2007年1月上旬

2007-01-01「hibiki」
さて、1月1日。
元旦。
新年あけましておめでとうござます。
今年もひとつ、よろしくお願いします。
ということで8時起床。
「爆笑ヒットパレード」横目にお雑煮。
で家族で京都へ。
まずは祖母の家に寄って、新年の挨拶。
娘、祖母はじめ伯父、伯母からお年玉もらってご満悦。
それから実家へ。
父、昨日病院から一時帰宅。
さすがに今年は母手製のお節も縮小版。
それでも美味しく頂く。
父、朝には雑煮を少し食べられたとのこと。
あとはテレビ観てのんびり過ごす。
夕方には父をまた病院まで送っていく。
お正月の病院はなんとも切ないな。
病院への行き帰り、聴いていたのは高野寛「確かな光」。
しみじみといいアルバム。
実家に戻り、母、妻、娘と夕飯。
テレビでは「かくし芸」か。
大津に戻って、「お笑いウルトラクイズ」。
森三中・大島が活き活きしてるなぁ。


2007-01-02「TVディナー」
9時起床。
今朝も雑煮、餅は2個。
今日は妻の実家へ。
昼から豪勢なカニ鍋。
すすめられるまま日本酒を飲んでたら撃沈。
気付いたら床に転がって寝ていた。
昔、親といっしょにテレビ見ると「これ誰や?」とか「えっ、今なんて言った?」とか「この人、アレやろ、ほらアレに出てた!(情報全くなし)」とか「あーこの人、○○やろ(完全に間違っている)」とか、どこまで知らんねん!つーか的外れにも程があるやろ!っつーような発言が多発し、もーなんともやりきれない状況になってしまうことが多々あった。
いちいち突っ込んだり、答えてたりしたら身がもたないし、その状況自体、堪えがたいなにかがあった。
で今日なんて1日皆でテレビ観ながら過ごす訳だが、そこはまさにその感じが特盛状態。
はっきり言って僕はテレビッ子の、サブカル小僧だから端役の芸人や若手アイドルまでほぼ頭の中にはインプットされている。
過去25年ぐらいのポップカルチャーな話題、一般的には無駄な知識は人一倍持ってるわけだ。
でテレビ見ながら義母や義兄達が交わす、突っ込みどころ満載な会話。
いやそれは多分「ごくごく一般的なおっちゃん、おばちゃん」目線での会話なのだが、ことポップカルチャーに関して異常者である僕にはなんとも…。
とにかくゆっくり安心してテレビ観てられないのだ。
ま、これまた要らん気苦労というか、俺がアホなんだがな。


2007-01-03「自由度」
正月ももう3日。
今年も後362日か。
妻は今日からバイトでもういない。
働き者だなぁ。
で娘とダラダラ起き出して朝食。
娘、宿題でおやつ作りをするのだとかで、いっしょにクッキーを焼くことに。
バターや砂糖を混ぜ合わせ、粉をふるう。
…こんなことばかり、こ慣れてきてる。
午後はHDDチェック。
深夜にやってたNHKアーカイブス「あの人に会いたい/沢村貞子」。
今まさに、沢村貞子ブームなので。江戸前のチャキチャキした話っぷりながら品があって素敵だ。
それから買い物行って、近所の神社に初詣行って、はい、正月休み終了。
なんでこんなに全然休んだ気しないのか。


2007-01-04「休暇小屋」
仕事始め。
トントンと仕事こなして6時には退社。
ま、まだいーじゃん。
たまに早く帰ると、ご飯は…できてないよね。
結局作るのか。
貰い物の明太子が美味いから、ま、いいか。
とりあえず今日は「ドリームマッチ」観るから日記終了。
ま、まだいーじゃん。


