ニュージーランド

2003年12月08日
ハーミテージホテル



 ハーミテージホテルにチェックインし、部屋に行く。窓一杯にそして目前に迫るマウントクック。窓からの景色は超一流であった。設備も良い。千葉の方が言っていたこととは大違いであった。
 集合時間までを利用して近くを散策。案内所まで1分。ガイドブックをもらう。キャプテンクックの銅像の前で写真を撮る。外人や日本人がシャッターを押してと依頼される。九州から家族連れできていたグループにも撮影を依頼された。
 添乗員が最初は先導するが、後は各自で行ってくださいとのこと。ケアーポイントを目指して歩く。途中で綺麗な花が咲いていた。花の名前も、山の名前もわからず単に歩いたというだけだ。清さんは、お父さんも連れて来たといっていたし、岡山の根さん(83歳のお婆ちゃん)もきっと、亡きお父さんと息子(亡くなった長男)の写真を背中に頑張ったのではないかと思う。ケアーポイントに着くと、目の前には氷河(水は流れていない。)があり、岩肌が削られ、絶壁になっている。その向こうにマウントクックが間近に見え、美しい景色だ。しばらく景色を堪能し、ホテルに戻る。往復2時間のハイキングであった。快い汗をかき、風呂に入って、部屋から風景に見とれる。
 夕食のメニューは洋食のバイキングであった。食事を済ませ部屋に戻る。明日は飛行機に乗るのでスーツケースの中、手荷物を点検し荷物を作る。それがすんで、ベッドに寝ころび、窓の景色に浸っていると、ハイキングの快い疲れとお酒のせいで、うとうとして寝てしまった。
 21時頃家内に「山が夕日に映えて綺麗よ。この景色はここだけのものよ。寝るのはいつでも、日本に帰っても寝られるよ。」といって起こされた。窓を見ると、夕日に照らされて、白い山が真っ赤になっている。感動した。しばらく見とれていた。やがて日が沈み真っ暗となる。
 2時頃、目が覚めて窓を見ると、まん丸い月が出ているではないか。月光に照らされマウントクックの稜線がぼんやりと見える。これも変わった光景だった。星が輝いてうつくしい。明日は4時30分のモーニングコール早朝の出発だ。景色に見とれながら、寝てしまった。
宿泊 MOUNT COOK HERMITAGE
  バス運行距離:257km
写真はハーミテージホテル、窓からのマウントクック、ケアーポイントからのマントクック(手前は氷河に削り取られた傷跡)、夕日のマウントクック
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