気の抜けたようなプリメ。
（なんでこれにハイスペックを要求するのか全くわからない）
しかし、訓練のタスク実行中の一枚絵はすべてシンジ君なのですよ！？
いや、シンジ育成だから当然なんですけど。
なんかもう、これだけで萌え倒せるお手軽なシンジフェチの私ですよ。
特に、お気に入りは「体力強化」の一枚絵。
教官は青葉っちだし、シンジ君は体操服で生足！！と大興奮。
つうか、青葉×シンジに萌える！（発想の飛躍）
なんかイベントとか戦闘とかいらんからずーっと
育成タスクをこなしていたい気持ち。
さらに予想外なヒットが、相田ケンスケ。
ヨネケン絵によって鬼畜さ本編の１２０パーセントアップ！
顔も言動もいちいち鬼畜くせえー！
私の中で突然萌えあがる鬼畜ケンスケ×シンジ。
思わず、ケンスケと同じ部活「映像研究部」にシンジ君を入部させちゃったよ。
ゲーム的にはケンスケとはなんもなさそうなんだけど、
私の中では、「部長の命令は絶対なんだよ！」とか言ってシンジ君に
いろいろと、いやらしくて恥ずかしいことを強要してますよケンスケ様は。
本当は音楽部に入れたかったんですけど音楽部の部長、
霧島・鋼鉄のガールフレンド・マナなんだもんなあ。
悪い虫がついたら嫌なんでやめときました。
今んとこ３話ぐらいまで進んだ。
綾波のことが気になるお年頃のシンジ君。
○イベントでのシンちゃんの言動
なんかアニメシンジと貞本シンジがごっちゃごちゃになっとる印象です。
○戦闘
心の底からどうでもいい。
ポリゴンがカッコワルイ。重い。
飛ばしたい。
○ゲーム全体に対する印象
すさまじい最低なゲームを、それこそ鋼鉄２レベルのゲームを想定して
覚悟完了していたので、普通に１０年ぐらい前のゲームみたいなんで
まあいいかなーと思いました。
（勝利条件は「鋼鉄２よりマシな出来」というこの世で一番甘いレベルに設定されています。）
９月２７日
○とりあえず、シンジきゅんに萌えたおしつつ育成。
ああースケジュールを決定してタスク実行してるときが
一番幸せー。パラメータの増減をみるのも楽しい。
イベントとかくると、邪魔すんなゴラァ！と思います。
わしのシンジ君は主に午前中は学校午後はネルフという
規則正しい生活で色気が低い以外は全部平均的です。
ところで、この色気ってパラメータ、
異性への感心の高さを表すらしいんですけど、
まぎらわしいっつーの。
だって色気っていったら当然シンジ君の魅力とか
誘い受けオーラとかを表す数値かと思うでしょ？
まったく期待させやがって。
誘い受けオーラが高いと変質者に狙われやすくなる、とかそういうのだったら面白かったのになあ。
そんで、ガードのネルフ諜報部黒服に割く予算が増えたりな。
……妄想の中の碇シンジ育成計画はいつだって私の中でキラキラ輝いてる！
話を現実にある、一味も二味も足りない碇シンジ育成計画に戻して。
わしのシンジ君はこの時点では父さん一筋なので色気は上げない方針です。
カヲルが出てきたらまたアレですけれども。
でも割と勝手に上がるので油断出来ねえ。
おまけにゲンドウと親密になるという道は用意されてなさげ。
だって全然会わないし。
まあエヴァ２みたいにほいほい会えるのが変だったんですが。
○碇シンジ育成計画のシンジスキーから見てダメダメな部分について。
育成タスクを実行してるときはもうまるでプリメなので
別にいいんですが、問題はイベントですよ。
イベントで出る一枚絵にあまりにもシンジが少ないので
すごいストレスがたまる。（私の）
だって、海にバカンス行ったら何故かミサトの水着絵ですよ。
なんで今までミサト視点でシンジ育成してたのに
そこだけ急にシンジ視点になるんだよ。
クリスマスとか、正装してちょっとコジャレた店にディナーに行く
とかいうのでシンジ君の正装期待したら、グラフィックは
ミサトとアスカだけですよ。
シンジスキーなめてんのか？ああん？
とチンピラ丸出しで絡みたいところ。
なんでそこだけ男性向けだけのサービスになるのか。
どうしても女性キャラを出したいというなら、
別に横にシンジ君がいても構わないと思うんです。
むしろ、シンジスキー的にはシンジ君だけのイラストで構わないのですがね。
あと、システムはほぼプリメ…ですが、、
育成対象とのふれあいが大幅に削ってあるプリメ、というのが正しい。
シンちゃんの誕生日もスルーだし、シンちゃんの会話のバリエーションも泣けるほど少ない。
