01.12.31 おもちつき

 尾崎家では毎年、年末には家族でお餅つきをします。パパがまだ小さかった頃(30年くらい前)は親戚が集まってやっていたのですが、いつの間にか機械のもちつき機になり、ずっと昔にそれもなくなってしまっていました。そこでパパは子供たちのためにもと、知り合いから杵と臼を借りてきて、数年前からうちでやるようになったのです。
 最初は餅米の炊き方も分からなかったので、あちこちでやり方を教わっておそるおそるでした。
 だから今年も杵や臼を借りたり、餅米を買ったりして、準備していたのです。毎年、年の瀬も押し迫ってからやるのですが、今年はパパの当直の都合などで、大晦日でした。ママたちは朝からガス台で餅米を炊いて準備開始です。パパは前の日からビデオカメラのバッテリーを充電しています。お米が炊きあがり、石の臼をお湯で温めてもちつき開始です。最初はむずかしいのでおじいちゃんが餅米をつぶし、だんだんおもちになってきたらみんな順番に杵を持ってつきます。ぽんちゃんもママと一緒に少しつきましたが、凌くんはまだちょっと無理みたいです。最後にパパがついて出来上がりです。おもちがつけたら今度は小さくちぎって丸くします。これならぽんちゃんにもできます。ぽんちゃんは「早く、早くちょうだい!」とか言いながらどんどん丸く(?)していきます。大きいのやら小さいの、変な形ばっかりです。どんぶりを使って小さめの鏡餅も作ります。凌くんは鏡餅に何度か指を突っ込み、怒られました。手を真っ白にして、全部のおもちを丸くし終わった頃、二人ともおなかが一杯になりました。前田のおばあちゃんのうちに持って行く分を少し、取って、後は冷蔵庫に入れました。

もちつき1 もちつき2 もちつき3

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