関西シクロクロス第5戦

 会場の淀川河川公園は、フラットなスピードコースとのことだが、砂山のジャンプ台あり、溝あり、ぬかるみあり、角材ありで多少変化に富んでいた。桂川が整備され過ぎの感があり、これ位の荒れたコースの方が、走る方も見る方も面白い。今世紀最後のレースでスカッとC2昇格を決めておきたいところ。

C3+J+L

 2回連続でスタートに並び遅れていたので、20分前に最前列を陣取る。無難にスタートして、ブルースマンの背中について3番手をキープ。今まで勝てたことがないので無理せずブルースマンのペースに合わせることにする。3周目あたりで4番手に落ちる。さらに、後続から鼻息荒く泥プロジャージが迫ってきて、3人で3位争いをする展開になる。
 最終ラップの長い芝の直線でブルースマンのペースが落ち、追い抜こうか考えている間に泥プロジャージに抜かれる。このときはまだ心肺に余裕があったので、ゴールスプリントでは負けない気がしていた。が、砂山を過ぎたあたりで脚が重く感じられてきた。そして狭いシケインのところで周回遅れ2人と重なってしまい、数十メートル離された時点で力尽きる。
 結果は5位。
 久しぶりに緊張感のあるレースが出来たので、結構満足していたが、あとで考えてみると少し慎重になりすぎたかもしれない。前回までのようにスタートで失敗して追いかける展開のほうが、はるかに追い込んで(やけくそで)走っていたような気がする。C2昇格の楽しみが21世紀に持ち越しとなったのも仕方ないか。

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