2007年8月下旬


2007-08-16「幸せな人生」
午前中に仕事片付け、半休とって午後休み。
唯一のお盆休みだ。
会社出ると炎天下。
数分歩いただけで汗だく。
たまらず途中の自販機でサイダー買って一気飲み。
とりあえず家に帰って直ぐに着替えて外出。
駅でバイト終わりの妻と落ち合い京都の実家まで。
娘はこのお盆、実家にお泊り中。
で実家で線香あげて仏壇に手を合わせる。
ちょっと来るの遅くなっちゃったけどこれで一安心。
友達が甘いもの好きだった父へ初盆のお供えにとくれた「赤福」(この心遣いには物凄く感激した)も供えられたし、来れて良かった。
でしばし母や兄夫婦と過ごしイロイロ話。
で土曜までお泊りの娘残し、妻は家に、僕は京都市内に。
そう今日はライブ。
西村哲也 / 福岡史朗@京都・拾得。
いやーまたまたいいライブだったぜ!詳細は明日!!


2007-08-17「何でもいい」
そんな訳で、早速昨日の話。
西村哲也/福岡史朗@拾得。
あぢーなー(殿山泰司風に)と地下鉄二条城前駅から拾得へ。
この距離が結構ツライ。
でいつものごとく拾得の味のある扉を開ける。
ふと見るといっぱいの人!
よく見ると畳席にいるのは西村バンド、福岡バンドの皆様方ではないか。
大前さんに「popholicさ〜ん!」と声かけられ嬉しいやら照れくさいやら。
こっちは単なる追っかけファンですから。
で皆さんにどうもどうもと軽く挨拶していつもの中央丸テーブルに。
すでにつかさんが居られたので梅酒ソーダ飲みながらどうもどうもとお話。
ライブ前にも関わらず大前さんや大久保さんも話し掛けて下さり大恐縮。
そうこうする内にめんちかつさん(id:nota10)も登場。
みなでカレー(美味しい!)を食べつつ開演を待つ。
西村哲也バンド=CLOCKWORK PORK PIE HATSの拾得ライブも3回目。
初回7人だった観客も回を重ねる毎に倍倍で増員。
知り合い率が高いとはいえ、こうして少しずつでも人の耳に触れていけばいい。
一回聴いたら絶対好きになるから。
でライブが始まる。
まずは福岡史朗さん。
サポートには小宮山範久さんと大久保由希さん。
指弾きの奏でられるギター、そしてあの声。
一音出たらもうそこは福岡さんの世界。
グッと引き込まれる。
めちゃめちゃカッコイイ。
時に鋭く、時にユーモラスに彩りを添える小宮山さんのギター。
極小ドラムセットながら、雄弁なリズムを刻む大久保さんのドラム。
これがまたいい。
大久保さん、今最も好きなドラマーかもしれん。
MC少な目でどんどん曲が演奏されていく。
うーん、つくづくカッコイイな。
ここ拾得みたいにアナログでどこか懐かしい、でも間違いなくロックの息遣いが感じられる。
ドキッとするような鋭さが潜んでいるんだ。
そして誰にも似てないってのは強い。
3人のバランスもいい。
「吟遊詩人のガレージロック」なんてコピーを思いついた。
ラスト2曲はCLOCKWORK PORK PIE HATSとジョイント。
福岡バンドは「ハム」という名がついてるらしいが、これはまさにポークハム状態ではないか。
大久保さんがギター、ヴォーカルに回り「アーティスティックな女」。
音圧が凄い。
西村さんのスライドギターが決まる。
くーっこれだからライブはたまらない。
続いて福岡さん「サンタイガー」。
深みを増す演奏。
これ聴いたら確実に福岡史朗ファンになるな。
で次はCLOCKWORK PORK PIE HATS!
いきなり飛ばすなー。
ストレートなロックサウンド。
五十川さんと中島さんのリズムはひたすら重くてグルーヴィー、大前さんのキーボードは自在に音を紡ぎ世界を広げる。
西村さんのギターは繊細で凶暴。
そしてグッドメロディがある。
これはもう王道でしょ。
小細工はいらない。
考えるな感じろ!ってことだ。
CLOCKWORK PORK PIE HATSは完成しない。
回を重ねるごとに進化してんだから。
「ブルー・サーフィン」からの中盤のメロウな展開などはまた新しいバンドの一面を見たよう。
小技も大技も使いこなせる凄腕ミュージシャンが真っ向勝負で音出してる。
これまで京都最強、関西最強とこのバンドを評してきたが、訂正しよう。
西日本最強!と。
次回のライブでは日本を征することになっちゃうだろう。
それにしてもこの最強な演奏と、最弱な(失礼)MCのギャップも最高。
メンバーから突っ込まれる西村さんという展開もまたこのバンドの面白さ。
福岡史朗さんがメンバー紹介時に「そして私が三波春夫でございます(by レッツゴー正児)」という関西人なら1万回ぐらい聞いてる小ギャグをかまされていたのだが、そんなことも忘れかけた最後の最後、大盛り上がりでのメンバー紹介時に西村さんが「そしてギターは、三波春夫!」と見事に天丼(注:同じギャグを繰り返すことで笑いを生む手法)を決めたのはある種ハイライト。
これには思わず「うまい!」と拍手を送った(ライブ後、大前さんも「あそこの“三波春夫”は良かった」と絶賛)。
そんなこんなでまたまた堪能した。
ライブはやっぱいーなー。
でライブ後はつかさん、めんちかつさん、今日はちょい遅刻して登場したケイスケさんと話。
青春18切符を使って鈍行で東京からきたという大久保さん、ライブ後でお疲れだろうに帰りには店の外までお見送り頂いてまたまた大恐縮。
新作が出る暁には我々が主催して京都でレコ発ライブを!と息巻きつつ帰宅。
で今日はライブの余韻に浸りつつのそっと仕事。
あぢーなー。


