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DVD鑑賞会〜3 <電子オルガン特別講座>
1、梯 郁太郎氏 講演 「オルガンの魅力」
2、ヘクター・オリベラ氏
「レクチャー・オルガン・コンサート」
〜大阪音楽大学ミレニアムホール
1.ローランド財団理事長梯郁太郎氏講演について
*オルガン・ピアノの歴史を知り、ハープシコードからピアノへと変化するための、音の工夫等がよくわかった。
*歴史をしることの大切さ、必要を実感しました。
梯氏の趣味で造られたオルガンから今日まで、電子楽器に取り組まれている生き方もすご〜い。
*現在の楽器になるまでの歴史をしり、アメリカではオルガンが本当に身近かなものであることがわかりました。
*2000年ものオルガンの歴史から無声映画の頃のシアターオルガン、そして現在のローランドオルガン・アトリエまでオルガンの歴史が勉強できました。
*鍵盤楽器の歴史を改めて聴き、そこから電子楽器にどうして発展していったかがわかりました。固定観念にとらわれず、大切なものを残しながら、新しい可能性を見出すことは素晴らしい! |
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2.ヘクター氏 レクチャー(アレンジや音色、音楽の捉え方)について
*バッハ、ビバルディの作曲家もオーケストラ曲をオルガン用に書き換えた事等、興味あるお話でした。
*バッハがベートーヴェンの時代に」いたら・・・というような想像して音色を考え、なりきって演奏することを常に考えたい。
*オルガン音楽を基本としながら、オーケストレーションにより違った味が楽しめることが、名曲を例にして演奏されてわかりやすかった。
*楽器の特性を生かしながら、イメージを膨らませる
*ショパンのピアノ曲のアレンジがとてもよかった。
常に、オーケストラで演奏したら・・・と具体的に考え、音を追求し、音楽を創ることを楽しんでいる。
3.演奏曲について
*それぞれ雰囲気の違った曲が、違った音色で聴け、無限の可能性を感じた。
*オーケストラでの「ローマの松」、ベースでメロディーの「ダニーボーイ」、鍵盤を自由に叩くドラムソロ・「ワンダーランド」コンダクターになっての「ラプソディー・イン・ブルー」と引き込まれる演奏で、さすがに素晴らしく、改めてローランドオルガンアトリエの魅力を再確認しました。
♪音大の先生や学生の皆様にも、新しいオルガン音楽の魅力が伝わったことでしょう。(*^。^*) |
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