材料
パイン材
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材料
パイン材
主にパイン集成材を使っています。いろんな木目が組み合わさっており、きれいです。また、継目がはっきり分かる材料だと仕上がりで木目のメリハリが出て、浮き上がって見えます。 集成材は、”反り”や”ねじれ”はないと言われていますが木材のすべてが水分を含んでおり、乾燥すると若干の反りが出ます。パイン集成材にビニール包装して陳列しているのは乾燥防止のためで、購入後しばらく放置する場合は、使う直前まで剥がさない方が良いようです。(特に薄い板) パイン材・・・北欧に育つ松科の針葉樹で木目が美しい 『戻る』 |
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材料選び 時々継目に隙間や欠落があります。外観だけでは、分かりにくいもので切って見ないと分かりません。でも板の側面(断面)に何箇所かの断面が出ているので、すべてが良ければ総合的に信用しても良いと思います。隙間が空いていたり糊でごまかしたりしているものは、加工段階でパテ埋めなど余分な作業をしなければなりません。 あと、面を見たときに少し薄黒っぽいところ(継目に)があるものは、きっちりと組めてないか組み爪が折れていたり隙間が空いていることがありますので、よく注意して購入したいものです。 『戻る』 |
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加工
買ってきた状態の断面の角度はきっちり直角が出てないことが多くそのまま使うと失敗します。必ず直角を出してください。 集成材の断面の鉋掛けは、木目をよく見ないと順目と逆目が交互に組んである場合があり、削ると毛羽立ってしまうことがあります。仕上げ鉋で薄く削っていくかペーパー等で研磨するかで対処できます。 『戻る』 |
水性塗料
塗料の種類は豊富で何を選んで良いか分かりません。まず、第一条件として人体に悪影響を及ぼさない。次に自然にやさしい。扱い安さなどで水性塗料を使用しています。そこで特に環境への取組も熱心に実施しているメーカーがあったので、現在はそのメーカー製品を使ってます。 『戻る』 |
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ステイン
(下地) 色の濃淡はステインの塗り方で変わってしまいます。例えば部屋の家具がオーク色だからといってオーク色のステインを単に塗っても同じ色は出ません。1回・2回・3回と重ね塗りにより近似色にしていきます。また、乾燥すると表面が白っぽくなりますが部分的に濡らしてみれば仕上がり色が見れます。ここから手間が掛かります。材料が塗料(水分)を吸込んでしばらくすると木目に沿って凹凸が出ます。木目の凹凸を生かすのであればこのままでも良いと思いますがフラットな面を出すには凹凸をすべて削り取る必要がありせっかく塗ったステインも一緒に取れてしまい、もう一度塗り直すと言った繰り返しが必要です。 最初からフラットに仕上げたい場合、材料を一度濡らして乾燥させると、凹凸が出ますので、塗る前に削り取る方法が良いと思います。(塗料も少なくて済みます) ステイン塗りでは、狭い面積を塗るのはあまり問題ないのですが広い面積を塗る場合あまり時間を掛けず、乾きが出ない程度の速さで塗ってしまうことです。乾いてしまった部分をなぞると2回目の塗りになり色が濃く、斑が出てしまいます。乾いた後に塗る、これを繰り返すことで色を濃くしていきます。塗り終えた後仕上げのニスが付きやすい様に滑らかになるまでペーパーを掛けます。 『戻る』 |
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ニス
表面の色艶や深みを出します。 ニスも繰り返し塗りが必要で回数が多いほど深みが出てきます。作品のバックカウンターの引き出しの面板は8回塗っています。 一回ごとにペーパーを掛けていくと(3回ぐらいまでは軽く掛ける)鏡面のような仕上がりになります。(ただしペーパーの裏に平らな当て木をし凸部だけを研磨するようにしていく) ここで使っているペーパーは耐水ペーパー#400〜#1000ぐらいで水を含ませながら磨く。この段階では艶は出ていません。 このあと十分に乾燥させ研磨剤を使い磨き上げていきます。 『戻る』 |
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ハケ ハケは、最低でも3本は必要でしょう。下塗り用(ステイン)・仕上げ用大・小(ニス)計3本、水性塗料を使用しているので水洗いが可能ですがステイン用とニス用は、分けて使わないとハケから色がにじみ出てきます。種類はたくさんあり油性・水性・ニス専用など用途に合ったものがやはりBESTです。 『戻る』 |
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スプレーガン ハケと違って均一に一気に塗れますが慣れが必要です。 作品には、ハケと併用して使用しています。最近のスプレーガンは小型化し、低圧でも細かな噴霧が可能で塗料の跳ね返りが少なく、スポット塗りも出来るものがあります。非常に使い易くお勧めです。 『戻る』 |
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