2007-08-18「路面電車」
今日もまたあぢーなー。
で朝から映画観にいく。
久々の一本は佐々部清監督「夕凪の街 桜の国」。
(以下若干のネタばれ有り。これから観ようという方はとばしちゃって下さい)
こうの史代さんの原作は以前に読んでる。
市井の人々、日常の視線からの静かなメッセージがふわっとした画の中に浮かんできて、とても感動した。
脚本は原作を活かしながら、エピソードを補完して、そのメッセージの輪郭をよりはっきりさせるように作られてる。
蛇足だという意見もあるかもしれないが、原作を大切にしようっていう姿勢は好感が持てる。
その反面、画がちょっとジトっとしたように感じられて、原作の透明でふわっとした画の良さがあまり出し切れてなかったとこが残念にも思った。
でもとても考えさせてくれる映画で、観てよかったと思う。
「どうして広島に原爆は“落ちた”んだ…」という弟に、麻生久美子演じる皆実が静かに「違うよ。“落とされた”のよ」という原作には無い台詞にはハッとさせられた。
これが「戦争」というものなんだ。
戦争によって多くの人が死んだ。
でも単に死んだんじゃない。
みんな殺されたのだ。
戦争ってのは殺し殺されること。
もっともらしいこと言ってみても、これが真実なのだ。
そしてもう一つ、映画では「原爆」による悲劇は、決して過去のものではなく、今もなお続いているのだということをはっきりと伝えている。
2007年の今も、放射能による後遺症に苦しむ人が居る。
原爆に殺された人は増え続けているのだ。
この映画を是非観て欲しい人が一人。
ここ「桜の国」の総理大臣に。
で午後から娘迎えに実家へ。
お盆の間、父は孫娘とゆっくり過ごせたかな。
で夕飯にみなで焼肉食べて、「めちゃイケ」観てゲラゲラ笑って帰宅。


2007-08-19「シェスタ」
8時半起床。
暑さで目が覚める。
今日は朝から娘の宿題のお手伝い。
まず果物の産地を調べて、紙粘土で日本地図と果物作ってビジュアル化していくという作業。
BGM代わりにムーンライダーズ30周年ライブのDVD、続いて細野さん東京シャイネスのDVDを。
紙粘土なんて数十年ぶりだが、なかなか楽しい。
午前中いっぱいかかってやっと完成。
それから二人で駅前のマクドで昼食。
今日も暑いなー。
帰ってきてクーラーつけた部屋で午睡。
極楽。
悪いね、欽ちゃん…という気持ちで。


