10.1
5ヶ月ぶりに日記再開。
10月一日目は出張先の東京から。
朝から雨で寝覚めすこぶる悪い。
めざましテレビ見つつ髭そりベッドの中でうだうだ。
9時にホテル出りゃいいかと思いつつ「ポンキッキーズ」。
市川実和子ちゃんの「ポップスター」なる曲、クリップが最高。
実にかっこいい女の子、ポーズがいちいち決まる決まる。
朝からいいもの見せてもらった。
で雨の中ホテル出発。
カーラジオでT-FM「FMソフィア」。
昨日、坂上みきさん最終回で今日から元フジテレビの岩瀬アナがパーソナリティ。
緊張してるのか、かわいそうなぐらいかみかみ。
で雨の中、地図片手に新規回りでうろうろ。
渋滞にまきこまれイライラ。
11時半からカーラジオをAMに変え「高田文夫のラジオビバりー昼ズ」。
首都圏の担当に変わって唯一良かったことはこれが聞ける様になったこと。
今日は清水ミチ子とのコンビで相変わらず楽しい。
結局番組終了まで渋滞から抜け出せずきっちり聴く。
午後ご飯も食べず精力的に回るが成果なし。
2時過ぎに100円引きやってる吉野屋で遅い食事。
わびしいことこの上なくすぐ仕事に戻る。
予定終了し厚木のホテルへ。
思ったより早くホテルについたのでコンビニで買った傘をさして雨の中すこし街を歩く。
それにしても高校生達はどうしてあんなに自信たっぷりに歩いているのか。
制服のままタバコをふかす女子高生などをみてつくづく思う。
僕が高校生の時はいつも下向いて道の端っこを歩いてた様な気がする。
まぁ今も同じか。
でふらふら歩いて結局ホテルそばのロイヤルホストで夕食。
和風ハンバーグ。
一人で食べる食事はさびしく、降り続ける雨を見ながらなんだかひどく落ち込む。
俺は一体こんなとこで何やってんだ。
穴ぼこだらけの胸に生温い風が吹き抜けていった。
ホテルに戻ってフロントでドライヤーを借り部屋で靴を乾かす。
わびしい・・。
シャワーを浴びてやることもなくベッドでごろごろしてテレビを見る。
渡辺満里奈ちゃん司会のカウントダウン番組。
つまんない。
ネプチューンちゃんと笑わせてくれよ。
引き続きとんねるずの特番。
勢いなくなったなぁと思いつつ眺める。
ゲストは天海祐希と松たか子。
雑誌で「松たか子はどーなのか」みたいな話が書いてあって「不意打ちのかわいさ」ってのがキーワードになってたんだけどその感じわかる。
すごい美人ってわけじゃないけど不意打ちにかわいい。
しかし天海祐希みたいなコメディセンスありそうな人がゲストなのになんで食わず嫌い王なんかで楽してるのか。
せめてスペシャルの時ぐらいちゃんとコントすればいいのに。
10.2
出張最終日。
昨日とはうってかわって晴天。
天気予報見ると30度まで気温あがりそうとのこと。
一体どうなってんだ。
で8時半ホテル出発し神奈川県松田町へ。
9時半、一件目商談。
1時間の予定が結局2時間以上かかり車に戻ったら既に「ビバりー昼ズ」始まってる。
で高田文夫と松村邦洋のお笑い濃度の高い会話聴きつつ藤沢市へ。
それにしても松村氏おもしろすぎる。
このおもしろさがテレビではあまり出てないような気がする。
これは使う側の問題だと思うが。
で、ゆっくり昼飯食べる時間もなさそうなので途中のパーキングエリアで焼き鳥を3本買ってとりあえず腹にいれる。
2件目の商談を終え同じく藤沢でもう一件。
4時終了。
新横浜へ車を走らすが渋滞につかまりイライラ。
カーラジオからは鶴光師匠。
相変わらずの下品さにうれしくなる。
で6時過ぎ新横浜到着。
レンタカーを返して駅へ。
崎陽軒のシューマイ弁当を買うつもりだったが通りがかったとんかつ屋の店先でとんかつ弁当を売ってたので急遽変更。
トンカツには弱い男である。
で6時9分発ののぞみで京都まで。
新型車両でちょっとうれしい。
で家に帰り着いたのが9時前。
帰って早々娘と風呂に入る。
久々にKから電話。
U引っ越しの前に飲みに行こうとのこと。
そのつもりだったので早速日程調節。
土曜の夜がベストなのだがKが土曜の夜は毎週都合悪いとのことでしぶしぶ日曜に。
全くあやしい野郎だ。
で明日も仕事なので11時には就寝。
10.3
仕事。
出張明け土曜の仕事ほどイヤなものはない。