もっとまったくのプリメでよかったのになあ。
たまに各話サブタイトルの話数がギリシャ数字になって
タイトルの書体もゴシック体になった時、
やたらコミカルでお気楽な話になるのがすごい楽しいッス。
そこは素直に褒めたい。
今までガイナが出したゲームの中で一番シナリオというか、
テキスト部分がしっかりしてる気がします。
他の育成計画はやったことないですが、鋼鉄シリーズと比べると
月とスッポンで比べるだけシンジ育成に申し訳ないぐらいだ。
しかしガイナのゲームだけに基本的なゲームシステムが
本当にレベル低い。そこが残念。
外注に出せば良かったのになあ。
○綾波さんとシンジ君
アニメでいうところの５話６話にあたる
綾波さんとシンジ君が接近する話が
シンジ育成では３話なんですけど、この話カナリ不自然だったですよ。
何しろ、ゲンドウと綾波がらみのはなしが抜け落ちてるのです。
アニメの方ではシンジ君が綾波に興味を持ったのはゲンドウが助けた少女だから、
自分よりゲンドウとの距離が近い人だからってのが
一番大きな理由だと思うんで、そこがないととても変だ。
そんでまたシンジ君が綾波にすごい興味津々で。
なんだこの積極的なシンジは。と思った。
さらに、ヨネケン絵によって冷たさ近寄りがたさが倍ぐらいになっている
綾波が怖いくらい冷たいよ。うへえ。
ヨネケンさんの絵はつり目の人はみんな鬼畜に見える。（私の脳みそが腐ってるのか）
○体力強化の教官が青葉っちから加持さんにチェンジ。
加持×シンジも萌えます。
絶対、指導するどさくさにまぎれてシンジ君（体操服着用）の体にさりげなく触りまくってますよ加持は！
（私は加持さんを何だと思ってるのか）
（セクハラ大王だと思っています）
（ごめん）
○鬱展開
ところで現在２２話ぐらいなんですけど、どうやらシリアスルートになっちゃったっぽい。
色気を減らしたくてシンクロ率ばっかり上げてたのが悪かったのか。
そして鬼畜攻め様でいらっさるケンスケが転校してしまいました。寂しそうなシンジ君にホロリ。
そしてトウジも参号機事件でえらいことになっちゃって、
会話しても「僕のせいでトウジが…」しか言ってくれませんよ涙。
９月２７日（２回目）
やっと初プレイがＥＤをむかえたよ。
途中、コメディ展開とシリアス展開が交互になったりしたが、
結局はシリアスなタナトス編で終わった。
なんか、今までに出たエヴァゲーの中で一番
ＴＶシリーズ後半の加速度的に絶望が深まっていく様子がバッチリ再現されていると思う。
つまり、辛かったってことさ。
うわーん！シンジ君が可哀想だよう。
しかしそんな悲しい展開における唯一の希望であるところの渚カヲル登場には
思わずキター！と心の中で絶叫してしまった次第であります。
ああー本編設定でこんなにイチャイチャする碇シンジと渚カヲルを見れるとは。
カヲル君、シンジ君、って緒方恵美さんと石田彰さんの声でちゃんと呼び合ってるよ！
これだけでご飯３杯はいけるね。
しかし、いちいち言動がアヤシすぎる渚カヲル。
風呂場の一時的接触がやたら濃密になってて焦った。焦りまくった。
あれじゃシンジでなくても誰でも普通ひくっちゅうねん。
ところで、シンクロテストや戦闘訓練で一緒になったときのセリフ、
同じセリフなのに言い方が違う２種類のテイクがあるのが謎。
綾波とスケジュールが一緒だったときの、
「綾波も一緒なんだね。」「命令だから」っていう
やりとりもセリフは同じなのに２パターンの言い方があって謎だ。
本編系なので渚カヲル君は初号機によって殲滅されてしまいました…合掌。
何回見ても悲しくて悲しくてしょうがないシーンだ。
何故説得コマンドがでないんじゃよー！？（それはこのゲームがエヴァ２じゃないからだ。）
回避する術があるのかどうかもわからん。攻略本待ち？
そしてＥＤ。
ゼーレによる補完で赤い海に白い砂浜、
一人歩いていく渚カヲルの後ろ姿で終わり。
最後までシンジ君を見守ってる…とかなんとかとつぶやく渚さん。
なんか自分にはハッピーエンドのように見える。
おめでとう。ありがとう。
そして終わったらリツコさんのけだるげな予告が。
新鮮だ。
「渚カヲル養成計画」が出来るようになったよ。
というわけで、渚カヲル養成計画の感想。
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