熱中症について

☆熱中症について☆
  
 熱中症とは・・・
  体の中と外の「暑さ」によって引き起こされる、様々な体の不調のことです。
  気温が高かったり、激しい運動などで体内でたくさんの熱が発生することが
  原因でおこります。激しいスポーツは1時間に1.8Lの汗をかきます。
  日射病は熱中症の一種で、炎天下にスポーツや激しい労働をして、大量の汗を
  かき、体の水分が足りなくなってしまった状態です。
  こうなると血液の濃度が高くなってスムーズに流れにくくなり、体温調節を
  はじめとする、体のコントロールがうまく行かなくなるんですね。
  夏の暑い盛りに激しい運動をすると、体は高くなった体温を冷やすために、
  たくさんの汗をかきます。あまりたくさんの汗をかき、この失った水分の補給
  をしてやらないと日射病になるというわけです。

 熱中症は、次の様な状況で起こりやすくなります。 
  ・前日までに比べ、急に気温が上がった場合
  ・梅雨明けをしたばかりの頃
  ・気温はそれほどでなくとも、湿度が高い場合
  ・アスファルトやコンクリート、草の生えていない砂地など
  ・急に激しい運動をしたとき
  ・体に疲れがたまっているとき
 
 予防
  服装は、吸湿性・通気性の良い素材の物を選びましょう。
  服装の色も、熱を吸収しにくい白っぽいものを選びましょう。
  きちんと水分補給をすることを心がける必要があります。
  水分補給のペースですが、のどが渇いた時には、既に脱水が起きていることが
  多いので、のどの渇いたと感じる前に水分補給をすることが大事です。
  炎天下で運動するときには、時間を決めて定期的に水分を補給しましょう。
  (30分に1回は水分補給が必要です) 
  水分補給のほかにも、十分に睡眠を取ること。
  また、ビタミンやミネラルの不足も良くありませんので、暑くても食事は
  しっかりと食べましょう。暑さの厳しい真夏は、ビタミンB群を多く含む豚肉
  がお奨めです。
  なによりも、体調の悪いときには炎天下での運動を避けることです。
  我慢は禁物。まじめな人ほど、熱中症になりやすいそうです。

 水分補給に適した飲み物・・・ 
  こまめに水分補給を心がければ、普通の水でも良いと思いますが、
  水に少しの塩分と糖分を加えた飲み物が最適!
  汗をかくと水分と一緒に塩分も失われますし、運動でカロリーも消費して
  いますからこうした面からも塩分と糖分を含んだ飲み物が良いと考えられます。
  市販のスポーツ・ドリンクはやや甘すぎると思いますので、これに水を加えて
  薄めて飲むのが良いでしょう。
 
 熱中症になってしまったら?  
   すぐに運動を中止して、木陰などの涼しい場所に移動してください。
  十分な水分の補給が必要です。
  意識がおかしくなるような重症の場合は直ちに病院へ運んで下さい。
  熱中症で命を落とすこともありますから侮ってはいけません。また、
  積極的に体温を冷やすことも大事です。扇風機や団扇などで風を送って
  あげるのも効果的です。
  氷のうを使って動脈(脇、股 等)を冷やすのも効果的です。
 

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