どうせ電話も少ないし、出張の後かたずけなんかで適当に済ます。
3時終業で久々梅田で寄り道。
中古盤屋と本屋を流すが結局素通りするだけ。
タワーでピチカートの「プレイボーイプレイガール」CD、アナログどっちも購入。
それにしても梅田のタワーは相変わらずレジが遅い。
10人以上並んでるのにちんたらちんたらやってやがる。
しょうがないので洋楽売場のレジに回るがおかげで特典貰えなかった。
長居はせず大津へ。
帰りのディスクマンはムーンライダーズ「月面賛歌」怪物的アルバム也。
家に帰り着くと誰も居なかった。
しょうがないので一人電波少年など見てると妻から電話。
浜大津アーカス内のうどん屋にいるから来いとのこと。
自転車を飛ばしいってみると妻と娘と義母と姪がうどんをすすっていた。
朝から湖岸でイベントをやってたので見に行ってたらしい。
皆揃ってえらく日焼けしてる。
でざるうどんと寿司を追加していっしょに食べる。
そのまま皆で一旦家に帰り、車で姪を送りに守山まで。
そのまま石山で義母をおろし家へ。
娘はすっかり眠ってしまった。
昼寝もせずに一日遊んでたので疲れたのだろう。
風呂に入ってから少しホームページの準備。
なかなかまとまらない。
で妻とビデオで「踊るさんま御殿」の特番をみる。
さんま師匠に外れなし。
笑いの底力に感服。
で電波少年のなすび見つつ寝たのは2時前。
10.4
朝8時過ぎに娘に起こされる。
ピチカートの「プレイボーイ〜」聴きつつ朝食。
朝一で買い物に行って焼きそばの昼食。
昼から妻と娘はびわこホールで「お母さんといっしょ」のコンサートへ。
じゃじゃ丸も地方回り大変だなぁ。
結構地方の居酒屋でぴっころたちと愚痴ってたりしてね。
で私は滋賀会館で映画。
昼から「異人たちとの夏」「風の歌が聴きたい」2本見てその後大林宣彦監督と白井佳夫氏のトーク。
「異人〜」は2回ほど見た映画だけど久々に見てやっぱり良い。
すき焼き屋のシーンは何回見てもグッと来る。
秋吉久美子が抜群に良い。
色気があってかわいさがあって最高。
で目当ての「風の歌が聴きたい」。
聴覚障害を持つ夫婦がトライアスロンに挑戦するという実話を映画化したものなんだけど、これが実に映画的な映画でかなりの傑作。
2時間41分という長尺なのだけど全く長さを感じさせず見終わった後に何とも形容しがたい爽快感が残った。
こういう感じそういえばしばらく感じてなかった。
ここ数年なんか妙なアンダーグラウンド感というか鬼畜感というかそんなのを打ち出してくるものが多くてそんなのはもう沢山だよと感じていただけにこういう映画に出会うとほんと嬉しくなる。
内容からいってへたすると押し付けがましい偽善的な作品になりかねないがその心配は全くなし。
ラブコメディーとして単純に楽しめる。
主演の天宮良、中江有里が好演。
天宮良がここまで出来るとは思ってもみなかったが素晴らしい。
中江有里嬢は今年の映画賞のほとんどにノミネートされるでしょう。
全編手話の難役を無理のない演技で見事にこなしていた。
わきは岸部一徳から奥村公延、ベンガル、林泰文と大林組総出演。
柴山智加ちゃんが今回も出てたのが個人的に嬉しかった。
あと勝野洋の好助演と中江有里のお姉さんを演じた女の子が印象に残った。(たしかこの子「青春デンデケデケデケ」にも出てたはず。名前をチェックし忘れた。)
10.5
朝から和歌山のうさんくさ夫婦逮捕のニュースで大騒ぎ。
テリーファンクにちょい似の嫁はんは「何かやってそう」感ががんがん漂ってるし旦那も絵に書いたような柄の悪さでさらに「何かやってそう」。
この話題はここらで自主規制しとこう。
で会社。
朝から眠いことこのうえなし。
昼休みも会議で目を開けてるのに一苦労。
結局仕事終了まで眠たさとの格闘。
帰りの音楽はピチの「プレイボーイプレイガール」。
ソングライター小西氏の魅力爆発の歌ものアルバム。
どうしてこんなにポップで悲しい曲がかけるのか。
「君みたいにきれいな女の子」が今日のベストチューン。
10.6
目覚ましのベルで起きるのは本当にやだな。
これだけで一日ブルーになる。
昼休み、お茶を先輩のコンピュータにこぼしてぶっ壊す。