2007-01-05「MOON OVER the ROSEBUD」
そんな訳で昨日の「ドリームマッチ」おもろかったなぁ。
さすがに松本人志、唸らせてくれるなぁ。
笑いの落しどころ、ストライクゾーンを外しつつ、じわっと笑いが効いて来るとこにストンと持ってくる。
かって島田紳助が「俺達は4ビートだった漫才を、8ビート、16ビートとすることで若者にうける漫才を作ってきた。そんな時、ダウンタウンは2ビートの漫才をやってのけた。松本に『そのリズムでやっていくの?』って聞いたら『これでいけると思います』って答えよった。…こいつには勝てへんと思った」ってなことを言っていたが(いや、大体こんな感じの話だったはず)、そんな松本リズムが久々に出たなぁ。
志村ネタはドリフ世代にはお馴染みのパターン。
しかしドリフを知らない娘は大ウケしていた。
そこは志村の強みだよなぁ。
お約束ながら、相方・三村の存在で笑いが2割増に。あと巧いなぁと思ったのがココリコ。
田中、遠藤どっちも巧いんだここは。
田中のコント力は今更言うまでもないが、ぐっさんの一人芸を見事に受け切った遠藤が素晴らしい。
それにしてもホトちゃんは下手だなぁ。
そこがいいんだけど。
とそんな訳で金曜。
今日は珍しくヒマだったなぁ。
みんな挨拶回りで居ないしね。
ま、まだいーか。
本格始動は3連休明けっつーことで。
でだ。
やと2006年のベストアルバムを選定しました。
いや、誰にも頼まれてませんが(キッパリ)。
2006年のベストアルバムはコチラをご覧下さい。
ま、こんな感じですわ。
06年はいいアルバム多かったなぁ。
で明日から、一泊二日で家族旅行。
一応、お父さんらしいこともするんだな。
明日早いから、寝よっと。


2007-01-07「奥飛騨慕情」
そんな訳で、昨日、今日と一泊旅行。
(なぜか)飛騨高山に行ってきました。
片道4時間。
それにしても見事な天気!
昨日家出るときから雨に降られ、着いたら猛吹雪。
今朝には一面の銀世界。
外出たら尋常じゃないぐらいの大雪。
まずは高山ラーメン食って、みたらし団子買い食いして、歩きつかれたとぜんざい食べて、温泉につかって、夜はしゃぶしゃぶ。
今朝は雪降る中、露天風呂にはいって、朴葉みそでご飯を2膳、昼はみそかつ丼、最後は牛しぐれ弁当を電車内で。
いやー日頃の疲れが吹き飛んだが、新たな疲れがどっと押し寄せたね。
とにかくハードな天候だったが、娘には良かったようで、大雪に終始ハイテンション。
ま、普段好き勝手にしてるので、たまには家族孝行。
いや、これ実は娘に親孝行されてるんだな、きっと。
楽しい時間を過ごせた。
さぁ次はどこ行こう。


2007-01-08「雨上がりの夜空に」
今日は朝寝坊してゆっくり布団から起き出す。
午前中はダラーっと「なるとも」観たりして過ごす。
午後から旅行のお土産持って家族で、病院まで父を見舞いに。
夕方まで病院に居て、母といっしょに実家へ戻る。
途中、王将で餃子やら鳥の唐揚げやら持ち帰りにして、皆で夕食。
父が入院して、母はずっと一人の夕食。
その寂しさを思うと、切なくなる。
母は人一倍陽気で元気な人だけに。
こうしていっしょにご飯食べることで、少しは気晴らしになればいいのだが。


2007-01-09「てがみ」
さて娘も今日から学校。
07年も本格始動ですな。
今年はどんな年になるかな?わかるはずもないか。
明日の天気すら僕にはわからない。
両手で持てるものは限られてる。
何かを手に入れようとすれば、何かを手離さなきゃならない。
ほんとに大切なものを二つ、三つ。
身の回りをこざっぱりとしていきたいなぁ…なんてことをおぼろげながら思う。
36歳。
折り返し地点過ぎてる。
出会いを大切に…だとかさ、常に感謝の気持ちで…なんて、なんだかベタな言葉が、身に沁みる。


