2007年10月下旬

< FONT size="" 2>2007-10-16「わがままな片想い」
なんか急に寒くなって身体がおっつかない。
情けなく鼻をズルズル。
仕事も急に暇になった。
なんだったんだ夏のあの忙しさは。
弁当のおかずが「焼いも」だった。
ご飯に、卵焼きに、焼いも…。
で残業もほとんどなく退社。
パルコ寄り道するも既に遊び過ぎてる。
小遣い日まで先は長いというのに数千円しか残ってないじゃないか。
うー、CD一枚すら買えん。
でおとなしく帰る。
今日はテクノ歌謡が聴きたくなって、数年前に出たYMO絡みの楽曲集めた「イエローマジック歌謡曲」のDisc3聴きながら。
小池玉緒さんの「鏡の中の十月」は何回聴いてもいいなぁ。
甘い息遣いに腰が砕ける。
しかしここんとこノスタルジィに浸りすぎだ。
で今、西暦何年だっけ?


2007-10-17「タイトロープ」
今日もなんつーこともなしに一日。
昼から大阪へ出て某放送局さんで会議。
おとなしく帰るつもりだったが、局内にバーがあって安く飲めるってんで会議後みなで軽く一杯。
また飲んじゃったよ。
あーなんだろう。
何もなしてないな、俺は。
もはや「いつか」は無い年齢なのだ。
とか思うとこイロイロ。
酷い日記のまま終了。


2007-10-18「ソウ・デ・ヤンス」
妙に疲れた一日。
なんだかズルズルと残業になっちゃったし、帰って飯食って風呂入って寝るだけなのか。
うーん、こんなこと書いててもしょうがないね。
そうだな最近気になることといえば、雑貨屋なんかのBGMでかかってるJ-POP(いやな言い方だね、これも)をボサノバ風だとかちょいジャズテイストだったりでカヴァーしてるの。
「お洒落でっしゃろ」みたいな、アレ。
なんか、イヤなんだよねぇ。
音楽への愛を感じないっつーか。
いや、こんなこと書いててもしょうがないか。
風呂上りにヤクルトを一本飲む。
ぐっと一息で…飲み干せない。
ちょっと残るんだ。
昨日も一昨日もそうだった。
いや、こんなこと書いてても…


2007-10-19「私の青空」
雨。
バス通勤。
朝から黙々仕事して気がつきゃ終業時間。
はい、今日もおもしろいことは書けませんよ。
しかし一日雨だな。
会社出ると幾分雨足は弱まってる。
バス代が惜しい程度の降り具合なので、傘さしてのんびり帰る。
雨をお題に何か書きたいとこだが、全く思い浮かばん。
今日聴いてたのは畠山美由紀 with ASA-CHANG&ブルーハッツ「わたしのうた」。
畠山美由紀嬢がASA-CHANG率いるブルーハッツ(鈴木正人やNARGO、サケロックのハマケンに梅津和時まで参加のビッグバンド)をバックに、スタンダードナンバーを歌いまくるアルバム。
これ、いい!
畠山さんの歌はパンチの効き具合がちょうどいいのだ。
力でねじ伏せるわけではなく、ここ一番にビシッとパンチを入れてくる。
そして品があるんだな。
ジャケット写真の楽しい雰囲気そのままの音。
にこやかなメンバー達と華やかな畠山さん。
しばし聴き込みたいアルバム。