会社に予備のマシンがあったのと先輩が優しく美人であったのでとりあえず一安心だが、20万以上のコンピュータがたった一瞬の出来事、わずかのお茶でパーとはむなしい限り。
しかし人生は続く。
適当に仕事やっつけて帰宅。
帰りの音楽は昨日と同じく「プレイボーイ〜」。
やっぱいい。
しかし途中でディスクマンのバッテリー切れ、ついでに僕もバッテリー切れ。
家に帰ってみるとお笑い評論誌「AHAHA」が届いていた。
特集は「テレビで笑えるか」。
地方在住のサラリーマンはテレビで笑うしかないのが現状。
ちょうど小林信彦編「テレビの黄金時代」を読んでるとこなので「テレビの笑いとは?」なんてことを考えてしまい12時すぎまで寝られず。
10.7
仕事こなして一日が終わる。
こうして日記にしてみるとなんてつまらない生活。
「あのライカ犬にくらべたら・・」(映画「My Life As A Dog」より)なんてことを考えて無理をする。
で帰りの音楽はまた「プレイボーイ〜」聞きあきないアルバム。
「新しい歌」のホーンを聴くたび胸が踊る。
こういう瞬間を味わいたくて音楽を聴き続けているのだ。
10.8
一日中頭の中にピチカートの「テーブルに一瓶のワイン」が鳴り続けている。
素直にいい曲はこういうことが起こる。
しかし9時から8時すぎまでノンストップで働き続けると消耗する。
ただ同じことを繰り返す恐怖にすっかり慣れてしまった自分が怖い。
トイレにいって自分の姿を鏡で見る度に辛くなる。
帰りの音楽はスライ&ファミリーストーン「暴動」。
昨日ピチを聴いてて急に聴きたくなった。
「ラニン・アウェイ」最高。
音楽がなければ生きていけない。
帰って「ものまね王座」見つつご飯。
ものまね四天王の時代が懐かしい。
あの頃の清水アキラは神がかっていた。
まぁ今でも十二分に健闘してるんだけど。
それと栗貫のものまねって実は似てないよな。
しかしものまねチャンピオン大会での伝説の「もしも〜」ものまね以来彼は一挙に大物扱いになった(ものまね界での話ね)。
「似てね〜」の一言を言わせなくしたんだから凄いことですよ。
ってなんで「ものまね界」のことを仕事以上に考えているのか俺は。
で娘と風呂に入る。
娘の笑顔がなければ生きていけないと思う。
10.9
やっと金曜。
出張の準備やらで超多忙。
結局9時前まで残業。
で帰りの音楽は細野さんの「HOSONO HOUSE」。
実は細野さんのアルバムの中で一番好き。
名曲揃いっすよ、ほんと。
21世紀にはもう一回歌って欲しい。
細野さんの作る「歌」が聴きたいのだ。
で今日はじいさんばあさんへのサービスということで娘は実家にお泊まり。
ひさびさに妻と二人でくつろぐ。
飯食いながらテレビで「学校」を見る。
いやー最高っすよ、田中邦衛。
もう田中邦衛としか言いようのない演技の数々に泣いた、笑いすぎて。
小堺一機のものまねは決してオーバーではなくむしろ押さえ気味であるということを再確認した。
でも田中邦衛氏は実はめちゃくちゃクレヴァーな人だと思う。
で妻とビデオで「さんま御殿」。中尾彬氏に爆笑しつつ就寝。
10.10
朝から妻とオーパまで自転車に乗って買い物。
ひさびさに二人で食事し家に。
1時過ぎ父と母が娘を送ってきてくれる。
今日は大津祭りなので皆で見に行く。
祭り囃子に娘はすっかり興奮気味。
鉾からばらまかれる「ちまき」も3つ取れた。
ばあさんにキティちゃんの綿菓子を買ってもらって娘も上機嫌。
いい時間を過ごす。
家に帰ってお茶して父母帰宅。
駅まで送りがてら妻と娘と散歩。
娘、相変わらずかわいすぎる。
ひとしきり遊んで娘は昼寝。
ビデオで「新いろもん」見る。
ウンナンに変わって今田、東野コンビに。
大丈夫か?ちょっと心配。
続いて「俵太・みちおのバスでコロコロ」1ヶ月ぐらいしないとおもしろさはでてこないかな。
でテレビで「名探偵山田花子」辛くて10分で「モグモグガンモ」にチャンネル変える。
でご飯食べつつ「めちゃイケ」のスペシャル。
名場面やらNG集などのVTRもの。
もったいないなぁ。
せっかくのスペシャルなのに。
笑いは不発に終わる。
10.11
朝8時起床。
目覚めの音楽は原田知世「Blue Orange」良くできたアルバム。