2007-01-10「モダーン・ミュージック」
さて今日は06年ベストアルバムに続いて06年の映画話。
第二回 popholic ACADEMYの発表です。
最優秀作品賞:「ホテル・ルワンダ」
最優秀監督賞:ポン・ジュノ(「グエムル-漢江の怪物」)
最優秀脚本賞:内田けんじ(「運命じゃない人」)
最優秀主演男優賞:デヴィット・ストラザーン(「グッドナイト&グッドラック」)
最優秀主演女優賞:中谷美紀(「嫌われ松子の一生」)
最優秀助演男優賞:香川照之(「ゆれる」)
最優秀助演女優賞:もたいまさこ(「かもめ食堂」)
優秀新人賞:コ・アソン(「グエムル-漢江の怪物」)、北川景子(「間宮兄弟」)
とこんな感じです。
最優秀作品は「グエムル」か、それとも「ゆれる」かと悩んでいたんだが、最も心揺さぶられた作品ということで「ホテル・ルワンダ」が急浮上。
このシビアな現実を描いた作品を最終的に選んだのは自分でも驚きだが、やっぱりこれを挙げるほかなかった。
監督賞は「ナイロビの蜂」のフェルナンド・メイレレス、「嫌われ松子の一生」の中島哲也と悩んだ末、ポン・ジュノ監督に。
単なる怪獣映画、単なるエンタティメントに終わらせない尖鋭的な撮りっぷりに一票。
脚本賞は文句なく「運命じゃない人」の内田けんじ。
伏線に次ぐ伏線、絡まる時間軸がピタッと合わさり、映画館で「おぉ!」と歓声があがってたもの。
これは大傑作ですよ。
で男優賞は意外にパッと思いつく人が居ず。
でそんな中、ド渋い演技でクールな中に熱いパッションを滾らせたニュースキャスター、エド・マローを演じたデヴィット・ストラザーンに。
女優賞は、「空中庭園」の小泉今日子か、「フラガール」の松雪泰子か、「いつか読書する日」の田中裕子か、変則的ながら「鉄コン筋クリート」で素晴らしい声の演技を披露した蒼井優か…と悩みに悩んだ末「嫌われ松子の一生」の中谷美紀に。
通り一遍のクッサイ芝居にならずに、「形」と「感情」の両面の演技で、ある種狂った映画を狂ったまま感動作にのし上げた力量が素晴らしい。
「疾走」でもいい助演ぶりだったしね。
助演男優は香川照之しか考えられない。
巧いよ、巧すぎるよ。
「ゆれる」での香川照之-オダギリジョーの演技合戦は、映画史上に残るセメントファイトだったなぁ。
で助演女優は「好きだ、」の永作博美も忘れがたいが、ここは「かもめ食堂」のもたいまさこに。
なんせ、かっこよかったからね。
で今回から新設の新人賞には「グエムル」のコ・アソンと「間宮兄弟」の北川景子を。
先物買いには自信あるのだ。
06年に観た映画は約40本。
特別多い数でもないので、なんの権威もありませんが。
ま、DVD借りるときの参考にしたり、「いや、それは違うやろ!」なんて突っ込んでいただければ。
07年はどれだけ観れるかなぁ。


2007-01-11「good idea」
さみー。
腰が痛い…。
靴下履くのが辛い。
でここんとこ聴いてるのがムーンライダーズ「CM WORKS1977-2006」。
ライダーズのCM仕事を実に52曲収録。
これがすこぶるオモシロイ!
冴える職人技、繰り広げられる実験、あらゆる音楽とアイデアの見本市。
後にライダーズの名曲に進化していく音の断片にニヤリとしてしまう。
もちろんこれらは完成品ではあるのだけれど、なんというか実験室で音楽が作られていく過程、そこで生み出された音楽の「核」の部分を見せられたような印象。
それにしても「猫大好きフリスキー〜」鈴木さえ子の歌声にグッとくるなぁ