2007-10-20「土曜日のタマネギ」
8時起床。
朝からドドッとHDDチェック。
「アメトーーク」「リンカーン」「環境野郎Dチーム」「爆笑問題のニッポンの教養」「勝手に観光協会」偏ってるなぁ。
駅前の商店街にある鶏肉専門店。
チラシにのっていた地鶏と特製つみれ、朝採り卵のセット850円が気になってしょうがなかったので、買いに行く。
明日は鍋にしよう。
娘と妻はご近所サンたちと遊びに行ったので、畠山美由紀をBGMにドライブ。
って近所のブックオフとか巡回するだけ、しかし今月ピンチってことで何も買わず。
TSUTAYAのカード更新でCD一枚只で借りられる。
で思わず斉藤由貴のベスト盤借りてしまう。
なぜ今更?と自分でも思うが、気持ちが20年前に戻ってしまっているのだ。
今でこそ美女選別家を名乗りつつ北川景子ちゃんはかわいーなーとか言ってるが、中学・高校時代はアイドルにはほとんど興味なかった。
アイドルなんか原田知世ちゃんだけ居れば十分ぐらいな感じで、当時全盛のおニャンコとかほとんど知らなかった。
それにその頃は音楽との出会いのが大きかったからそっち追いかけるのに必死だったし。
なので部屋にアイドルのポスター貼ったり、レコード買ったりしたことなんか一度もなかった。
がそんな中、熱に浮かされたように入れあげてしまったアイドルが一人。
それが斉藤由貴だった。
AXIAのカセットテープのCMがキッカケだ。
「ごめんねー」っていうフレーズが印象的な彼女の歌うCMソングが良くってね。
ムーンライダーズ「ANIMAL INDEX」の一曲目「悲しいしらせ」はその曲へのアンサーソングとして作ったと鈴木慶一が当時のインタビューで言ってたりして、そういうのもあったんだろうな。
とにかく入れあげてしまった。
彼女が主演した朝の連続テレビ小説「はね駒」は毎日ビデオ録画して見てたし。
でもアイドルに入れあげていることを悟られるのが恥ずかしくってね。
レコード買ったりポスター貼ったりはとても出来なかった。
彼女が表紙の雑誌をこっそり机の引き出しにしまって、テスト勉強に疲れた時とかそっと引き出し開けて見とれたり。
あの大きな瞳に吸い込まれにいってたな。
実に甘酸っぱいなぁ。
ま、今考えると完全に童貞をこじらせてる感じだが。
しかし不思議なモンで熱は一気に冷める。
特に理由はないんだが、大学に入る頃には全く興味なくなってて、その後ついこの間まで「どこが良かったのか、さーっぱりわからん」とまで公言していた。
「吾輩は主婦である」でコメディエンヌとしての健在ぶりが妙に嬉しかったが甘酸っぱさは忘れていた。
それがここにきてYOUTUBEなんかで当時の映像を見て、一気に20年前にタイムトリップ。
甘酸っぱさが蘇ってしまったのだ。
AXIAのあのCMソング、どーしても聴きたくなっちゃった。
で今、聴いてる。
作詞、作曲は銀色夏生。
大沢誉志幸とのコンビで知られる名作詞家だが、そうかこの曲、作曲も彼女なんだ(銀色夏生はもっと正当に評価されるべき)。
いや、よく詞だけみると二股かけちゃってる酷い女の歌なんだけどな。
でもしかーし、胸をキュンとさせるマジカルな言葉使いとメロディ、斉藤由貴の甘酸っぱいにもほどがある歌唱が素晴らしい。
あーどうしてくれよう、この気持ち。


2007-10-21「体操」
昨晩は借りてきたDVD「爆笑問題のツーショット-2006年上半期漫才」観る。
久々にたっぷりの漫才。
皮肉というより茶化し。
人間の滑稽さを笑い飛ばすアナーキスト。
そしてそれを言葉で表現する「芸」。
実に気持ちのいい言葉のリズムなのだ。
で8時起床。
ご飯と炒り卵、味噌汁の朝食。
娘は昨日から友達の家にお泊り。
そのままいっしょにそろばんの大会に行ってる。
で今日は前から行こうと思ってた公営のトレーニングルームへ。
初めてなので職員さんにいろいろ説明してもらいながら2時間みっちり。
うぅ、腕が痛い。
いかに普段何もしてないかがわかる。
ま、これからちょくちょく利用しよう。
で妻と近くの中華屋でランチ。
なかなか評判の店とのことでお客さんもいっぱい。
八宝菜、なかなか美味しかった。
で娘迎えにいって、夜は昨日買った鶏肉で鍋。
たっぷりダシも出て、〆の雑炊が美味い。


2007-10-22「まっぴらロック」
昨日の筋肉トレーニングが、案の定今日効いてきた。
腕、胸、背中に太もも、ふくらはぎといたるところが筋肉痛。
ほんとにもう、情けない。
季節の変わり目で、なんか目は痛いは鼻はぐしゅぐしゅ、その上、口内炎が二つ。
そんなわけで今日はもう気分もぐったり。
残業もほとんどせず、寄り道もなしに帰宅。
帰り道では、なんつーかヒステリックな同僚からの実に気分の悪い八つ当たり電話。
なんで仕事できない奴ほど、主張するのかなぁ。
朝の占いではもっとも運勢がいいはずだったのに、どこがやねん。
うー。
怒りがたまってきたよ。
ガオー。
とにかく美味い赤福を食わせろ!