本当いいボーカリストになられた。
引き続きレディメイドパーティーアルバムを聴く。
途中ソファーで寝てしまう。
で10時再度起床。
で妻と娘と近くの公園まで散歩。
そろそろ年賀状用の写真を用意しなければとカメラ持ってくがあまりに動き回るのでシャッターチャンスを逃しまくってしまう。
結局撮影はあきらめただ遊ぶ。
で家に帰ってピザの昼食。
ビデオで「ガキの使い〜」と「雷波少年」見てまた昼寝。
3時過ぎまで娘と熟睡する。
で今日は名古屋に引っ越すUの送別会。
4時俺の家集合ってことなので顔洗い待つ。
4時過ぎK来訪。
久々なのでしばし談笑。
遅れてUも到着。
娘の自慢しつつ妻、娘ともども湖岸へ。
アーカスの台湾料理屋で食事。
しかしもう10年の付き合いになる。
おっさんになる訳だ。
で妻と娘とはここでわかれ、男三人でオーパの居酒屋で2次会。
Uと出会ったのは大学時代。
こいつと出会わなかったら今の自分はないだろう。
親友であり、ライバルであり、ある意味師匠でもある。
大学時代はいつもつるんでた。
いっしょに飯を食い、音楽を聴き、様々な話をした。
こいつと出会えたことだけで僕の大学時代は十分価値があったと思う。
大学卒業後はともに過ごす時間こと少なくなったがいろんな場面で勇気づけられることが多かった。
自分の向かってる方向が間違ってないか彼と話するとそれがはっきりわかった。
そんな訳で彼が名古屋に行くのは寂しい限りだが今年は変革の年。
これも必然なのだろう。
そんな話をしつつ大津の夜はふけるのであった。
10.12
朝7時15分に家を出て帰ってきたのが夜11時。
疲れ切る。明日は出張なので飯食って風呂入ってそく寝る。
それだけの1日。
そうそう帰りの音楽ははちみつぱい「センチメンタル通り」鈴木慶一屈指の名曲「塀の上で」ズキズキくる。
こういう曲は一生に一曲しか作れない。
この曲を残したというだけでも鈴木慶一は日本のロックを語る上で絶対外せない存在である。
10.13
朝5時起き。
寝ている娘にキスをして家を出る。
今日から出張。
新幹線で東京へ。
そこからレンタカーを借り、茨城県の得意先回り。
昼はいつものようにカーラジオで「ビバリー昼ズ」今日はTake2の東。
2世タレントは嫌いじゃない。
こぶ平も全然OKだし。
で真面目に働き続け土浦市から今夜の宿泊地日立市まで。
結局ホテルについたのは9時過ぎ。
寝るしかないでしょう。
10.14
8時ホテル発で北茨城市まで高速飛ばす。
今日も得意先回り。
常陸太田市で昼食。
スーパーの弁当買って駐車場で「ビバリー」聴きながらの昼食。
今日のアシスタントはニュースステーションのお天気担当乾貴美子ちゃん。
この子はかなりいい。
お笑いマニアだけあって高田先生、昇太師匠のお笑い濃度の高い会話にもちゃんとついていっているし、言葉の端々にセンスの良さが感じられる。
変にはしゃぎすぎてないとこもいい。
要チェックだな。
で仕事をこなし今夜は水戸市。
ホテルそばの天麩羅屋で定食を食い少し街歩き。
水戸は2回目だがなんだかゆるい感じの街だな。
妙にゆるーいフェロモンが漂ってる。
本屋でスパイダーズ特集のレコードコレクターズ誌を買いホテルに戻る。
やることもなくベッドでごろごろしつつテレビ。
さんま師匠の特番。
出演のキャイーン天野氏うまい。
派手さはないが突っ込むタイミング、切り口完璧。
この世代では一番の技巧派。
笑いを膨らます言葉の選び方、ボケを最大限に活かす突っ込み。
さんま師匠も満足そう。
キャイーンはもっと評価されるべき。
でフジの新番組「笑う犬の生活」チェック。
内村光良氏とネプチューンによるコント番組。
まずは合格点。
しかしこれはフジテレビというメジャーの勝利だな。
映像、セット、作家の力が演者を凌いでいる。
コント中の笑い声、アドリブによる大喜利のネタ、ラストのトークなど「素」を見せる部分はいらない。
作り込んだコントをきっちり演じたほうがおもしろいのでは。
すくなくとも内村氏やネプチューン原田氏はそっちのほうが向いている。
笑いのとれるしっかりした演技ができるのだから。
それと映像は松本人志氏のビデオに似すぎてないか?
