■ 特許出願形態と出願経費

 3.特許事務所と社内(個人)出願の適正化で減額。
 
  その1
: 社内(個人)で出願する場合は、弁理士依頼に比べ約1/3で済みますが、
        重要な特許出願は、特許に精通していることが必要です。
        自信のない人は、特許事務所のご利用をお勧めします。

   注) 特許事務所のかしこい利用とお勧めする理由はこちらへ 見てみる


    なお、 すぐ身に付く「特許出願テンプレート」(初回・無料添削付き)を使えば、
    簡単に社内(個人)で出願ができ、購入費用を足しても安く済みます。
    社内特許出願のテキストともなり、特許要員の育成に利用できます。

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  その2: 審査請求するまでに、発明を審査請求する価値があるかを評価する。
        特に、個人の方で、企業に売り込む場合は、企業の反応を見てから、
        審査請求をすると、発明貧乏にならなくても済むかもしれません。


 * 特許出願に要する費用(内訳は下記に示す。)

  特許出願合計金額 (初期登録までの費用)
   特許事務所経由で登録まで ・  624,400円 以上
       自己出願から登録まで ・ 213,700
 (郵送料・書留料・必要)
   その他図面作成・先願調査費など別途必要です。

 * 出願に要する特許印紙代(特許庁関係費用)平成20年1月1日現在調べ
                                             (2月1日閣議決定で改訂予定)

  出願料   16,000
   電子手数料 1200+(700×10/枚)=8,200円・(紙による郵送出願の場合必要)

  審査請求料  172,600円 /請求項1の場合
   電子手数料 1200+700=1,900/1枚

  (意見書・手続補正書)印紙代無し(拒絶理由通知が来て、応答する場合)
    電子手数料 1200+(700×3枚の場合)=3,300
    電子手数料 1200+(700×3枚の場合)=3,300

  特許登録料・初期3年分 8,400円 (特許登録になった場合)

    印紙合計 197,000円
   電子手数料  16,700円
     合計 213,700


  一般的な特許事務所の料金。
    (特許内容と各事務所によって、違いますので目安として見て下さい。)

  書類が10頁として算出すると、下表となります。(印紙代別)

    

特許()

実用新案()

出願

180000

140000

要約書作成

4200

4200

電子手数料

8500

8500

文字情報入力代

38000

38000

審査請求

10000

手続補正書

60000

成功謝礼

100000

登録など料金納付

10000

合計

410,700円

190,700円

特許活用の手引き -----特許庁 (社)発明協会 により (平成104月)
弁理士手数料は 弁理士協会が「特別事務標準額表」を作成したガイドライン。





■ 特許出願内容と出願経費

 2.発明品の内容を検討して、出願経費を安くする。

  その1: 発明品の評価を、他人の目で評価し、出願する。
        (ひとりよがりの発明は避け、無駄出願を防ぐ。本当に良いものだけ出願。)

  その2: 発明品の権利化を、適正な特許請求範囲と発明の数(請求項)にする。
         (発明の数(請求項)が、審査請求料と登録料の費用に比例する。)

■ 特許出願費の軽減 
  
 1.出願の直接経費を安くする方法
   公的支援策の利用で減額。(中小企業、個人の方、向け)

  その1
: 中小企業、個人の方向けの審査請求料・登録料の減免処置を利用する。

  その2
: 県、市など自治体で実施の中小企業向け、出願経費助成制度を利用する。

  その3: 特許審査請求前に、無料の先行技術調査をする。

  内容一覧を見る、特許庁へ  こちらへ  

  
 特許経費


  特許取得から登録までの関連経費!
  高い…それとも…安い!

  結論!
  儲かる特許であれば、安いもの!
  出願、登録だけならこれ程、高いものはない!

  生命保険料みたいなもんだね。
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