2007-08-20「時計」
昨晩も寝苦しかったな。
どうもいい眠りが出来てない。
ま、みんなそうか。
別になにもない一日。
仕事して家帰って、さんまと焼き茄子、梅酒をちびちび。
今日はもうおしまい。


2007-08-21「GHOST-BLUE-SKY」
クーラーつけて寝たら寝たで、体の節々が痛い。
もはや初老。
今日も一日働いて気づいたら退社時間。
あー帰ろう、帰ろう。
で昨日、今日と聴いていたのはMio Fou「Mio Fou 2」。
鈴木博文、美尾洋乃のユニット、23年ぶりのセカンド。
最小限の楽器がぽつりぽつりと音を奏でる。
孤独を噛み締め、真夜中、自分に問いかける。
そんな音楽。
そこには夜明けが来る前の、湾岸スタジオの空気が立ち込めている。
それにしても美尾さんの声、変わらないな。
まるで子供のような無垢な残酷さと大人の妖しさが同居してる。
そして博文さんのギターがいい。
エレキギターは悲痛な叫び声、アコースティックギターは静かに世界を包むよう。
僕も23歳分、年をとった。
もはや初老の、胸に響く。


2007-08-22「黒猫よ、待て!」
なんだろう。
今日はダメダメな一日。
いや、今日もか。
からんからんと空回り、イライラがピンボールみたく跳ね返ってくる。
さっさと帰ろうと会社出たら、止んでた雨もまた降り出す。
頼りない折り畳み傘が、俺にはお似合いだ。
家着くと出迎えは黒猫だけ。
妻と娘は近所の友達たちとキャンプに出かけてる。
昨日の残りの冷ご飯が茶碗に一杯。
なんだか面倒くさくなって、ちゃちゃっとカレーピラフ作って夕食。
う〜ん食欲をそそる香りと思ってたら、違和感のある香りが急に襲い掛かる。
…うんこしてやんの、黒猫。
ダメダメついでに、今、最も負のオーラが溢れている[岸部四郎氏のブログ]でも読もう。


2007-08-23「悲しきめまい
雨か。
バス通勤。
バスから降りると雨もあがってる。
なんか損した気分。
午後から会議で神戸まで。
快速電車でうまく寝られず。
鞄に入れてたピチカートファイヴが表紙のミュージックマガジンを読み込む。
特集は渋谷系。
前にも書いたが渋谷系と呼ばれた音楽は浴びるほど聴いた。
が、じゃあ渋谷系が自分にとって音楽の原点か?と問われればそうではない。
YMOには遅かったし、フリッパーズには早かった。
80年代半ば、ポップミュージックが寂しい思いをしてた頃。
そこがやっぱ音楽ファンとしての自分の原点かな。
でも、まぁ、今思えば悪い時代でもなかったか。
誰も音楽に興味ないみたいな今と比べれば。
i-podからは堂島孝平「そして僕らは奏で合う」。
「そして僕らは/音楽に恋をする」なんてフレーズ。
ストレートな音楽讃歌。
まったくストレートだな。
胸が熱くなるよ。
で神戸で遅い昼食。
会議済ましてまた電車にゆられ帰宅。
ぼんやり窓の外を眺める。
ここで限界かなぁとかいろいろ、諸々考える。
自分のこの先がまるで見えない。
「皆でレストランで食べて帰る」と妻からメール。
大津駅降りて閉店間際のスーパーで買い物。
今から御飯炊くのも面倒だしなぁと冷やしうどんに半額シールが貼られた天ぷら。
夕食は243円なり。
家つくと黒猫がお出迎え。
空になった餌皿の前でパフォーマンス。
朝入れといてやった煮干はきれいに頭残してやがる。
窓開けると庭先に別の猫。
ここ1ヶ月ほど前から朝、晩やってきてはニャーニャーおねだり。
こいつがまたブサイクで汚い猫なんだ。
しょうがないから餌出してやる。
俺もまだ飯食ってないのに、なんでお前らの面倒みなきゃならんのだ。
うどん食ってると、黒猫、またうんこしてやんの。
あーなんだかな。
ハッキリ言って、そろそろ俺も優しくされたい。
頼むから俺に優しくしてくれ。


