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<LOUVRE〜Kyoto展>
この夏は大阪・中之島で<美の宮殿の子供たち>同時に京都でも<17世紀ヨーロッパ絵画>というルーブル美術館展が開催されている。
連日超人気で入場制限もあるとか・・・。
日本人はこういうイベントに弱い?のでミーハー的に取りあえず行ってみる〜という方が多い。
しかし、良いものは分らずとも体感すべきであり、文句も言えずで、メゲズに京都展に平日めがけて行きました。
入り口からそれなりの人の列ながら、空間もあり、ラッキーにも、往復して2回見ることが出来ました。
事前に少々勉強したおかげで、スムーズにそれぞれの作品、「黄金の世紀」として美術史に刻まれる17世紀〜レンブラント、フェルメール、ベラスケス、プッサン、ルーベンス、ラ・トゥール・・・等の
名画に出会いました。
特にラ・トゥール1642年〜「大工ヨセフ」は本当に素晴らしく、見入ってしまいます。
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ローソクの光がすける幼子キリストの手、ヨセフの目の輝きなど、今にも生きて抜け出しそうなリアルさ年月を感じさせない生命力はなぜ?
話題のフェルメール「レースを編む女(1669-1670年頃)はさすがに独特のアングルと色彩が目を引く。小さな作品ながら額縁が2重になり
絵を一層奥行きと重厚感の見せている。少しひびが入っていたがそれがまた時代を感じさせる魅力に感じた。
もちろんルーブル美術館にも旅した折に行き、<モナリザ>ほか多くの作品に触れる機会は、何度もあったが、音楽と同じその時々で感じ方も異なり、<今>の自分がなにを求めているのか・・・そんなことを知ることにもなる。
「王女マルガリータの肖像」はラヴェルの「亡き王女のパヴァ−ヌ」のモデルとも??
様々な想像を掻き立てる名画とともに至福のひと時でした。
7/31 |
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