でなんとなく寝られずにパフィーの番組を見る。
こういう深夜番組見ると東京だなぁと思う。
ここには八方もたかじんもましてやタージンもいない。
ゲスト清志郎だもんなぁ。
キダタローじゃないんだから。
メジャーの力を感じずにはおれない。
10.15
朝9時ホテル発で仕事。
今日もスーパーで弁当買って駐車場で「ビバリー」聴きながらの昼食。
ゲストはヨネスケ師匠で野球話。
清水ミチコばりに野球音痴の僕だけど楽しい。
で今夜の宿は東京の東村山市。
高速を突っ走って茨城から東京へ。
それにしても東京は車が多くていやだ。
知らない道を地図片手に走るのはかなり疲れる。
道に迷いつつもなんとかホテルへ。
街歩きする元気もなく近くのリンガーハットでちゃんぽん。
九州を担当してた時はたまに食べたが東京でも食べることになるとは。
で部屋に戻りテレビ。
久々にダウンタウンDX。
TIMのゴルゴ氏、なんだか妙におもしろい。
相方はダウンタウン出現以降増殖してる「悪いつっこみ」の典型。
そんなに必死にならなくてもいいんだから。
昨日の天野氏を見習うべき。
10.16
やっと最終日。
台風接近で雨。
またしても昼はスーパーの弁当。
「ビバリー」は松村邦洋氏。
最高。
円楽師匠の物まねは似てないけど。
で一日車で走り回りやっと終了。
今回の走行距離は700キロを越えていた。
武蔵小金井で車を返し、中央線で東京駅へ。
まさか中央線に乗るようになるとは思っても見なかった。
「走りだせー中央線」矢野顕子の歌声が頭に響く。
で東京駅到着。
大丸の地下で夕食を物色。
いつもはおにぎりと総菜なのだが穴子寿司があまりにうまそうだったので購入。
新幹線で食べる。
で9時過ぎ大津到着。
やっと娘に会えると思ってたら誰もいない。
「もう一日実家に泊まるので明日迎えに来て」と妻からの留守電が入っていた。
一人寂しくシャワーを浴び、出張中留守録してたビデオを見る。
衛星でやったムーンライダーズのライブ。
しびれた。かっこいいよ、このおっさんたち。
ボッサアレンジの「くれない埠頭」から「夢が見れる機械が欲しい」に入ってく時、鳥肌立った。
もうすぐ発売されるライブビデオが楽しみ。
で結局2時就寝。
10.17
9時半起床。
起きた途端に友人から電話。
「11月の鈴木祥子ライブ行かへん?」とのこと。
行く、行く、行きますとも。
新作「私小説」は名盤だった。
こりゃ楽しみ。
で顔洗ってすぐ妻の実家へ。
で久々娘と再会。
相変わらず元気でかわいい。
ついでに隣りの散髪屋で散髪して妻と娘と大津に帰る。
娘が昼寝してる間にビデオで「いろもん」。
ゲストきたろう氏。
シティーボーイズライブはここ数年欠かさず行ってるがその度、氏のことが好きになっていく。
あのとぼけた感じは麻薬的な魅力がある。
こういう大人に私はなりたい。
で娘が起きたので買い物へ。
米買って帰る。
ロールキャベツの夕食。
久々の家庭の味。うまい。
娘と風呂入ってひとしきり遊ぶ。
娘はいつまで俺と風呂入ってくれるのか。
ずっとこのままでいて欲しいなんて気もちょっとする。
10.18
8時起床。
休みだというのになんて早起きなのだ。
休日前は妻と娘が寝た後こつこつホームページの準備などしてるので深夜2時過ぎまで起きてるというのに。
で朝から娘とひたすら遊ぶ。
美容室に行く妻を見送ると案の定、娘は泣き出してしまう。
どうして?父ちゃんじゃだめなの?と寂しい気持ちになる。
女の涙には弱いのだ。
で踊ったり歌ったりして娘の機嫌を必死でとり泣き止んだところでお散歩。
マンションの階段を登ったり降りたり、肩車したり、二人して遊ぶ。
さんざん遊んで家に帰り娘の昼食を作る。
かぼちゃを煮て、ご飯にふりかけかけるだけだけど。
で電波少年など見つつ娘にご飯を食べさせてると妻が帰ってきた。
で次は妻と自分のためにチャーハンをつくる。
しかしチャーハンは難しい。
何回作っても満足いく味が出ない。
何故だ?
