赤川仮橋(2004.2.22)
赤川仮橋は、現在単線のJR城東貨物線の淀川橋りょう(将来の複線化を見越して、橋だけ複線分のスペースがある)の片側を利用して、「旭区赤川4丁目・都島区大東町3丁目」と「東淀川区東淡路1丁目・菅原1丁目」を結ぶ「仮」の橋です。
「仮」の橋なので、撤去しやすいように「木」でできていますので、歩いていると時々ぎしぎしいって、味わいがあります。
時たま貨物列車が通る時には、ゴーっという音と振動で、なかなかのスリルも味わえます。対岸まで歩くと、片道約10分程度かかります。
淀川に架かる橋は、意外と少ないので、地元の人たちに結構利用されているようです。
でも、建設中の「大阪外環状線」の建設に伴い、現在単線の「城東貨物線」は複線・旅客化されるとともに、この「仮橋」は廃止される運命にあります。
赤川仮橋の場所(マピオンより)
赤川仮橋の全景です(淀川左岸=旭区側から)
仮橋の入り口です。バイクは乗り入れ禁止となっています。
午後5時20分頃、東淀川区方面の踏切の音が鳴り始め、遠くから光と地響きが近づいてきました。
DD51牽引のコンテナ貨物列車です。
轟音と、カタンカタンというリズムが長い時間響きわたります。
貨物列車は通り過ぎ、テールランプを見送ります。