自動車検査時の不当用要求は665件で
        発足後1年間と比べ23%の増加



自動車独立法人は、このほど平成15年度における自動車検査時の不当要求発生状況
をとりまとめ
発表したがこれによると、暴力行為、脅迫・威圧行為など悪質な事件は減少したものの、
説明や合格強要など執拗な不当要求が60%も増加し逮捕者が出ていることも明らかになった。
  以下に同法人が発表された最近1年間(平成15年4月〜16年3月)の不当要求発生状況の
  概要をお知らせする。

1・自動車独立法人は、平成15年度における自動車検査時の不当要求状況を取りまとめたので
  お知らせします。
  (1日当たり2.7件【2.2件】) と件数で23%増加しています。
  
  また93検査場注76検査場(82%)【74検査場(80%)】と殆どの検査場で発生している。
   (図−1参照)

(2)不当要求の内容は、「暴力行為」26件【35件】「脅迫・威圧行為」147件【177件】「合格強要」
   270件【201件】「説明強要」136件【50件】となっています。
   最近では、暴力行為、脅迫、威圧行為などの悪質な事件は減少しているが説明合格や強要など
   執拗な不当要求が60%増加しています。
   なを警察当局へ出勤を要請した件数は63件【84件】でその内3件【9件】で不当要求者が
   逮捕されています。
   (図−2 図−3参照)

(3)不当要求の対称となった自動車の構造装置は1前照灯 制動灯 の光色などと灯火関係が
   全体の20%【19%】
   
   2 タイヤのフエンダーからのはみ出しなど車体関係が12%【11%】
   3 着色フイルム貼付など窓ガラス関係が8%【16%】の順となっています。
     (図−3参照)

2 これまで各検査場に不当要求防止責任者を選任するとともに、警備員14人から25人に
  防犯カメラを953基から1413基に、ICレコダーを538台から894台に増加するなど防犯体制の
  充実を図ってきましたが、今後とも自動車の
  保安基準適合性についての審査を厳正かつ公正に実施出来るよう警察との連携を密にし、
  不当要求に対しては断固たる状態で臨むこととしている。

  (注) 防犯体制の数字は、平成15年5月13日の調査と16年4月20日の調査比較






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