2007-08-24「夏らしい」
それにしても今週はやけに疲れた。
別に何があったというわけでもないが、夏の疲れがドドドっと押し寄せてきたんだな。
肉体もそうだが、精神的になんか疲れた。
なんにも考えたくねーってな感じ。
でやっと金曜。
気分は最悪だが、このまま週末を送りたくない。
ということで映画だ。
久々に別宅=滋賀会館シネマホールの最終上映に滑り込む。
佐藤祐市監督「キサラギ」観る。
自殺したB級アイドル「如月ミキ」。
彼女の一周忌、ファンサイトで知り合った5人の男が一つの部屋に集まる。
彼女の死の真相を巡る男達のスリリングなかけひきが始まる-なんてお話。
ワンシュチエーションで繰り広げられる会話劇。
最初はどんなもんかなと思ってたが、これは意外に拾い物。
おもしろかった。
内容は何言ってもネタばれになってしまうので、観て頂戴としかいえないが、中盤からのめくるめく展開には上手くノせられた。
よく出来た脚本だなぁと唸るまではいかないが、その適度な緩さが難しくなくって良かった。
映画館にもかなりの笑いが起きていたし、小品ではあるが気持ちの良い作品だったな。
ユースケ・サンタマリア、塚地武雅、小栗旬、小出恵介そして香川照之。
いいアンサンブル。
香川照之は別格として、それぞれが好演。
中でも小出恵介が良い。
彼はこういう軽い役が似合う。
これでちょっと気持ちも回復。
ま、家帰ったところで何もないんだが…。


2007-08-25「僕の頭はF-WORD」
昨晩は無意味に夜更かし。
今朝は8時半起き。
妻と娘は既に小学校の清掃に行ってる。
一人、ぼんやりHDDチェック、なぜか随分前の「シュンゲーベスト10」(ケンコバ、小籔司会)早送りしながら。
で娘帰ってきたところで、伊勢丹の「ドラえもん展」へ。
「しょうがないなー」と娘が父に付き合う形で。
とにかく藤子F不二雄先生の原画なんて見る機会ないからなぁ。
思いのほか、原画展示多くて満足。
さすがに美しいF先生のペンさばき。
この原稿の前に、F先生が居たのだ…と思うと感慨もひとしお。
カラー原画には大感動。
娘に「観てみ!この色使い!」などと興奮して話してたら、うるさがられたが。
で娘と地下食品売り場でフルーツ一杯のゼリー買って帰宅。
今日も暑いなぁ。
で午後は一人でぼんやり。
NHKで昔々亭桃太郎師匠見たり、うっかり昼寝したり、ブックオフ覗いたり(収穫なし)。


2007-08-26「サンダルブルース」
8時起床。
今日は朝から地蔵盆。
まずは準備。
テント張りして地蔵尊の飾りつけ。
今年は子供たち多数参加。
自治会長は去年で終わったものの、妻が子供会の係りなので結局一日お手伝い。
お坊さんに来てもらって数珠回しとかして、炎天下で焼きそば、焼き鳥、フランクフルトなど汗ダラダラかきながら作る。
缶ビール一本あけるも汗で全部出てっちゃう。
すいか割りして、カキ氷やって夕方までみっちりと。
8月も終わりだというのにしっかり日焼け。
後片付けまですべてこなしてヘトヘト。
こういう地域の行事も出てくる人は決まっていて、考えるとどうなんだろとか思っちゃうんだけど、「でも、やるんだよ」の精神で。
ま、子供らが喜んでりゃそれでいいのだ。
で汗流しに銭湯へ。
徒歩1分弱でいけるご近所の昔ながらの銭湯。
もう、すっかりお気に入り。
ここんとこ週一ペースで行ってる。
熱い風呂に浸かって、冷たい水かぶってを繰り返し、風呂上りに90円の瓶入りペプシ。
味は薄いが炭酸きつい。
高校の学食にあったのと同じ味だぜ。


