ニュージーランド
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高原列車「トランツ・アルパイン号」に乗る予定である。列車は、約30分遅れた。 始発駅から遅れるのかと疑問に思った。駅にはいろいろな人たちが、リュックを背負ってやってくる。時間があるので駅周辺を散策する。駅前には八角形の建物が有った。駅には、別の列車が止まっていた。改札を通らなくても誰でもホームには行ける。写真を撮るため、外人にシャッターを押してもらう。自動販売機でお菓子を売っていた、チョコレートバー1個が1.6$(120円くらい)絵はがきは、1枚1$(75円)であった。支払いは切符売り場であった。
誰もいない改札を出て、列車に乗り込む。内部はきれい。机もある。4名対面座席真ん中に机があった。やがてトランツ・アルパイン号(クライストチャーチからサザンアルプスを越えて、西海岸のグレイマウスまでを結ぶ長距離列車です。その車窓の美しさは世界的にも知られている。グレイマウスはウェストランドの氷河ツアーなどに向かう拠点となっている。料金は冬季割引で往復99ドルである。)は一路、西海岸に向けて発車する。
列車は羊の放牧地・カンタベリー平野の中を平均時速52km/hで西へ西へと走る。ローレストンを過ぎる頃から遠くに雪山がちらほら見える。ダーフィールドを過ぎる頃、前にトロッコ列車を連結しているというので行ってみることにした。途中にはビュッフェもあった。トロッコは屋根があるのみでまるで貨車。風は非常に冷たく、しばらくいたが戻ることにした。途中の列車には欧米人や、韓国人、台湾人などが乗っていた。シェッフィールドを通過する頃、標高がどんどん上がっていく。シェッフィールドを過ぎて15分後に高架橋を通る。写真が撮れないので、絵はがきで辛抱する。
初めての停車駅「アーサーズ・パス(峠)」駅に10分停車。列車を降りて写真を撮る。ここは標高733mだそうだ。下にはベアリー川が流れている。雨がぱらついている。少し寒い。再び列車は走り出す。アーサーズ・パスを過ぎるとすぐに全長85kmのオティラ・トンネルを抜けるとすぐに、オティラに着く。
オティラとはマオリ語で「日の当たらない場所」という意味だそうだ。一日に太陽が見えるのが2時間くらいだそうだ。
「Trants Alpine Express」の概要
運営:ニュージーランド鉄道
区間:クライストチャーチ〜グレイマウス(223.8km)
走行距離:クライストチャーチ〜オティラ(142.7km)
所要時間:2時間48分 平均速度52km/h 運行本数1日1往復
バス運行距離:262km
写真はクライストチャーチ駅・展望車・アーサーパス駅 |
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