2007-10-23「Lost time」
うぅ昨日よりさらに身体がイタイ。
っておっさん丸出しやがな。
受話器持ち上げるのも辛い…。
でまぁ今日もサクっと仕事してサッサと退社じゃ、ボケっ!
と誰に切れてるのか。
ちと紀伊国屋で立ち読み。
「映画秘宝」の大槻ケンヂと犬山イヌコの対談がなんかいいなぁ。
ケラ監督の「グミチョコ」楽しみ。
あ、あと楽しみなのは「グエムル」のポン・ジュノ監督の新作!
香川照之、蒼井優主演なんだとか。
帰りは斉藤由貴聴きながら。
もう無理やり甘酸っぱくなっちゃうもんね。
「MAY」もなかなかいいなぁ。
あー脳みそが溶け出してきそうだ。
で明日は健康診断なので早めにご飯食べてもう寝よう。


2007-10-24「悲しいしらせ」
健康診断。
バリウム飲んでぐったり。
問診の先生が「ヅラ」。
明らかに「ヅラ」の人と、一対一で向かい合うのはキツイな。
つい目がいっちゃう。
別にヅラでもいいんだけど、もうちょっといいの着けてよ。
今日は斉藤由貴「AXIA」流れでムーンライダーズ「ANIMAL INDEX」を。
どうしてこうも80年代後半にこだわってんだろう。
96年のことなんて思い出せもしないのに、86年のことは今でも生々しく思い出す。
あの頃が最高に楽しかったかというととんでもない。
友達なんていなかったし、暗くて鬱々してて、華やかな青春らしいことなんか、これっぽっちもなかったのに。
でも、確かにあの時代、自分の内なる扉は開かれていったんだ。
浴びるように音楽を聴いて、本を読んで、感じすぎるぐらいにいろんなことを感じてた。
頭でっかちで、ひどくバランスの悪い、そんな時期。
でもあの頃の感受性は、繊細で危うくて、今となってみればちょっと眩しいぐらいだ。
であれから20年。
平気で白いウ○コしてる。
ま、そんなもんさ。


2007-10-25「埴生の宿」
今日はなんだか振り回されてばかりの一日。
尻拭いの専門家か。
もうヤプーとでも呼んでくれ。
で今日聴いてたのは坂本龍一のコモンズから出た「にほんのうた第一集」。
コーネリアスが三波春夫のヴォーカルを最高に美しく引き立てる「赤とんぼ」、あがた森魚と久保田麻琴が音楽のカオスの中で妖しく踊る「森の小人」、大貫妙子があの声でまっすぐに歌う「この道」などなど誰もが知ってる唱歌のカヴァー集。
ほかにもキリンジやキセル、高田蓮などが参加。
僕ぐらいの世代だと、まぁもちろん知ってはいるんだけど郷愁を感じるなんて大袈裟なこともない。
それでもこれらのメロディを聴くと、不思議と素直に受け入れられる。
それは多分カヴァーしているミュージシャン達も同じなのかもしれない。
全ての曲、小手先でやっつけてる感じはなくて、凄く素直に曲を受け入れ、自分たちの音楽と融合させている。
そこには無理が無いし、聴いていてとても心地よい。
音楽が届けてくれる小さな幸せ。
たまにはこういうのもいいな。
チャーミングなヤン富田(ドゥーピーズ)の「やぎさんゆうびん」が大好き。
で、会社帰り閉店間際のタワーに滑り込んで購入するは、鈴木博文と直枝政広のユニット・政風会、結成22年目にして発表されたファーストフルアルバム「政風会」。
発売日一日前に買っちゃうんだ。
あー聴くのが楽しみ!!