2007-08-27「ハッカのガム」
昨日一日炎天下にいたから、身体が熱を持ってしまって大変。
疲れてるのに、身体が熱くて寝れない。
まったく…。
で月曜。
また月曜か。
別に何もなくただ黙って仕事するのみ。
もはや月曜の日記は以下同文って具合になにもなく、ただ憂鬱。
とりあえず9月にはやくなって欲しいな。
で今日聴いてたのは福岡史朗「サンダルブルース」。
いやーこれは聞きしに勝る名盤。
アコースティックギターのリフがグイグイひっぱていく「ラスク」が最高。
言葉とメロディ、サウンドが切り離せない歌、なんだか胸の奥に火がつくような。
たまんないなぁ。
例えばカーラジオつけてさ、ふいにこんな曲が流れてきたら最高だと思うな。
中学生や高校生にこそ聴いて欲しい。
だってそうだろ、ミ○マルなんとかやらオレ○ヂなんとかやら聴いたところで人生変わんねーだろ。
ロックってさぁ、もっと衝撃的で狂ってて愛に溢れてるもんなんだぜ。


2007-08-28「男の子はみんな」
今日もまた何も無い一日。
でも結局こんな風にぐずぐず書いてるのは、余裕があるからなんだろうな。
確かに毎晩2時3時まで働いて2ヶ月休みなしなんていう数年前の地獄の日々を思い返せば、余裕があるにもほどがある。
転職できて良かったな…と本気で思う。
それでも不平不満はたまっていくんだから性質が悪い。
今、昼休みに読んでるのは伊丹十三「女たちよ」。
ここんとこ沢村貞子さんや向田邦子さんといった女性の文章ばかり読んでいたから余計そう思うのだが、実に男性的な文章。
理屈っぽくって、捻くれてて、真実を斜めに描写する。
そこが凄く面白い。
男ってのはどっかかっこつけちゃうんだ。
小細工しちゃうんだ。
ストレートに言わないで照れ隠ししちゃう。
わかるなぁその感じ。


2007-08-29「Seven Deadlines」
えー今日も変わり映えしない一日。
俺、何してんだっけ?
夏休みも残り僅か。
なのに娘、まだ宿題残してる。
なんというか、呑気なとこがあるのだ。
僕なんかは子供の頃、夏休み終了一週間前に宿題残しとくなんて考えられなかったけどな。
何しろイヤなことを最後に残しときたくなかったのだ。
普段も帰ってきて宿題をまずやった。
宿題やらなきゃなんないと思いながら遊ぶのがどうにもダメだったから。
もう全部済ませて、晩御飯食べて、お風呂入って、歯も磨いて、パジャマに着替えて、それからが至福の時間だった。
本棚を眺めて好きな漫画を一冊。
枕もとのスタンドライトをつけて、ポケットラジオをセットして、幸せな時間。
うーん、親子でも違うもんだ。


2007-08-30「流星のピリオド」
なんだかんだ言っても、ちゃんと終わるもんだな、夏。
もちろんまだ暑いが、それでも随分夜は早くなったし、今日なんか会社出るとちょっと涼しい。
残業しながらふと思った。
こうしてコツコツ真面目に働いてたら、いつか報われるんだ…なんてことを考えるのはヤメにしよう。
僕がやってることはただの「仕事」。
「でも、やるんだよ!」なんて大袈裟な。
「ただ、やるんだよ」でいい。
誰に喜ばれるわけでもないし、誰に褒められるわけでもない。
当たり前だ、ただの「仕事」なんだから。
やってて当たり前、ちょっとヘマしたら嫌な顔されて終わり。
そうこれはただの「仕事」。
灰色のため息を飲み込め。
なんてな。
どっか行きたい。


