05.6月 我が家は一輪車一家(パパ偏)その1

 前に書いたように、ぽんちゃんは小学校へはいると、1ヶ月くらいで一輪車に乗れるようになりました。先月、自分のを買ってもらってからは空中乗りもできるようになり、上手に乗れるようになっています。
 パパは竹馬なら上手ですが、一輪車は乗れません(一輪車に乗れる大人はあまりいませんが)。パパは学童保育にぽんちゃんを迎えに行くたび、少し悔しい気持ちがしていました。しかし手すりを持って学校の子供用の一輪車にちょっと乗ってみても、全く乗れそうな気配がありません。とてもじゃないが、絶対不可能!って感じです。「悔しいが、さすがにこれは無理だ。」と思い、諦めるしかありませんでした。諦めようと努力していました。ぽんちゃんには、「パパは竹馬だけ出来るんよ。」などと言っていました。でもどうしても諦めきれず、(子供にできるなら、大人でも同じように練習を続ければできるのではないか)と考えるようになってきました。インターネットで見ると、大人でも練習さえすればできると書いてあります。

 でも練習するためには、それどころかちょっと試すだけにしても一輪車を買う必要があります。大人用の一輪車なんてどこにもありませんからね。パパは一輪車を買おうかどうしようか、悩みました。インターネットで調べると大人用は24インチと書いてあります。しかし買ったは良いが結局乗れなかったと言うことになると、もったいないです。しばらくパパは悩んでいました。
 しかしいくら悩んでいてもキリがありません。パパは半分やけくそで、えいっと一輪車をインターネットで注文しまいました。

 買ったからにはもうあとへは引けません。どんなことがあろうと、乗れるようになるまで続けるぞと、覚悟を決めました。

数日後、いよいよ一輪車が(パパの病院に)届きました。一輪車を買ったことは家族には内緒にしていたからです。乗れなくても荷物が着くとうれしいものです。パパは大好きなおもちゃを買ってもらった子供のように、もう夢中で段ボール箱を開けました。はじめて見る大人用の大きい一輪車。乗れないのにすごく嬉しくなってしまいます。またがってみましたが、もちろん全く乗れません。この日から猛特訓が始まりました。

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