2007-10-26「見晴らし台から」
金曜。
雨が降ってる。
またひどく肩が凝ってる。
そんな感じで一日を乗り越え週末に突入。
映画でも観たい気分。
何も考えないで観れる映画が。
でアダム・シャンクマン監督「ヘアスプレー」観る。
ミュージカルは嫌いじゃない。
まーアメリカンな映画。
歌とダンス、大味ながら気持ちいい。
特殊メイクで太った母親を演じたジョン・トラボルタ、呑気な父親役のクリストファー・ウォーケン、敵役のミシェル・ファイファーとベテラン陣がお見事で嬉しくなる。
主役トレーシーを演じるニッキー・ブロンスキーと相手役のザック・エフロンがねぇ、なんつーかあの「ミニキテネッ」っつーCM同様、ちょっとイラッとくる瞬間があんだよねぇ。
ま、それもお愛嬌。
トレーシーの友人役のアマンダ・バインズが妙にかわいくてチェック。
そして最高なシーンは、「ヘアスプレー」オリジナル版の監督、ジョン・ウォーターズが「露出狂のおじさん」役で一瞬出てくるとこ。
でだ。
今日、彼の地・トーキョーではメトロトロンレコードのお祭りやってんだな。
あぁ行きたかったな。
そんな思いも込めて、「政風会」の話などを。
86年、SWitchから出たA面がカーネーション、B面が政風会という変則的なアルバム「DACK BOAT」。
85年に初めてムーンライダーズを聴いて僕はすっかり彼らのファンになった。
86年はライダーズ10周年の年で、12インチ「夏の日のオーガズム」やライブ盤「The Worst Of Moonriders」に永遠の名作「ドントラ」。
そりゃもう熱狂した。
最高に狂ってて最高にかっこいい。
これだ!僕が求めてた音楽は。
僕はロックの意味を知った。
そしてその中で僕の心を一番に捉えたのは鈴木博文の曲だった。
その言葉やメロディ、歌声に心酔した。
「DACK BOAT」はそんな中、多分87年の頭に買った。
当時は月一枚レコード買っちゃったらチロルチョコも買えない状態だったから、正月にお年玉せびってそれで買ったんだ。
歌詞カードに写る黒縁の眼鏡をかけた強面の男が直枝政太郎。
A面に収められたカーネーションの曲は全てこの男が書いてた。
アコースティックサウンドを基調にした繊細な音。
だけどそこからはみ出してしまうような男っぽくて骨太な歌声。
一時期、休日の朝は布団の中でこのカーネーションサイドを聴くのが決まりだった。
そしてもう片面、政風会は夜に聴いてた。
少しカーテンを開けて窓の向こうの月を見ながら。
湾岸に吹く少し湿った風を感じることができた。
シンプルなメロディで歌われる「夜警」は特にお気に入りで、今でも鼻歌として登場する。
そして20年。
お年玉貰う側からあげる側になったけど、今でも小遣いのほとんどはCD代に消えていく。
政風会のファーストフルアルバムが2007年になって発表されて、こうして聴いてるなんて、思ってもみなかったな。
何ものでもなかった僕は、いつか大人になって、何ものかになって、音楽なんか聴かなくなってるのかな…なんて思ってた。
20年が過ぎて、何ものにもなれないままの僕が月を眺め「政風会」を聴いてる。
あぁやっぱり湾岸の風が吹いてる。
と前説段階でえらく長くなっちゃった。
どうも20年でぐるっと一回りしちゃった感じがあるな。
そんな訳でアルバム「政風会」については、また明日。


2007-10-27「同じ道」
8時起床。
雨。
今日は家でゆっくり…ともいかずになんだかちょこまかと動き回る。
掃除して、DVD返しに行って、滋賀での用事ついでにやってきた母を駅まで送り迎えして、昼食のおにぎり作って、バイトの妻を迎えに行って…と中途半端にウロウロ。
午後になって妻と娘は友達たちと遊びに出かけたので、一人トレーニングルーム行ってしばし運動。
やっと筋肉痛治まったところであえて行ってみた。
今日は大丈夫なんだが、明日間違いなく痛みがくるだろうな。
それからHDDチェックは「アメトーーク」(松村のアベ前総理のものまね、最高)、「ニッポンの教養」。
で夕飯は一人で残飯処理的にお好み焼き。
「たけしの教育白書」見ながらチューハイ飲みつつ。
うーん、たけしますます言葉が出てこなくなってるね。
それでも太田光に対抗するかのように危険球を投げようとするとこが芸人の性なんだろうな。
それにしてもオヅラさんのあの顔…。
で「政風会」だ。
昨晩から、今日一日でひとしきり聴きこむ。
これはやっぱり政風会の音。
直枝さんも博文さんもどちらの曲も、ソロともバンドとも違う。
中ジャケの二人のポートレート。
21年前の「DACK BOAT」でのポートレートと比べ、実にいい顔になってる。
それが過ぎていった時間の重みだ。
しょっぱなから激しいバンドサウンドを響かせる直枝作「Bad Trip」。
中原由貴(drums)、小里誠(bass)のリズム隊はザクッとしたワイルドな音。
荒々しく砂埃が舞うイメージ。
これが凄くいい。
博文さんのハープが流れるとこで、あぁこれが2007年の政風会なんだと実感。
21年前、湾岸で刻まれた音は静かにその景色を見つめているようだった。
湾岸を出発点に旅に出た男。
バンドを率い、幾多の困難を乗り越え、激しい荒波に揉まれながら生き抜いてきた男は、誰よりも強くタフになって湾岸に帰ってきた。
そしてもう一人の男は、湾岸に居て、じっと自分を見つめ、より深くその音を磨いてきた。
博文作「空とバケツと山百合と」。
その深い音は鈍く光り強く輝いてる。
直枝作、博文作が呼応しあうかのように交互に並べられる。
湾岸に吹く風、空に浮かぶ月、星の名前、道の上。
これはやっぱり政風会の音。
この前、20年前のことをこんな風に書いた。
「〜頭でっかちで、ひどくバランスの悪い、そんな時期。でもあの頃の感受性は、繊細で危うくて、今となってみればちょっと眩しいぐらいだ。」と。
じゃあそれからの20年は何をしていたのか。
居心地のいい部屋を出て、風雨にさらされ、凹んだり傷ついたりして生き抜いてきたんだ。
自分の足で立って、少しは腕も太くなった。
でっかくなった頭を支える、タフな肉体を手に入れる為の20年だったんだ。
2007年の政風会を聴いて、実感した。
彼らほどいい顔じゃないけど、20年経った俺の顔も悪くないだろ(と思いたい)。
二人の声が、ギターが交じり合う「残月」の激しさと深み。
でもここは到達点じゃない。
彼らにとっても、僕にとってもここはまだ通過点に過ぎない。
それはまた10年後、20年後はっきりするだろう。