2007-01-12「No word,No think」
金曜。
にしてもエンジンかかんねーなぁ。
淡々と仕事して今日は6時過ぎには会社出る。
外は寒いな。
ipod shuffleからはノーナの「ニュー・ソウル」。
誰にでも優しい男/胸にあいた穴の淵
意味なく西武に寄り道したりしてブラブラと。
でも、まー何も見つからないや。
ipod shuffleからは高野寛「beautiful」。
気分を替えて家に帰ろう。
にしても、日記もエンジンかかんねーなぁ。


2007-01-13「真実の犬」
10時起床。
すっかり寝坊だ。
娘に「卵焼き作って〜」と起される。
はい、はい、わかりました。
で午前中はテレビ見たりゲームしたり娘とダラダラ。
「ほらね」で紹介してた親子丼、美味そーだったなぁ。
午後から実家へ。
天気もいいので、一人電車で。
ipod絶好調。
いくらでも歩いてられるなぁ。
で今日は父、外泊の許可が出て一時帰宅。
一泊だけど、味気ない病室に比べたらやっぱり家がいいだろう。
ちょっとだけ覗くつもりが結局夕飯まで食べていく。
一乗寺の恵文社に行きたかったのだが遅くなったので、実家の隣町・長岡京の恵文社に行くこと。
JR長岡京駅、考えたら降りるの初めてだな。
でこちらの恵文社は駅前だけに一般的な品揃えだが、それでも落ち着いた雰囲気とポイント、ポイントで絶妙なチョイスでついつい長居してしまう。
とりあえず玉袋筋太郎「よりみちパン!セ/男子のための人生のルール」買って帰る。
そうそうナイナイの岡村氏が、日本高校野球連盟にクレームを受けた件で逆に「遺憾だ」と反論したのは正しいな。
「笑い」に対して不謹慎だとかなんとかエラソーにいうヤツなんてみんな信用ならねーな。
人が笑ってる時に、戦争してるヤツの方がよっぽど不謹慎だぜ。
クレーム言ったもん勝ちみたいなのは、やっぱりおかしいだろ。
DJ OZMAの件なんかも、クレーム言う方がおかしいよ。
それに対して全部DJ OZMAに責任なすりつけるNHKもどうかしてる。
知らなかったわけねーだろ!
じゃ「なんでボディスーツ着てるんだよ、こちとら受信料払ってるんだからな裸ちゃんと見せろよ!」ってクレーム入れたらどーすんだよ。
ほんま、そんなこと大騒ぎする前にコレ読んでみな。


2007-01-14「おくりもの」
今日も娘に起される。
9時起床。
午前中、娘と二人でジャスコへ。
「どうぶつの森」の「金のアイテム」をもらうんだとか。
で昼食用に「元さんコロッケ」買いつつ、二人してシュークリームを買い食い。
美味しいね。
午後、妻と携帯電話を買い替えに。
TU-KAからauに。
データ移してもらったりして随分時間かかっちゃったな。
買い物して帰ってきたらもう夕方。
でも新しいケータイ、ちょっと嬉しい。
ま、あんまり使わないんだけどネ。
夜は貰いモノのお肉で焼肉!
さすがに普段食ってる安物とは違って、柔らかくて激ウマ。
バクバク喰う。
ビールにキムチもバクバク。
まー、また太ったよ。
かってピーターパンシンドロームと言われた僕も、すっかりメタボリックシンドローム。
しかし年末から、ひたすら喰いまくってるような。
変にいろいろ貰いモノがあったり、あれこれ買っちゃったりして、賞味期限もあるしねぇ…なんてついついバクバクと。
明日からちょっと控えようかなぁ。


2007-01-15「無風状態」
なんだか、空っぽになってしまった。
言葉ももう出てこない。
エンスト。
今年は風待ちだな。



2007年1月下旬の日記へ


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