02.2.16 南部梅林
今年もこの季節がやってきました。パパとママは、寒い冬が過ぎてすこーし春の気配が感じられるこの季節がとても好きです。出会った頃を思い出すのでしょうか。いつの頃からか、二人はこの季節になると、梅の花が咲く南部梅林に行くのが恒例になっていました。それは子供たちが生まれても変わらず続いていました。
今年も2月第3の週末に当たるこの日、みんなで出かけました。前日から民宿に泊まっていくこともありましたが、朝早く出れば充分早く着けます。でものんびりしていると駐車場が一杯で入れなくなるのでいつも10時くらいには着けるように行きます。それに早く着いた方が朝の気持ちいい空気の中を歩けるのです。天気予報で、この日はよく晴れると聞いていたのでとても楽しみです。途中のいつものコンビニでおにぎりやパンなどを買っていきました。
パパが朝まで当直だったので、いつもより少し遅く、11時前くらいに着きました。それでも空は晴れ渡り、とても気持ちのいい天気です。パパ以外の3人はジャンパーを着て、パパだけはいつも暑くなるからと、ジャンパーは着ないで歩きます。この日もママはパパの新しい革のコートを持ってきていたのですが、パパは着ないで車を後にしました。歩き出すと、いつものように他の観光客の人たちはぽんちゃんたちを見つけると「かわいー!」とか言ってお菓子をくれたりして人気者です。子供たちはそんなことにはお構いなしで、道の途中にある梅干しやお菓子の店一軒一軒に立ち止まるのでなかなか進みません。大喜びで走り回ったり、コケたりしています。
少し行くと、店先で名物のいも餅を売っている所があります。梅林の最初の楽しみはこれです。さっそく1パック買ってみんなで歩きながら食べました。子供たちももちろんぱくぱく食べました。他にお店を見るたびに梅茶を飲んだり、試食の梅干しを食べたりしながらのんびり歩きました。周りにはたくさんの梅の花が咲いています。
ようやく入り口の料金を払うところに着て、お金を払いました。それからもみんなでのんびり、のろのろ歩いて、いつもおみやげを買うお店の所に来た頃、お昼になってきたので、お店の前のいすに座ってみんなでおにぎりやパンを食べました。子供たちはもちろんお店の梅干しやお菓子をどんどん食べていました。ひとしきり食べてからまた歩き出し、広い公園まで来たところで休憩しました。山の斜面一面に広がる梅の花を見ながらいも餅やお菓子を食べました。食べた後、子供たちは超ご機嫌であたりを走り回り、遊びました。
いつものように、帰りにおみやげの梅干しを買いました。子供たちもいつものように車の中で寝てしまいました。