2007-10-28「浜辺の歌」
起きれず。
9時起床。
ホット卵サンドを娘と二人分作り朝食。
天気いいので家族で自転車乗ってぶらぶら。
図書館の古本市覗いて、商店街で買い物。
昼には帰ってうどんの昼食。
油揚げがあったので甘く煮てきつねうどん作る。
のんびりしてるとドヤドヤとチビ軍団が遊びに。
一騒ぎした後、娘含むチビ軍団は湖岸へ遊びに行った。
ま、元気でいいけどね。
天気もいいので、娘達の様子見に行きがてら、再び自転車で妻と湖岸へ。
もうすぐ11月だってのに、娘達は裸足になって公園の噴水で水遊び。
それにしても今日は穏やかな秋晴れ。
湖の上に広がる青空が気持ちいい。


2007-10-29「Bad Trip」
いい天気だな。
ま、ずっと窓の無い部屋で壁に向かって働いてんだけど。
で今日も「政風会」ひたすら聴く。
直枝さんの弾くエレキギターに痺れる。
荒々しくて、生々しくて、これこそがロックってもんだな。


2007-10-30「This Is Goodbye」
昨日は思わずテレビでやってた「涙そうそう」見ちゃったよ。
しかし、しょっぱい脚本で驚いちゃったな。
なにも無理くり「お涙頂戴」にもっていかんでも。
語り口が強引すぎてちょっと笑ってしまった。
ホントは長澤まさみちゃんに(ちょい甘えた声で)「にぃにぃ〜」って言わせたかっただけやろ!その気持ちはわかる(きっぱり)。
血の繋がらない妹が長澤まさみちゃんで、彼女が麻生久美子て!完全に童貞男の妄想やがな。
あだち充「みゆき」世代か!つーか、そんなとってつけたような薄っぺらな感動話でっち上げるぐらいなら、いっそ「みゆき」やりゃ良かったのに。
ベストキャストでしょ。
で書きそびれていたんだけど、先日23日に晴乃ピーチク師匠が亡くなった。
漫才コンビ「ピーチク・パーチク」の全盛期はもちろん知らないけど、去年浅草演芸ホールで初めて師匠の似顔絵漫談を観て爆笑。
お客さん巻き込んで軽妙に笑いとってく姿は最高だった。
飄々としながらコロコロ話転がしてって、それもスピード感があってね。
このおじいちゃんかっこいいなって思った。
7月に末広亭行った時も出演されてて散々笑わせてもらったとこだったから、新聞の死亡記事に驚いた。
ご冥福をお祈りいたします。


2007-10-31「夏が終わったみたい」
今日で10月も終わりか。
冬がやってくるねぇ。
それにしてもなんだか締まらない一日。
ぼんやり時間が過ぎてく。
なんつーかすっかり枯れ気味。
いつかギラギラする日なんてこの先やってくるのか?
ブックオフでコツコツ買い揃えた「ちびまる子ちゃん」(文庫版)を娘と回し読みしてゲラゲラ笑ってる場合でもないと思いつつ、楽なほうに流れて行っちゃう。
カロリー気にしなきゃと思いつつ、ご飯をついついおかわりしてしまう。
塩昆布が美味しすぎるから…。
もう、こんなことしか書けないぐらい腑抜けきってる。
もうすぐ37になろうとする社会人の関心事が「ちびまる子ちゃん」と「塩昆布」て…。



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