で「ガキの使い〜」をビデオで見る。
天気も良くなってきたので山科にショッピング街が新しくできたので行こうということになり車を走らすも駐車場に入るための車の列が尋常じゃない。
しょうがないので三条まで足をのばして御池のゼストへ行く。
娘のおやつを買って喫茶店でお茶。
無性に甘い物が食べたくなったのでチョコレートサンデーをたのむ。
それにしてもコーンフレークを底に敷き詰めて量をごまかすなんてそんなパフェ嫌いだ。
最後までクリームでがんばって欲しい。
そんなことを思う27才の秋だった。
で大津に帰宅。
すっかり疲れてしまい昼寝というか夕寝。
セサミストリートの音楽とともに目覚めさんまを焼き夕食。
食後は娘とお風呂。
それにしても娘のタフネスさには驚く。
でテレビでアイドルポップスの特番。
やはり恐るべし筒美京平。
80年代前半の筒美作品ほとんど歌える。
そんなに入れ込んでた訳でもないのにしっかり耳に残ってる。
「夏色のナンシー」なんてめちゃめちゃポップで名曲じゃないか。
10.19
眠い目をこすり仕事。
出張明けで机の上は書類が山積み、コンピューターあけるとメールが16件。
電話は鳴り続けるし、昼は会議だしでさんざん。
あっという間に8時。
いやんなったので帰る。
帰りの音楽はライダーズの「月面賛歌」。
ライダーズの肉体性に感動。
満員電車で「幸せの場所」聴いてたら泣きそうになった。
10.20
今日も多忙を極める。
昼休み久々に水道橋博士のホームページ覗き、先輩としばしお笑い談義。
話はなぜか大平サブローシローへ。
今の高校生とかはサブシロっても知らないだろうなぁ。
「稲妻ベイビー」はもちろん蟻のケツみたいな髪型したシローの母とか。
しかしサブローシローもう一回見たい。
特別好きだったわけでもないけどなんかもったいない。
あのまま吉本辞めずに漫才やってたら今かなり味のあるおもろい漫才できてると思うんだけど。
東京に行って変な東京弁を使いだす前のシロー氏はかなりおもしろかった。
「ひょうきん族」での雁之助のまね「えらいとこ見つかってしもたわ」や「大きな声」というキーワードでいちいち板東英二に扮した氏が「誰が大きな声や」と大声で登場するギャグ、西川きよし(キー坊)の絶品なものまねなどなど。
そんなことを考えつつ午後の仕事をこなす。
で8時過ぎ仕事終え帰る。
地下鉄に揺られ小林信彦氏の「世界の喜劇人」読み梅田の本屋で日本を代表する喜劇人志村けん氏の初エッセイ「変なおじさん」購入。
今度ゆっくり読もう。
10.21
今日もこれまた多忙。
で昼休みまたも先輩とお笑い談義。
千原兄弟のなまりはなんとかならんのか、なぜ吉本はそこまで二丁拳銃に力をいれてるのか、ロンブーの変な東京弁を聞くと大平シロー氏を思い出す、ジャリズムにはもう少しがんばって欲しいなど話は多岐に渡る。
しかし本当どうでもいい話なのだが仕事の話よりはるかに熱くなる自分は一体・・。
で3時間も残業して家へ。
帰りの音楽はトットテイラー「マイブルーピリオド」俺の憂鬱はいつ終わるのだろうか?帰って「笑う犬の生活」第二回を見る。
「あ〜あ、やっちゃった・・」というのが感想。
ネプチューン名倉氏の突っ込みではちょっと弱いなぁ。
原田氏は多いに買ってるのだけど。
内村、原田二人だけでみっちり作り込んだコントしたほうがいいんじゃないか?
どうなんでしょう?
「夢で逢えたら」の再現は今のメンバーでは無理。それは言えると思う。
10.22
仕事の話はもういいか。
で風邪ぎみで頭くらくら。
体中の間接が痛い。
なんとか8時まで仕事して疲れ切って帰る。
大阪駅で疲労はピーク。
キオスクでオロナミンC飲んで生ぬるい風に吹かれる。
俺の人生はどこに向かってるのか?
