関西シクロクロス第6戦

 会場の滋賀・希望ヶ丘は今シーズン初の起伏のあるコース。アスファルトを一部含んだダートの上り下りと、芝生のくねくねに加えて、今年はグランド周回が追加された。パイプシケインも初登場。
 さて、国内のシクロクロスは全国共通のカテゴリー制で実施されており、C3からC2への昇格基準は、完走者が11名以上19名以下で上位1名が昇格、完走者が29名以下で上位2名が昇格、完走者が39名以下で上位3名が昇格する。また、C2で上位に入れば国内最高峰のC1へ昇格できる。
今回は30名以上の参加者がいたので3位以内に入ればC2へ昇格できる。

C3+J+L

 最前列からスタートダッシュして1周目は5番手。2周目に入って4番手、3周目に入って3番手と順位を上げることができる。前を走る二人は、いつものように今まで勝てた記憶のない選手だが、上りで離され下りと芝生で追い付く展開。激重のクロスバイクでは上りは不利だが、ダートの下りはFサス付きのドロップが有利に感じられた。しかし何回かコースアウトしそうになりヒヤリともする。
 前日の雪でぬかるんだグランドとダートの上りが非常に重い。いくら踏んでも進まなくて、スローモーションを見ているように景色が流れる。しかし後続とは少し距離がある。
 最終周に入っても3番手で、最後の上りを這い上がった時には先頭は視界から消えていたので、落車しないように気をつけてゴールに向かう。
 結果はそのまま3位で、13回目の挑戦でC2昇格決定。
 昨年に比べるとぬかるんだグランドの印象が強烈で、相対的に上りが短く感じられた。重いクロスバイクにはそれが幸いしたかもしれない。
 次は念願のC2だが、いきなりC2残留をかけた厳しいレースになりそうである。
年令制限で逆残留中の辻善君と走ることになるとは、嬉しいような悲しいような・・・

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