とぜんぐさ(不定期雑記)

a@020  仮面ライダーの弱点?

  先日、職場(病院)の食堂で昼食をとっていたところ、同じテーブルに若い医者が数人やって来ました。
  彼らの話題はなぜか「仮面ライダー」で、なにやら最近のライダーはわけわからん、とか、連続ドラマだ、とか言っておりましたが、やがて「本郷猛」の名前が出てきて、昔の仮面ライダーの話題に移っていったのでした。

 「仮面ライダーって、バッタやろ」
 「へえ、そうなん?」
 「そうそう、バッタの筋肉を移植してるねん」
 「確か、人間の30倍の跳躍力(ホントか?)のバッタの筋肉を移植してるっちゅう話やなあ」
 「へえ、バッタかあ、バッタの筋肉を移植すると…」
 「アレルギー反応やな」
 「うわっ! 痒う〜!」
 「痒すぎるよなあ」
 「ちゃんと免疫機能を低下させて移植したんかあ」
 「細菌に弱なるなあ」
 「筋肉強おても細菌に弱いやんか」
 「弱点は感染症ってかあ」
 「ははは、抗生剤飲みながらでないと戦われへんやん」
 「うわっ!怖あ〜。すぐ耐性菌出てくるやん」
 「迷惑やなあ。耐性菌どんどん作っていきよるわけか」
 「ある意味ショッカーよりタチ悪いやん」

  わたしは笑い出しそうなのを一生懸命こらえておりました。医者は時々おもしろい。
(H15.11.20 記)

追記
  おもしろがっていたのですが、よく考えると「免疫不全症」の方には決して笑えない内容であったような気がします。ただ、わたしも、登場する若い医者たちも、決してそのような症例の方々を揶揄するつもりは毛頭ないことだけは確かに言えます。
  配慮が足りないと思うのならば削除すればよい、とおっしゃる方もおられるかもしれませんが、ただ「臭いものに蓋」的な考え方は好きにはなれず、当面、全文を掲載しつつ、当反省文も併せて掲載することで、「軽率」という言葉を考える機会にさせていただきたく思います。
(H15.12.07 記)





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