でふらふらのまま電車に乗り込む。
こんな日にディスクマンにセットされてたのがヴァンダイクパークスの「ソングサイクル」。
あっという間にトリップ。
夢と現実の間を行き来しつつ大津到着。
帰ってすぐ寝ようと思ったが結局「ダウンタウンDX」見てしまう。
リニューアルして正解。
ただ観客の質はもっと上げたほうがいい。
いちいち観客の声が気になる。
でゲストのジョーダンズ三又氏、偉い。
もういいよってとこまで金八やり続けて欲しい。
10.23
やっと金曜。
長かった。
で仕事の後、会社のボーリング大会。
可もなく不可もなくという成績。
俺って本当につまらない男だなと実感。
ちょうど心斎橋だったので帰り後輩とタワーレコードへ。
スチャダラの新譜のみ購入。
で帰りの音楽はRCサクセションの「BABY A GO GO」。
いい。清志郎氏には60ぐらいになったらRCやって欲しい。
かっこいい爺さんバンドとしての復活を希望する。
でも本当に清志郎氏の歌は素晴らしい。
こういう音楽がある限り俺は生きていける。
で今日は妻と娘は妻の実家にお泊まりしてるので一人。
しかし家に着いたのは11時過ぎ。
シャワーを浴びてネットサーフィンして日記を打ち込む。
でもう夜中の3時。疲れ切って寝る。
10.24
9時30分起床。
遅い朝食を食べ、買い物へ。
明日、町内の運動会があるのでジャージを買いに行こうと自転車で西武まで。
途中、パルコへ寄ってタワーレコードと紀伊国屋を覗く。
少しこづかいが残ってたのでみとともみ「愛があふれた日」テイ・トウワ feat.田辺あゆみ「バタフライ」をタワーで鈴木博文「あぁ詞心」を紀伊国屋でそれぞれ購入。
ちょっとのつもりが1時間以上居てしまう。
で西武に行ってジャージを物色するが予算オーバーで買えず。
しょうがないので車で西大津のジャスコまで行って再度物色。
しかしジャージって結構するな。
高校卒業して以来ジャージなんて無縁だった。
骨の随から文化系なもので全く運動してないからなぁ。
でなんとか手頃なの見つけて購入。
しかしこれが似合わないんだ、また。
で通りがかった肉屋でコロッケがあまりにうまそうだったのでつい買い食い。
そのまま娘を迎えに車を飛ばす。
途中、ブックオフにちょっと寄り道する。
鈴木智文氏と高浪敬太郎氏からなるプロデュースチーム「マジカルコネクション」が全面参加した野田幹子「New Look」と水道橋博士著「博士の異常な愛情」、西村繁男著「さらば、わが青春の少年ジャンプ」を購入。
今日はちょっと買いすぎか?
しかし結婚前から比べると買い物量は10分の1ぐらいになってる。
で妻の実家、石山到着。
妻は実家のコンビニで夕方までバイトなので娘だけ連れ帰る。
家帰って娘と遊ぶ。
ひたすら遊んで妻を迎えに再度、石山まで。
妻を拾ってそのままおかず買いに買い物。
スーパーでなんとなくロボコンのガチャガチャをしてみる。
ロボメカが当たった。ロボガリが欲しかったのだが・・。
で帰って「めちゃイケ」見つつ夕食。
娘を風呂入れてやっとひと休み。
録画しておいた「これがキャイーンだろ」をビデオで。
ウド鈴木氏は見てるだけでハッピーな気分になれる。
天野氏も見事な綱裁き。
確かにゴールデンに進出してお笑い地図を塗り替えるようなパワーはないがこういう「なごみ系」の笑いはなくなって欲しくない。
それにしてもウド氏は存在そのものが「ナンセンス」。
ティムバートン監督に氏主演の映画を撮って欲しい。
10.25
8時起床。
朝から家族で町内の運動会へ。
しかし運動会なんて何年ぶりか。
高校時代から運動会はほとんど参加してなかったからなぁ。
でとりあえず僕が出るのは「綱引き」と「大縄跳び」と「玉入」。
町内対抗戦で老若男女結構参加してる。
でまず「綱引き」2回勝って、3回戦で負けたのだけどこんなにきついとは思わなかった。
既に腕が痛い。
続く「大縄跳び」で足の筋肉はぱんぱん。
「玉入」にいたっては全く入らず。
運動不足というか運動欠乏な生活を送っていることを痛感。
だからといって鍛えようとは思わないんだけどね。
10.26
8時間も寝たのにめちゃくちゃ眠い。
その上、昨日の運動会で体中が痛い。
一日睡魔と格闘。
しかしこればっかだな。
で仕事後、先輩達と飲みに行く。
ビールをジョッキ一杯、チューハイ二杯で吐く。
結論から言って俺は酒嫌い。
おいしくないし、飲んでも吐くだけ。
コーヒー牛乳のほうがはるかに好きだ。
帰りの電車ではひたすら吐き気と格闘。
音楽を聞く余裕もなかった。
家に着くと既に12時前。
妻と娘は寝ている。
そっと風呂に入り、明日からの出張の準備。
辛い一日だった。
10.27
朝5時起き。
娘にキスをして家を出る。