2007-08-31「The End of Summer」
金曜。
少し気持ちが緩まるな。
なかなかいろいろと損な役回りになっちゃうことも多いが、ま「お仕事ですからっ」(by すず風にゃんこ・金魚 …ってもわかんねーか。にゃんこ金魚っていう東京の女性漫才コンビでこういうギャグがあんの)。
でも、今日で8月も終わりだ。
いつになくキツかったなー。
精神的にキュキュキュっと締められる感じの夏だった。
でも今日で終わり。
ここんとこ愚痴っぽい日記続きなので、今日はダラダラと思いつくままに。
それにしても「おしりかじり虫」を今頃メディアで取り上げちゃいかん。
せめて1ヵ月前に。
こういう情報って「『めざましテレビ』が最後」って基本思っておかないといけない。
めざましで取り上げられてる時点でかなり遅いんだから、それから取り上げてたらダメだよとラジオやテレビの制作者には言っておきたい。
世の中にはよくわからんことが五万とあるが、沢尻エリカの方向性ほどよくわからんものもない。
野球を知らないってのは僕の売りでもあるのだが、全く知らない訳じゃない。
なんとなくはわかる。
ほら、誰だっけ、メジャーで活躍してる人いるでしょ?
そうそう、ガジロー選手。
元ジャイアンツの人も活躍してんでしょ。
なんだっけかな、そうそうゴモラ松井ね。
えっ?ダルビッシュ?あぁマヨネーズつけて食べると美味しいよね。
…ほら、なんとなくはわかってるでしょ。
HASYMOのCDを買おうか、買わまいか、迷っている。
熱心なYMOファンでもないから、僕なんかが買っていいもんかどーかってな気持ち。
勇気を出して告白したい。
小林麻央ちゃんはカワイーな。
今更なぜかここにきて。
妙にテレビとかで彼女を観ると目が釘付けになっちゃう。
笑顔よりも、ニュースやなんかで神妙な面持ちをしてる時の顔にグッとくる。
日々暮らしてると腹立つこともある。
ちょっとした人の言葉や態度、怒りのボタンを押される瞬間。
多分、僕もいっぱい押しちゃってる。
難しいな。
でちょっと前、ほぼ日で「むかつく」って言葉について書いてあって、僕もちょっと考えた。
とにかく「むかつく」って言葉をなるべく口にしないようにと思った。
この言葉は強い。
吐き出した途端、周りを押さえ込んでしまう。
怒りや苛立ちの感情が増幅して聞かされた第三者の心まで支配してしまう。
逃げ場をなくしてしまうのだ。
ついつい口に出しちゃうんだけど、口に出す前に一旦深呼吸。
気をつけようと思う。
今日先輩から「『ハッとしてgood』っていつ頃の歌やったっけ」と聞かれて「トシちゃんのデビューは僕が小学4年の時、確か2枚目のシングルだから80年でしょう」と即答。
我ながらそういう記憶は完璧。
しかし最近のことは全然思い出せない。
何か買わなきゃいけないはずだったが、一体なんだったっけ?と紀伊国屋で呆然。
一昨日、昨日と全く思い出せずにやっと今日思い出せた。
本屋特集の「L MAGAZINE」だ。
昔はレコード屋とか本屋行ったら、いつ何が発売かとか頭の中でカレンダーがパッと浮かんだもんだが、ここんとこサッパリ。
むーん、ショックだ。
ショートカットの堀北真希ちゃん、カワイーにもほどがあるぜ。
高砂親方って愉快な顔してるな。
小学生の頃、ガチャガチャで「力士消しゴム」ってのがあった。
先代の若乃花とか北の湖に高見山(マルハッチ!ニバーイ、ニバーイ って30以上にしかわかんないよ)、輪島とかね。
なぜか「朝潮」はちょんまげを結う前の姿だったな。
当時、朝潮が連敗しててね。
「また朝潮負けたでー!」と大笑いしてたもんだ。
失礼ながら。
西川のりおのギャグで「朝潮のケツ!」なんてのがあったな。
「朝潮のケツみたいな顔」というのは今でも有効な比喩なんだろうか?
明日はライブ。
青山陽一、鈴木茂に堂島孝平!これは相当楽しみ。


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今あなたがご覧になっているHPは「OFF! 音楽と笑いの日々」です。
引き続きお楽しみ下さい。