6時半の新幹線で東京へ。
車中で妻が作ってくれたおにぎりの朝食。
おいしい。
ちょっと感動する。
東京駅で車を借り、千葉県本埜村へ。
商談長引き「ビバリー昼ズ」ほとんど聞けず。
でみっちり7時まで仕事し、市原市のホテルに着いたのが8時過ぎ。
ホテルのレストランで食事しあとは寝るだけ。ほんとつまんない。
10.28
朝7時半起きで仕事。
昼は「ビバリー」聞きつつほかほか弁当を車中で。
ここんとこお気に入りの乾貴美子嬢。
今日もいい感じ。
これが出張中の唯一の楽しみなんだからわびしい。
で今日もみっちり仕事。
我ながら感心する。
8時千葉県旭市のホテル着。
ホテルそばのレストランでまずい夕食。
健康の為少し散歩、コンビニで野菜ジュース買って飲む。
ここ数カ月、炭酸飲料を絶ってる。
あまりに醜く太ってしまったからだ。
しかし一度増えた体重はもう後戻りできない。
30才までにやせてもてたい。
そんな淡い思いを抱いている。
で本屋で立ち読み。
談志師匠と爆笑問題の対談。
「踊り続けろ」という師匠の言葉は深い。
で今日のホテルは銭湯が併設されてて宿泊客は無料で入れるとのこと。
早速風呂へ。
サウナやジェット風呂などひとしきり入って疲れを流す。
部屋戻って、水道橋博士著「博士の異常な愛情」読了。
おもしろすぎる。僕は風俗いったことない限りなく童貞に近い子持ちなのだがいや世界にはまだまだ知らないことが多い。
一度失神してみたいものだ。
それにしてもエロの道は深い。
いずれOFF!でも特集しないとな。
10.29
7時半起き。
珍しくホテルで朝食。
イタリアンレストランでトマトと海老のホットサンドにサラダとポテト。
800円はちと高いがたまにはこうしてゆっくり朝食をとるのも悪くない。
で仕事。
昼はスーパーで弁当買っていつものパターン。
「ビバリー」は大阪特集。
なぜか仁鶴師匠がブレイク中。
で千葉県松尾町、横芝町を経由して茨城県潮来市へ。
昼以降はカーラジオずっとニッポン放送。
「テリーとうえちゃんのってけラジオ」から「鶴光の噂のゴールデンアワー」。
俺は暇な主婦か。
しかしこれがおもしろいんだ。
で潮来で仕事終え、千葉県船橋市まで逆戻り。
高速を激走しホテル着。
ホテル近くの定食屋でカキフライ定食、680円。
今年初のカキフライ。
うまい。
でコンビニで野菜ジュース買って散歩。
しかしいい季節になってきた。
僕は秋から冬へと向かう季節が一番好きなのだ。
ホテル入ってぼんやりテレビ。
10.30
やっと最終日。
しっかり仕事。
お昼はスーパーで焼き立てパン。
炭酸断ちしてたのを忘れ、スプライトを買ってしまう。
しかしいざ飲もうとしたら手がすべり車中にぶちまけてしまう。
やはり神はいると思った。
「ビバリー」松村氏最高。
本当無駄な知識が多くて笑わせる。
で今日も真面目に働き4時過ぎ船橋駅前で車返し仕事終わり。
新幹線出発まで少し時間あったので東京駅近くの八重洲ブックセンターを覗く。
でかい。
こういうとこくると東京だなぁと感じる。
大津駅前と大違い。
で10時前、大津の自宅到着。
帰ると誰もいなかった。
留守電には妻から「今日も実家に泊まります」とのメッセージ。
ひとり風呂に入り、寂しく寝る。
明日も仕事ってのがたまらない。
10.31
6時半起き。
ヨーグルトの朝食を食べ、出勤。
出張あけの土曜仕事はたまらん。
とりあえず出張の後片づけで一日終える。
仕事帰り少し本屋をうろつくが財布には5千円しかなくなにも買わずに帰る。
帰りの音楽はスチャダラパー「ファンキーLP」ぶっとい低音に腰が砕けた。
家帰って妻と娘を迎えに車を走らせる。
ひさびさに娘と対面。
相変わらずかわいい。
キスしまくる。
で妻と娘と大津へ。
娘と風呂にはいる。
タオルを渡すと背中をこすってくれた。
なんといういい子なんだ。
「地上に降りた最後の天使」と呼びたい。
でなんとなくテレビを見てたらいきなりピチカートの曲が流れてきた。
「少年頭脳カトリ」なる番組。
タイトルバックがやけにかっこいい。
とそこに大きく「音楽・小西康陽」の文字。
これはと思って見てみるとこれまたナンセンスでいい感じにおもしろい。
きたろう氏とピエール瀧氏演じるツーン兄弟ってのが傑作。
きたろう氏のきめ細かな演技がいちいちおかしい。
岩崎ひろみちゃんも実にキュート。
でエンドクレジット見て納得。
作はシティーボーイズショーの三木聡氏、構成陣に倉本美津留氏の名前も見受けられるし演出は「笑う犬の生活」の小松純也氏。
なるほどそりゃおもしろいや。
以外なところで要チェックだな。
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